↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/35

出立の日、別れの挨拶

祇梨蓮斗が妖人街に来て正史の時間で一週間が経った。神との戦いの後、滝壺間宮の判断で通常通りの時間で過ごした訳だ。

蓮斗「まだここに来て1週間なのに、数ヶ月も過ごした記憶があってちょっと頭が混乱しますね。」

新島「そうだね、ここに来て、色々あったからね...蓮斗くんはここでの訓練、どうだった?」

蓮斗「厳しい物でしたけど、とても、楽しかったです。流石に神様と戦う事になるとは夢にも思わなかったですけど。」

新島「あはは、確かに。でも、ここに来た時よりも、強くなったんじゃない?」

蓮斗「えぇ。ここでは多くを学ばして貰いました。また、来たいですね。」

新島「そう...そう思えるんだったら、良いんじゃないかな?」

祇梨蓮斗と新島杏がそんな風に談笑していると社の方から月柳と滝壺間宮、他の神々達がやって来た。

滝壺「もう出発か、早いもんだね。」

月柳「蓮斗よ、またここへ来る機会があれば妾達はお主を歓迎する。いつでも遊びに来い。」

蓮斗「はい。必ずまた、ここに来ます。来る理由も私にはありますし。」

黎明「来る、理由...?」

蓮斗「お墓参りはしないとですし。」

月柳「そう、か...。またお主に会えるのを楽しみにしておる。新島も、体には気をつけるのじゃぞ。」

新島「はい。皆さんも、お元気で!」

神々「おう!/うん!/うむ。」

新島杏達が語り合っているのを眺めていると滝壺間宮が祇梨蓮斗に近付いてくる。互いの目が合うと会話が始まった。

滝壺「蓮斗君、あれ以来根源魔法は?」

蓮斗「うんともすんとも言いませんね...今は全く発動できません。やっぱり、黒王戦鬼と目的が一致しないと使えないみたいです。」

滝壺「そうか、じゃぁ次会う時は根源魔法を使いこなせる様になってるのを期待しとくよ。」

蓮斗「期待しておいてください。次会う時は少しは本気を出させてみせます。」

滝壺「いい度胸だ。だが、それもいい。」

蓮斗「それでは、1週間ありがとうございました。」

月柳「うむ、気をつけろよ。」

黎明「また、会おうね...!」

刹那「頑張れよ〜!」

麻姫「...バイバイ」

黄昏「まったね〜!!」

花園「元気でね...。」

蓮斗「はいっ!それではまた!」

そう言い祇梨蓮斗と新島杏は数ヶ月滞在した神社の石階段を下りていく。どこかもの寂しくもあり、次の修行の場に対する楽しみもあった。そんな絶妙な気分で石階段を降りていると石階段の下、鳥居の方からとても暖かく、柔らかい桜の香りの風が吹いた。そして、祇梨蓮斗はその時確かに聞いた。

桜陽「「また、遊びにおいで...」」

蓮斗「桜陽さん...はい、また来ます。」

新島「ん?蓮斗くん、何か言った?」

蓮斗「いえ、なんでもありません。それじゃあ最後の目的地に向かいましょうか。」

新島「そうだね。それじゃあ最後の目的地、関東、芸能プロダクション朝日に向けて、出発!」

蓮斗「おーう!」

こうして祇梨蓮斗と新島杏はとても長く、とても短い一週間を過ごした妖人街を後にしたのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清和「蓮斗は上手くやってるようだな。」

荒山「あぁ。やはりあんたの倅と言う訳か。成長が楽しみだよ。なぁ、在野の強者殿?」

清和「その呼び方やめろ。今は、便利屋如月の社長って名乗ってるんだから。」

荒山「そうですな。ガハハ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。