有野 弘樹とルミア教
赤毛の女の子がこちらを睨んでる…
って私も入ってる!?
よく考えるとパルティアとブー様と、そして私を睨んでいた。
いや、なんで??
「どうかされましたか?」
パルティアがすごくめんどくさそうな態度で女の子聞いた。
「どうかされましたかじゃないんです。こっちは真面目に来てるのにふざけたことを言わないでください。」
それでも注意する女の子。
「勉強だけが全てじゃないです!私はルミア様にまたお会いするために魔力テストで倒れるまで魔力を使ったんですよ!」
は、つ、じょ、う、ほ、う!パルティア!
そんな無理しなくても…
私に会いたいためだけに…え?変人なの?
「そうだぞ!俺はここを受験するときには知らなかった。が、今は尊敬している。家の仕事でない変なのに徹夜をしてまで学校に来てるのはルミア様の為なんだ。」
いや、二日目ですけど。
「で、でも授業中にふざけるのはダメですよね?」
女の子は戸惑うように瞬きをしたが、ちゃんときつい口調で言い切った。
うん。私もそう思う。
「「ふざけてない!真面目だ!」」
二人の声が見事にハモる。
「綺麗…じゃなくて。何が真面目なんですか!どう考えてもおかしいでしょう。」
「「何が真面目か?全てだ!」」
またまたハモる二人。
「「お前、気が合うな! 」」
(握手)
「なにがですの?」
「「ルミア様への愛だ。」」
「ストーップ!」
この謎のカオスな場に思いっきりつっこんでいったのは、我らの担任、有野 弘樹であった。
…あなた、素晴らしいね。
おそらく、あの三人以外の全員が彼のことをスーパーヒーローだと思っただろう。
「授業は真面目にする必要がある。それは正しい。だが、別に私語が禁止されているわけでもない。ただ、ブーさんとパルティアさんにも悪いところはある。」
「「なんでですか!?」」
「「「「「「「いや、あるだろう!」」」」」」」
クラスの残りの人、全員の心からの叫びだった。
「まあ、続きを話すぞ。ブーさんとパルティアさんは私情に走りすぎだ。今は自己紹介だ。ルミアさんの紹介はいらない。」
冷静。有野、なかなかやるな。
だが、これも曲がりくねって解釈される。
「「なるほど。休み時間に布教しろと。」」
「まあ、そういうことだ。休み時間ならルミア教の布教を許そう。」
有野、勝手に決めるな!
そして、君たち、キラキラ〜、じゃない!
読んでくださりありがとうございます。




