17 .22LR VS 7.62×39mm
本作のヒロインは自分以外の銃を基本的に見下します(相手がCZ75であろうとSG550であろうとM400であろうとNTW-20であろうと80cm列車砲Doraであろうと性能や威力なんて関係ありません)。
なぜなら彼女がヒロインだからです。ですのでそういう描写が今後も多数登場しますが気にしないで下さい。
僕はゾンビ狩りにて手に入れた腕時計二個と指輪二個を売り払い、二百三十ドルを手に入れる事が出来た。その後【Layla's mana shop】に向かい、手に入れた魔石を売り払う事にした。
「聞いたよ!うちの店に魔石を納品してくれるんだってね!」
エルフの女店主、レイラさんは僕の事を覚えているようで、店に入ると早速声を掛けてきた。
「信用出来るだけの実績が無いと、仕事を斡旋してくれないようなので。……取り敢えずこれが今回の分の魔石です」
「あいよ。まあ、他人に頼むような仕事は荒事が多いからね。失敗した時のリスクも大きいし、ある程度腕が信頼できないと任せられないのさ」
レイラさんは、魔石を秤に乗せながら俺の言葉にそう返してくる。
「今回は、しめて四十ドルってとこだね」
「じゃあ、それでお願いします」
その後レイラさんは魔石の納品を助かると言い、五百ドルの納品を頑張るように応援してくれた。
『やはり、ゾンビやグールの魔石はあまり金にならないな。元人間であった事の旨みは大きいけどよ』
黒髪のツインテールを指先でくるくるといじりながら、ナインティーンは呟いた。彼女の言う通り、消費した弾丸の量を考えると、それに対する魔石の値段はあまり美味しくない。だけど彼らが持っていた財布や装飾品は随分とお金になった。
『まあだが、これまでは運が良かったから、これだけの金が手に入ったとも言える。人間を殺した奴がモンスターだったか、それとも他にもっと目立つ金目の物があった所為で指輪や時計を取り忘れたかのどちらかだ。次もこうとは限らないんだよなぁ』
さて、どうするか?と彼女は考えながら【Layla's mana shop】を僕と共に出た。
その後、【田中銃砲店田中】にて再び.45ACPを五百発を百発購入した。これは訓練で使用するための弾丸だ。そして……
「どうしよう」
『どうするかな……』
銃砲店の店内で僕とナインティーンは、あることについて悩んでいる。
それは、.22LRがあまりにも貧弱だったため、僕が今の装備が不安である事を彼女に伝え、それに対する対応策を考えていたためだ。
先日のゾンビ相手の戦闘において、初めの一匹こそは運が良かったため.22LR弾によって一撃で倒せた。
おそらく鼻の穴か眼球の穴を通って脳に達したのだろう。しかし残りの五匹は百ヤード圏内で何発も頭部に当てたのに結局、倒せたのは三匹だけだ。残りはM1911で結局倒す事になった。倒したと思った三匹も内一匹は完全には死んでおらず、全部のゾンビの頭に.45ACPを念のため叩き込んだのだ。
.22LRの威力は※貧弱すぎる!下手すると何発も当てないと相手を無効化できない!
※長いので文末に記述
このための対策は二つ考えられる。一つは量を叩き込むこと。一発で死なないなら何発も叩き込めば良い。丁度良く55rdも入るドラムマガジンが店で売っていた。値段はたったの7ドルだ。弾丸の値段も22LRは桁外れに安い。というか.22LRに関しては弾丸だけじゃなく銃まで安い。
店のゲージには.22LR用のHK416やM4やM16、AR-15が三百ドルから七百ドルで売られている。隣にある中国版AK47の方が高いくらいだ。
もう一つの対策はルガーの10/22を売って別の銃に乗り換える事だ。そして乗り換えられそうな値段の銃が目の前にあった。それはSKS!
