―クラス分け試験2―
教師が倒れたということで2,3年の首席と次席が試験監督を務めることになった。この情報に、メイたち以外で反応したものが二人いた。一人目はディルフェルト。二人目は、ガルシア・マルケス・ファルミア。なぜならこの二人の兄がどちらも3年の首席と次席だからである。
―扉が開く。四人の上級生を目の当たりにした他の試験者はその圧倒的な存在感に目を奪われ気づかない。ガルシアが
「兄上、本当に来たんですかぁぁぁ」
と叫んでいたことを。そして2年首席アリアがメイの方に歩み寄りながら
「メぇぇぇぇイぃぃぃぃ。もう一回、もう一回測定し直しましょぉぉう?」
圧だけで全員が一歩下がった(メイ、マリア、ディル、ガルシア、そして他の上級生―リリア含むたちを除いて)
「わかったぁ〜」
義姉からの圧力をものともしていなかった。(めっちゃ素直。そして可愛い。)新入生のほとんどがそう思った。一部の生徒は(さらっと圧力流してる!!)と変なところで驚いていた。
「ちょっと待て。落ち着けアリア。まずは教師運び出すのが先だろう。」
床に折り重なって倒れている教師たちを指さしてアルファルドが忠告するもアリアがすかさず
「そんなことより(そんなことよりぃぃぃ!)←誰もが口に出さず突っ込んだ。
「メイの30000と言う数字がホントかどうか確かめるのが先よ。アルファルド。」
負けじと言い返すアルファルド
「それを言うなら俺の弟のディルはどうなんだ?アリア、こっちも25000っていう異常な数値だぞ。」
―パァン。誰かが手を叩く
「はいはい、そこまでです。婚約者同士の痴話喧嘩は他所でどうぞ。」
そう言いながらおっとりと笑うのは2年次席のリリアだった。
「ん〜もっかい測ったけど⋯⋯」
「俺も〜」
メイ魔力量30000確定。
ディル魔力量25000確定。
「おもしれえじゃん。おいガルシア。お前も隅で空気になってないで測定しろ。」
「はい。兄上。」
ガルシア、―魔力量23000
マリアが横で測ってみる。―魔力量20000
「⋯⋯」
流石に上級生全員口を閉じた。次の瞬間ガルシアがゴルシアに向かって、
「なあ、兄上。今年はどうなってんだ。」
「その“どうかしている側”だろ。お前は。」
げんこつまで喰らいました。
「いってぇ。なにすんだよクソ兄貴。」
「軽く叩いただけで痛いのかよ。貧弱だな。」
兄弟喧嘩が勃発していた。
「まぁ、外野はほっといて測定進めましょ。」
半ば投げやりにアリアがいう。
「アリア義姉様〜なにか手伝うことはありますか。あれ分解したいです。」
メイが測定器をものすごいキラキラした目で見ながら言う。
(いや、魔力量化物なのにまじかわいいんですけど)アリア含めて全員が見当違いな方向にそう思った。そして床に倒れた教師は最後まで放って置かれた。
人がいっぱい
そのうち人物紹介出します




