尊敬の始まり
200pt達成!
ありがとうございます。
綺麗な魔法に見惚れていると、フォンさんから声がかかった。
「ルミア様もやってみてください。」
私は手をかざした。
声は遠くに遠ざかり、目を開けると綺麗に空間が彩られていた。
…もちろん、フォンさんには届かないけど。
「ふぅん。筋がいいねぇ。じゃあ、」
「ルミア様!すごいです!フォン様に褒められるなんて!」
フォンさんが話を途切れされるとすぐにライラ様がとんで来た。
どうやらフォンさんに褒められたルミア様すごい!みたいな感じになったらしい。
「いえ…」
「謙遜などしないでくださいませ。私、フォン様の誉めるものは素晴らしいと思っていますもの。」
あー。
尊敬している人を全面的に信用するやつですね。
でも、分かります。
「話を続けるよ。」
「はい。フォン様、失礼いたしました。」
フォンさんが話を始めようとした途端、ライラ様は自分の席にスタコラと帰っていった。
嵐だな。
「次はこれできるかい?」
土を出し、植物を生やす。
「はい。」
手をまたまた翳した。
シュルシュルと葉っぱが伸びていった。
「土魔法を持ってたんだね。じゃあ、土もいらないね。」
感嘆するフォンさん。
「はい。」
返事をする。火、以外はあるもんね。
ん?なんか、暗い?
見ると、全体的に暗くなっていた。
なんでかな?
ん?天井が緑?
って葉っぱだ!
「止まれ!」
慌てて言葉を発す。と、ともに言葉で言っても今がないことに気づき手をかざす。
だが、よく考えると土魔法では戻せないし…
「ウォーター、微塵切り」
取り敢えず水魔法で粉々にする。
もちろん、葉っぱだけ。
…人は大丈夫。無事です。
視界がまたクリアになった。
一応周りを見渡す。
ポッカーン
え?
クラスのみんな(フォンさんを除く)がすごく驚いている。
何かしたっけ?
「その、魔法なんだ。」
恐る恐る男の子が聞いて来た。
「ウォーター微塵切り…?」
我ながらネーミングセンス皆無だな。
繰り返すと恥ずかしい。
それでみんなポカーンとしてたのかも。
「ミジンギリ?てなんだ?」
今度はこっちがポカーンとする番だった。
…あっ、お嬢様だから分からないのか、またはその呼び名じゃないのか。
「細かく切ること」
「そんな、繊細でややこしい魔法を使えるなんて…」
キラキラ!
目がこれは,尊敬の目?
読んでくださりありがとうございます。
「極悪人と聴く除夜の鐘は」の方もよろしくお願いいたします。