目の前のSKSも中国製のコピーだ。
『SKSは7.62×39mmを発射するカービン銃だ。AK47の一つ前の世代の銃と思えば良い。値段は二百ドルか、買えるな……だが』
ナインティーンはあまり、この銃を購入したくは無いようだ。
『だが、中途半端すぎるぜ!狙撃は出来ない。フルオート機能も無いから接近戦で弱い。時代遅れの銃だ』
「狙撃出来ないって?命中率が悪いの?」
『悪い。AK47シリーズやM-16シリーズと同じくらいに悪い。なにせカービン銃だから狙撃を目的として作られていない。アタイでも※オープンサイトで三百ヤードのマンターゲットを※※辛うじて外さない程度の命中率しかないんだぜ!』
※スコープじゃ無く備え付けのサイト
※※ナインティーンは立射で当てます
「それって結構良いじゃない!?今の話だとルガー10/22より若干良いような気がするけど」
『そうだな。だが10/22を馬鹿にするわけじゃないが、10/22と比較する方がおかしいんだ!弾丸が違いすぎるんだからな。逆にルガー10/22は.22LRを使いながらも素晴らしい能力を発揮しているとアタイは思うぜ』
「……決めた!SKSを買う!」
『まあ、アタイも自分自身が使えない状態で敵に襲われてる時に、道にルガー10/22とSKSの二つの銃が落ちているなら間違いなくSKSを選ぶけどよぉ……』
「嫌なの?」
『相棒には、※こんな情けねぇ銃を使って欲しく無いぜ』
※SKSは間違いなく、素晴らしい銃です
「う~ん。でもやっぱり買うよ。勿論一番はナインティーンだけど、遠距離戦で不利過ぎると思うから」
『仕方ねぇな』
こうしてルガー10/22をスコープマウント付きで弾丸と共に下取りに出して、チャイニーズSKSをスコープマウント、予備の30rdマガジン二個、7.62x39mm FMJ 百二十発をつけて貰い二百四十ドルで購入した。
しめて四百ドルだ。
弾丸は百二十発で四十ドルの物だった。
因みに、ドラム缶の百発十ドルの弾は絶対に買うなと、ナインティーンに忠告された。
「良いね良いね、回転が速いのは安かるぜ坊主。毎度あり!」
銃砲店の正造さんは機嫌が良い。しかし僕達の残金は十ドルしかない。ついでに正造さんに言って、水を1ドルで汲ませて貰い、ペットボトルの水を満タンにした。彼から濾過器はつけているが呑む時は煮沸するように此処でも言われた。
※.22LRの威力について
日本のスレでは皮財布すら貫けないというコメントがありました。
youtubeでは300yd離れたデニム4枚重ねの肉の塊を貫通しているのを見た事があります。この違いは弾丸の威力は銃身の長さと弾頭の種類でも大きく変わるためだと思われます
ピストル自殺では頭部の皮膚にめり込んだ後、弾丸が頭蓋骨を貫通できずに頭の周りの皮膚の中を一周するという話が良くあります。下手すると入射穴から再び飛び出してくるという笑い話さえあります
アメリカのスレだと.22LRが100ydで頭蓋骨の薄い部分なら貫通できるかという質問に対して、可能だというコメントと頭蓋骨の厚いところだと無理だというコメントが一般的でした。スレ主に対して.308を使えよと言ったコメントもありましたけど
実際、アメリカ陸軍特殊作戦コマンドの隷下の特殊部隊やCIAはルガー10/22のサプレッサータイプをスコープつけて暗殺に使用しています。このときの弾丸は当然サブソニック弾になり貫通力は低くなりますが、暗殺任務ですから相手をほぼ即死させなければいけないわけです。何故なら死なない場合は、相手が逃げたり、隠れたりするので……
その事を考えれば、スコープを使う距離でしかもサプレッサーをつけた亜音速弾でもそれなりの威力があると言う事になります
でも100ydで25セント硬貨を貫通できずに、へこましただけだったという記述もインターネット上にはあるんですよね。正直訳解りません
個人的には.22LRで頭蓋骨を抜くのは無理だと思っています。私が別で書いている「異世界から来た勇者」(←お奨め!)では主人公が頭を銃で撃たれて脳味噌を飛び散らかすシーンがあるのですが、一般的な拳銃弾では難しいと考えいたので、50AEにわざわざしたくらいです
ですが、22LRは人間相手なら十分な殺傷能力を有しています。それだけは確実です
目標:魔石納品500 残り460
魔石:1
腕輪:1
腕時計:1
指輪:0
携帯濾過器:1
予備フィルタ:3
H2Oペットボトル2L:3
携帯食料:14
鍋:1
布テープ:1
ダガー:1
F1対人手榴弾:3
.45acp:83
10rdsmag:2
15rdsmag:1
SKS スコープ搭載
予備マガジン:2
7.62×39mm:120
水筒:1
フラッシュライト:1
単二電池:6
US$:9
円:10K




