22、常にお手本は存在する
小説にチャレンジ中です。
自分なりに書いてみるしかないのが小説だと思いますので、いま悪戦苦闘しながら書いています。
最終兵器、螺旋というタイトルで書き始めました。近日中に公開できるように頑張ります。
どんな作品を書こうかというときに、今の時代は常にお手本があります。
たくさんのコンテンツがあり、私自身もたくさん親しんできました。
出会ったコンテンツはすべてお手本だと思います。
私は新世紀エヴァンゲリオンという作品がとても好きでした。
エヴァンゲリオン以前のアニメは子供が楽しめるように構成されていて、きれいごとが描写されていました。
しかしエヴァンゲリオンは人間のリアルな部分が表現されていました。
主人公のひねくれた少年像、親子の微妙な関係、人類のために戦うことを強制される中での怯えや葛藤。
アニメという媒体では、こうした人間のリアルな部分を描くことはタブー視されていたところがあったと思います。
これまでは悪を倒す正義のヒーローが主人公でした。
しかし、エヴァンゲリオンには明確な悪が存在せず、最後は人間が敵になっていきます。
正しい選択などないまま、人間のエゴイズムによって歴史が刻まれていくのです。
最終兵器、螺旋はエヴァンゲリオンをヒントに書き始めました。
善悪が明確に存在しない中で、人間のエゴイズムが振りかざされ、その中で少年少女が何かを見つけ出そうとするものを書きたいと思ったのです。
エッセイで書いている通り、私は底辺です。きれいごとでやってきて隅に追いやられた人間です。
そんな私にとっては、かつてのアニメのような作風は決してできないと思いました。
努力すればうまくいくなんて書けません。
絵に描いたような幸せなんかも私にはかけ離れた夢のようなものです。
私に書けるのは、人の世は辛くて苦しいということ。
その中で必死にもがくしかないということ。
神に祈るしか希望を見出すことなどできないということ。
私の書く小説はそういうものになっていくと思います。
私に小説技巧があれば、どんな作風でも書き分けることができるのかもしれませんが、私に技巧はありません。
伏線とか特別な仕掛けとかも私にはうまくできないと思います。
だから、自分を出すだけです。それだけで書くしかないのです。
それでも、できる限り面白い小説にしたいという願望はあります。願望が叶うかは別としてです。
さまざま試行錯誤して、面白い小説を目指していきたいと思います。




