予定、パルティアナルシスト?
「すみません。ルミア様、予定って空いてる日、ありますか?」
私が授業前にヨシュリーナさんとお話ししているとパルティアが話しかけて来た。
予定?か〜、休日なら基本暇だけど。
「休日は基本的に空いてるけど、どうして?」
「いえ、一緒に遊びませんか?という誘いです。」
「遊ぶ?何するの?」
「そうですね…何かです。好きなことをします。ちなみにアンノさんとロイジャさんもお連れして欲しいのですが。」
何するのと聞くと一瞬詰まったように見えたが何を企んでいるのだろうか?それとも、単純に遊ばないかの誘いなのだろうか?
「ていうか、なんでロイジャとアンノ知ってんの!?」
しれっと聞き流していたがパルティアに二人の話はしていないはずだ。
「王子の秘密です。」
キラン、とウインクしてパルティアはイケメンポーズをとった。
「そんなわけあるか!」
「王子様…?どうして、王子様なのですか?」
二人でそういうふうにふざけたのだが、ヨシュリーナさんが話に入って来て二人は気づく。
ここ、ノーリズ学院では無いか!と。慌てたパルティアは口を開く。
「なんとなく、というか王子様が好きだからかな。はははははは…」
パルティアは目が死んでた。
ていうか、咄嗟に良い言い訳が見つからなったみたいだけど、これはちょっと…
もしかして、パルティアってナルシスト?
なわけないか…
まあ、今話してた言葉を事実として受け止めるとそうなるのだが。
「ルミア様。」
パルティアが何か物言いだげな目で私を見てくる。だが、その視線を丸ごと無視して、私は
「あっ、もうそろそろ授業始まるかも…」
と、席に座ろう、としたのだが…
「私、もっとルミア様とお話ししたいです。」
なぜか、ヨシュリーナさんが離してくれなかった。
なんでだよ!
「分かりました。」
仕方ないのでまた元の位置に戻り、話し始める。
そのパルティアナルシスト事件の後は普通に話は進んだ。
授業も終わり、屋敷に帰るとアンノとロイジャに休日行けるかなどを聞いてみた。
どちらもたまたま予定が空いていたらしくOKをもらえた。
良かった〜
ちなみにアンノにパルティアって知ってる?と聞くと、誰ですか?と言われた。リクト王子は?と聞くとわかりますと言われた。
「リクト王子の秘密って知ってる?」
「女であることですか?」
あ、知ってるんだ。
驚くルミアだった。
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