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テンプレ!そして、敗北の道へ(大したことでないのでご安心を)

 ハラハラしたルミアだったが、王の静かにしろという一言と、倒れていた人が運ばれていったことで場は最初と同じ空気になった。


 安心、安心。

 と思っていると爆弾が。


「次は学校のクラスについて説明する。テストの成績でクラスは決まる。」


 うんうん。…え?


「は…?」


 そう言ったのは誰だったのだろうか。

 見事にみんなの思いを代表する言葉だった。

 ロイジャも驚いている。


「みなも驚いたであろう。これは、今年からの制度だ。クラスに身分は関係ない。敵国との対立がある中では質の良い者が必要だからだ。」


 なんと!?


「この学院主席卒業の暁には国の重要な役割を担ってもらう。」


 学院首席の権利すごっ!

 ま、私が首席になることなんてないから関係ないけどね。


「では、会場に移動を!」


「はっ!?」


 なんの、会場?それに応えるように王は言う。


「執事の抜き打ちテストを行う。優秀な執事は主人から。教育が行き届いているかを審査する。」


 こちらに関してはロイジャならば大丈夫だと思う。


…結構賢いから。


 ファイト!という目で冷静に言うルミアをロイジャが恨めしげに見つめる。


 そんな睨まれても、決めたの私じゃないからね!?


 飄々としている(自信があるのだろう)ものから顔が真っ青(自信がないんだろう)なものまでいる。


 全員の執事が教員に連れて行かれた。


「さて、」


 王の近くにいた男性が話を続行する。


「上から順番にクラスを発表いたします。これは、身分に応じて分けてあります。後、二日後にテストを行い、決めます。それまではご了承願います。」


「まずは上位クラス、パルア様、ルミア様、ルカリアン様、レイノ様…」


 ルカリア様はメフィルの兄の子供だ。


 上位クラスは全員で八人ほど。なぜなら八は縁起がいいから、だそうだ。なんでも、神様の数と同じだからだとか。


 それにしてもレイノ様ってさっき倒れていた人じゃん。キモ王族のせいで。


「次は中位クラス、ミカ様…」


「続いて、下位クラス、ライ様」


「なんで、ここなのだ!」

  

 王の右腕らしき人に食ってかかる影が一つ。


「どうされましたか、ブー様。」


ブー様!?


「ぷ、ぷぷぷ、ぷぷ」

 

私の腹筋はあえなく笑いに敗北したのだった。

 読んでくださり、ありがとうございます。

 


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