リクト
ルミア様、私は結果を見てきます。
そういって、この前の執事のテストの結果を見てきたロイジャは一位でしたと飄々といた顔で戻ってきた。褒めるとまんざらでもなさそうだったので、かなり出来が良かったのだろう。
ロイジャは結構顔に出る。
「この部屋かなぁ…」
「おそらく、合っていると思いますよ。」
部屋(多分合っている)に着いて、中を覗き込む。
…げっ、あのキモ王族いるじゃん!
むしろ、彼以外いない…。
素晴らしく気まずくなる予感がするのだが…
しかたない入ろう、ここに居ても意味がないし。
キモ王族は勉強している。
意外にも真面目なのか?
真面目な顔はそれなりにカッコいい。だが、こっちを向いたらすぐに胡散臭い笑顔を浮かべるのはやめてほしい。
あなた、これでもファンいるの?
…世の中、顔が大半を占めているとこの人を見ると思う。
「おはよう。」
「はい。」
気まずっ!
思わず心の中でつぶやく。
「そんなに固くならなくとも、リクトと呼び捨てで呼んでくれて構わないよ?」
王族なのにフランクすぎだろ?それでいいのか?
「構わない。父のように偉そうにしていても所詮現状維持までしか出来ないんだから。」
割と立派だったんだ
そういえば、リクト王族の父の弟が王なのか。リクト王族の父は…浪費家だな。
それも、典型的な。
行き過ぎているので王候補から排除されたぐらいにだ。
私も、そうならないように気をつけなきゃ。
最近、もふもふでふかふかの布団に依存しかける自分がいるからね…。金への依存は✖️!
荷物を持って着替えに行く。
朝練、体力のがあるからだ。
ドレスは死ぬて。
…流石に。
着替え終わり戻るともう全員来ていた。八人だ。
ブーはいない。
つまりは静かだ。
…パルティアもいないしね。
そういや、明日の時間割ってもらったっけ?
「あの…リクト様、明日の時間割って配られましたか?」
「リクトでいいですよ。」
…教室の空気が凍った気がした。
なんか、悪いことした?
「では、リクト…時間割って配られましたか?てか、本当に呼び捨てでいいですか?」
「全く、大丈夫です。…ルミア様に呼び捨てされるは少し無理だ…」
最後は小さく聞こえた。何を言ったんだろう?
まあ、いいか。ルミアは気にしないことにした。
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