意外と
「ニュースではえらいことになってた気がするね。やばかったな。死人がいたりして景色がえげつなさすぎて、現地の撮影も出来なくて詳しく知る人は少ないらしいです。」
なぜか、いきなりフォンさんまでも共感した。
ていうか、めちゃ詳しいんですけど。
「知ってるんですか?」
「私も見てたんだよ。でも、あれは私がまだ高校生の時だったよ?あの時は若かったねぇ。それに、私の親戚が巻き込まれたし。生きてたけどね。」
不思議そうにそういうフォンさんにヤスシ様が言う。
「おそらく、時間をいろいろ変えて転生しているのだろう。」
ほう。なるほど。
それなら確かに辻褄は合う。
「でも、師匠との年齢差は大して変わりませんね。」
だが、よく考えるの師匠との年齢差は前世とほとんど変わりない。
「まあ、そういうこともあるのだろう。」
結構適当だな。だが、別に正しいことだろうが。
「そうですね..。」
そこでヤスシ様が声を上げる。
「まあ、よくわからんことを考えても意味ない。そうだ!ケータイ作ろう!ルミア様の。」
ヤスシ様切り替え早っと思うものの従う。
「いいんですか?」
「もちろん!無属性作れるか?それからなんだが。」
「おそらくは..、あ、できた。」
ロイジャやフォンさん、実母メフィルの協力のお陰で簡単に作ることができた。慣れてきたからということも大きいだろう。
「習得早すぎだろ。」
思わずと言ったようにヤスシ様が言った。
なんか、嬉しい。
「ともかく、それを練って作る。」
目を瞑って集中する。ケータイは、じゃーん!
「あっ、完成!」
「いやいや!」
完成した瞬間、フォンさんやヤスシ様が突っ込んできた。
ても、私の手には四角い物体、ようはケータイというものが握られていたのである。
「え!私は一週間ですよ。作り終えるまで」
「それが普通だ。」
ヤスシ様がいうならほうなのだろう。
「よし、まずはカエルのリビングからアップデートしよっと!」
ぽちぽちと押してアップデートする。パスワードはSUZINO416pianoだ。
そして、気の遠くなるようなアップデートの時間をさいて始められる準備が整った。
と、思ったら
「な、なんだと!」
やっと入ったと思ってみたらネットワークが不安定ですという鬱陶しい十二文字が目の前に現れる。
前世でも、これにはかなり腹を立てたもんだ。
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