入試会場へ!
こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!
やばい、急いで行かないと!!
身だしなみを急いで整え、朝ごはんを食べる。
試験って…確か7時半から。
あと15分……
確か校長先生は、学園の入口に来て…って言ってたよね。
朝ごはんの、ジャムをつけたパンを食べながら考える。
試験内容、校長先生教えてくれなかったな。なんでだろう。
ーーー
ーーー
…あと5分。やばい。
少し早歩きで、部屋から出て玄関へ。
エレットは広いから…時間かかるんだよね…
靴を履いて外に出る。
するとそこには、もう先生たちと、私と同じくらいの年齢の子達が集まっていた。
「…間に合った。」
1番後ろに行って、周りを見回す。
…ニトさん、いるかな。
「だれでしょっ!」
「うわっ!?」
その時、目を誰かに隠された。
これは…
「ニトさん?」
「せいかーい!」
目を隠していた手を退かして、私を覗き込む。
「…本当に遅刻したかと思った。うち、7時15分に起きてさ。」
「え!?そんな時間に起きてここまで来たんですか?」
「そう…朝ごはんを大急ぎで食べてさ。服も着替えて…とにかく、間に合って良かった!」
「良かったですね!」
ニトさんと顔を見合わせる。
「はーい、皆さん!」
その時、校長先生の声がした。
「これから、入学試験が始まります。受験生の皆さんは荷物を持って、この馬車に乗ってください!」
校長先生が言う。
馬車か…乗ったことないけど、楽しそう。
でもどこに行くんだろう…?
「…じゃ、行こっか。」
「あ、はい。」
ニトさんが私の手を引く。
他の子も、ぞろぞろと馬車に乗る。
「凄い、ふかふかだ…」
席について、椅子に座る。
クッションがふかふか…
「…緊張するね…」
荷物を置いたニトさんが私に話しかけてくる。
確かに、馬車の中は重い空気が流れている。
…私、入試本当に大丈夫かな……お腹痛くなってきた…
…でも…行かないと、エレットに入れない。
私は、そう思い直してニトさんを見た。
…もふもふしてそうな耳がぴょこぴょこしてる…
本人は至って真面目な顔なのに…
「…ふふっ」
思わず笑みがこぼれる。
「…?うち、おかしなこと言った…?」
「あ、いやなんでもない。」
これから、入試が始まるのか。
エレットに入るために。
魔法について、もっと知るために。
頑張ろう。
読んでくださりありがとうございます!
次回もお楽しみに!




