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ブーは紳士

 そして、なななななんと!


 今日は、フィルラス学院の初授業だ!

 

 基本、四時間授業なので、今日もそうである。

 

 

一時間目…自己紹介後、体力測定という名の朝練

(※ドレスは禁止です。)

 二時間目…魔法授業

 三時間目…魔法授業(同じ) 

 四時間目…この世界の始まり(ガリオス先生より行われます。)



 ルミアは馬車に乗りながら予定の書かれたプリントを読んでいた。

 一時間目、ドレスが禁止って…来てきた人がいるのだろうか?

…きっと、いるんだろうな。

 流石はお嬢様方。ドレス着ないと死ぬのかな?

 めちゃくちゃ走りにくそうだけど。


 てか、ガリオス先生のだけわざわざ書かれてるんだ?

 人気なのかなぁ?なんか賢い人なのかも。

…と、思えば気軽に挨拶してたら自分、浮いてたかも。

   

 今更気づくルミア。

 まったくもって大正解なのだが、気づくのが遅すぎる。


「ん?なになに?」


 さらに下を読むとクラスによっての部屋が書かれている。


 

 S部屋…上位

 A部屋…中位

B部屋…下位


 

 S部屋、か。

 地図と照らし合わせてみてみる。

 ちょうど馬車も着いたので降りながら場所を確認した。


「ルミア様。」


 聞き覚えのある声にどきりとして振り向く。

 もちろん、ロイジャは私の後ろに構えている。


…フィルラス学院では、従者がいるのは当たり前であり、むしろ連れていないとバカにされる。

 

 案の定声をかけてきたのはブー様だった。

 

「ルミア様、おはようございます。よろしくお願いいたします。」


 突っかかってくるかと思ったがロイジャがいることに気づいたのか、あまり絡んでこなかった。

 

…ブー様、普通の対応できたんだね。

 

 普段がアレすぎて真面目な態度にすごく驚いた。

 今の顔はキリッとしていた。案外男前なので様になっている。

 女子の嫉妬の目線が私にふりかけぐらい降りかかる。

   

 なんか、よかった。


 ちゃんときっぱりできるなら別に問題はない。

…なぞの安心を覚えるルミアだった。


「では、私はこれで。」


 ブーが私って言った!?

 感動まで覚えるルミア。


「っ!」

 

 立派になった…(感涙)


 

 ブー様が去ってからも、ロイジャはその方向を向いていた。私は、あの人誰ですか?とかなるかと思い身構える。


「好青年ですね。目がきらきらしてて、変態かと思いましたが敵意はありませんでした。圧力でさえもかなり軽く受け流してましたよ。」


 ロイジャ!何してんの!?ある意味大物…

 読んでくださりありがとうございます!

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