↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/28

DAY2:佐藤 Part1

WAC→女性自衛官


――拘束されたまま椅子に座らされ、目の前の准尉に問われる。


「君は…何者だね。元自衛官と言っていたようだが」


「私は第〇普通科連隊に所属していました。認識番号は――」


立ち会っているWACがメモを取り部屋を出ていく。


「君は九州の部隊にいたのか。彼…水流1曹はどういう経緯で負傷したのかね?」


問われ、言い淀む。

正直に言っていいのだろうか。


「まあ、いいだろう…。日本で銃に撃たれるなんて滅多なことじゃあない。

質問を変えよう。君から硝煙の臭いがするが、何を撃ったのかね?」


「…」


「ははは、いじめすぎたかな?」


「班長…水流1曹は○○病院の近くで撃たれました。

院内から銃声がしたので、様子を見ているときに目の前で。

彼が落とした銃を拾って、病院の屋上から撃ってきた奴を撃った。

…それだけです。」


「そいつは死んだのかね?」


「距離があったので、わかりません。ただ、血しぶきが上がるのは見ました」


「そうか。いろいろあって疲れただろう。監視はつけるが、今晩はゆっくり休むといい」


そう言って准尉は部屋から出ていき、俺は拘束を解かれ、警衛所に併設された消防待機所の仮眠室へと移された。


銃を保持しながら無言で立つ2名の隊員にジロジロ見られながら、出された菓子パンと麦茶を頬張る。


「なんか気まずいんすけど」


「「…」」


「この感染症?は一体何なんすか」


「「…」」


「あの」


「申し訳ありませんが、我々は貴方と会話することを許可されておりません」


…はいはい、そーですか。わかりましたよーだ。


30分後、相変わらず無言で監視されながら床に就く。


たった2日でいろいろありすぎだよ。

目の前で何人も死んで、友達助けて、元上官が撃たれて、これまた助けて…おそらく人を殺した。

まいっちまうよなぁ…まったく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。