ここが!?
当日、私は待ち合わせの場所にアンノとロイジャを連れていった。何故かそこにはブーもいた。
「なんでブーがここに?」
「なんでとは?一緒に遊ぼうと思い。」
聞くとなんでそんなことを聞くのだ?という風な顔をされた。
「それにしても本当にどこに行くの?」
「美味しいご飯を食べに行こうと思って。」
パルティアがそういった。ロイジャがいるからかは知らないが今日は男装だ。
と、いうかこの面子でご飯食べに行くの?
…ブーとか、というかそもそもパルティアがくらい高いから期待できるかも…美味しいのかなぁ!
安定のルミアだった。
「喜んでもらえて良かった。味には自信があります。せっかくなので目隠しお願いします。」
「えっ!私だけ?」
そう思ったが、外す時までのわくわく感を味わうのも良いかと思って言われる通り装着した。
♢♢♢
「ま、まだ?」
「もう少しです。」
目隠ししておそらく二十分ぐらい経つのだが未だに着かなかった。
「あっ、着きました。」
三十分ぐらいしたところで着いたと報告がありました。
「やった〜」
周りにはとくに良い匂いがしたりはしていないが料理店の近くなのだろうか?
「ここが?」
「そうです。では、案内いたしますね。」
パルティアに腕を引いてもらい階段のようなところを登っていく。
…目隠しで階段って危なくね?(※危ないです)
幸い、怪我はしないで登りきり席に座ったところで目隠しを外された。
「うっ、眩しい。」
ずっと暗かったので急に明るくなると目がチカチカする。
「え?」
目が慣れて来て最初に見えたのはシャンデリア。
それも超立派な。
そして、リクト王子形態のパルティアが見えた。
きっちりとお付き姿になったロイジャとアンノ。
髪を綺麗に撫でつけたブーが見える。
へ?
何?
「ここ、どこ?」
「言わないとダメですか?」
パルティアが、聞いてくる。
「はい。」
もちろんだ。教えてくれないと困る。
「私の家です。」
「あっ、リクト王子の家ですか〜」
「はい。家です〜」
なぁんだ。家か。
「って!もしかして…」
リクト王子の家ってことはつまり、ここは…
「お、お、お、王城!!?」
「そうです。大正解っ!ですよ。」
大正解っ!じゃねぇわ!
そういう服で来たんじゃないのに…どうしよ?
ん?それにしても周りの反応が無いな、
後ろを見るとすまし顔だ。
そこでやっとルミアは察した。
こいつら、グルだったな、と。
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