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パルティア視点 王城で食べることになった原因

 パルティアと申しますわ。


 という自己紹介は適当なものですが、さて今日は私、アンノ様というルミア様のメイド様に会いに来たのです。少々手伝ってもらうために。


 あっ、可愛らしい女の方が歩いて来ます。

 彼女でしょうか?

(しれっといるが、不法侵入)


「あの、アンノ、様でしょうか?」


「そうですが、何か御用でしょうか。」


 おっと、どうやら警戒されてしまったようです。

 そりゃあ、見知らぬ人間が敷地内にいたら警戒するに決まっています。逆にフレンドリーにされると…ルミア様が心配になります。


「そんなに警戒しないでください。ルミア様のメイドであるアンノ様であっていますか?」


 我ながら変態みたいですね〜

 パルティアはそんなことを考えていた。そこで、アンノ様が口を開く。


「その前に一つの質問を。」


「なんでしょう?」


「あなたは何者ですか?」


 あ、自分の失点に気づき頭がフリーズした(実は心はチキンなのだ)がリクト王子タイプでいう。


「すみません。名乗るのが遅れました。私、リクトと申します。この国第一王子をやらせてもらっています。」


 その姿にアンノ様は顔が真っ青になった。と思えば勢いよく頭を下げてくる。


「申し訳ございません。」


「ルミア様にもお世話になっているので大丈夫ですよ。」


 そもそもが、このことを言うのは内緒でここにいることを言うのと同意義なので私も被害を受けるのです。それをもっともらしく言い換えたのでした。


【感想】なんて偉そうなんだ!!


 もちろん、自分がですよ?

 それはともかく、このことによって、私はプレゼント探しに彼女を引き込むことに成功しました。


 と、その後に約束をして買いに行ったわけですが…これがとても楽しかったです。いろいろ話せて。流石、ルミア様のメイド様と執事様ですね。


 買ったのは宝石型のお菓子です。

 太陽の光を反射してキラキラと光っています。


 ルミア様は喜んでくれるでしょうか?


♢♢♢


 プレゼント渡しには…ムードが肝心である。


 できれば驚かせたいのだが…


「美味しいご飯食べるのはどうでしょう?どこかご紹介しましょうか。」


 その時、ロイジャ様がそう言ってくれた。

 美味しいご飯か…

 そこでロイジャ様がいう。


「とはいえ、リクト王子様が普段食べているものほどではないと思いますが。」


 ん?普段食べているものよりは上でないかも…?つまり…


「では、王城で食べるのはどうでしょう?」


 王城ならば、ハズレはない。

 読んでくださりありがとうございます。

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