8、ずっと結婚したいと思っていた
私にとって、結婚とは高嶺の花です。
統計データによると、昔の日本人はそのほとんどが結婚していたそうです。結婚していなかったのはたった4パーセントしかいなかったというのです。
ということは、私も昔だったら結婚できていたのでしょうか。いえ、私は間違いなくその4パーセントに入ってしまうのでしょう。
いまや結婚はとても難しいです。男性の3割近くが未婚で、まだ上昇する可能性があると言います。
全体の3割が未婚なら、私は間違いなくその3割に入ってしまいます。
つくづく思うことがあります。すべてがさかさまになったら、私は世界有数の成功者になるのになと。笑
私はずっと結婚したいと思っていました。
理由を聞かれると、「異性と一緒に暮らすなんてすごいことだ」程度のことなのですが。
ですが、最近は結婚しなくて良かったと思うことも増えました。
もし、結婚していたら、奥様にも子供にも、奥様の家族にもとんでもない迷惑をかけることになっていただろうなと考えるようになったからです。
自分の幸せだけだったら、「異性と暮らせる。すごい」ということで完結するのですが、それに付随する義務や責任を考えると、「異性と暮らせる」だけで結婚するのは浅はかすぎると感じています。
私が結婚できなかったのはある種、神様が「お前を結婚の義務と重圧から守ってやった。お前ごときで背負えるものではなかったのだ」とおっしゃってくれたからなのかもしれません。
性欲というのは強いですから、人は勢いで結婚までいってしまうところがあると思います。
そうやって命というのは続いてきたところもあると思います。
勢いを使わず、冷静さを持って命を営むというのは難しいと思います。
ところが、後になって義務や重圧がのしかかってきます。
子供を虐待したとか殺してしまったというニュースを聞くと、勢いで命を営んだけれど、重圧や義務に耐えきれなかった側面があったのではないかと感じています。
こうして考えると、ブスで生まれるということは大事なのかもしれないと感じてしまいます。
ブスに生まれると、だいぶ勢いはそがれます。
勢いがなくなれば命が冷静に見られていくようになるのかと思います。
それがいいことなのかは判断しかねますが。
私は生まれない方が良かった命もあるのではないかと考える立場です。
生まれない方が良かった命、何を隠そう私はその筆頭です。
いえ、その考えは少々残酷でしょうか。自分の親からすれば、そんなことはないと言うでしょうから。
命の難しさを感じてしまいます。結論を出すのが難しい問題です。
最近は晩婚化、少子化しています。先進国はどこも少子化傾向です。
勢いで命を営むのではなく、戦略で命を営む時代なのでしょう。
勢いで生まれた命と戦略で生まれた命。
どちらの命が命にとって良いのか私にはわかりません。
ただ1つ言えることは、貧困が不幸なのだとすれば、貧困な子供は勢いから生まれているということです。
うーん、色々考えていまの私の心境は、結婚できなくて良かった気がしてきます。
しかし、結婚できない代償は支払わされます。生涯孤独で、身寄りのない人生を送らないといけないのです。
誰かを傷つけるよりは自分が傷ついたほうがマシという精神で乗り切るしかないでしょう。
結局、何やってもきついきつい。それに尽きます。




