入試開始!
こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!
しばらくして。
「ここが入試会場…?」
「…こんなところが?」
森の…入口…?
も、森で入試を…?
「じゃあ、受験生のみなさん!」
校長先生が、みんなに呼びかける。
「まずは、このクリスタルに順番に手をかざしてください。」
そういって、いつの間にかある机に、校長先生がクリスタルを置く。
水色で綺麗なクリスタル…。
そしてみんなが並んでいく。
私も慌てて後ろに並ぶ。
1番前の人が手をかざしています。
すると、クリスタルが一瞬だけ光り、何かを映し出しました。
よく見えないけど…魔力量とか、属性とか書いてる…?
そして、先生がメモをとります。
その後、次の人がクリスタルに手をかざします。
ーーこれを繰り返すこと数分後…
私の番が来ました。
「手をかざしてください。」
そう先生に言われた通り、クリスタルに手をかざしてみます。
クリスタルが一瞬光ったあと、ステータスのようなものが映し出されます。
「魔力102、体力154、能力82、技術95、知識471、発想148…」
先生が、映し出されたものを口に出しながらメモをとります。
「…属性全て……!?…普通は1~3つなのに…」
私の属性欄を見て、先生は驚いています。
…全属性だけど…そんなに珍しいの…?
「え、ユノン全属性なの!?」
私の後ろに並んでいたニトさんが話しかけてきます。
「え、そうだけど…そんなに珍しい…の?」
「そうだよ!」
少し食い気味に返事をしてきます。
…本当…?
「なになにー?」
「全属性って聞こえたけど…?」
私たちの話し声が聞こえたのか、みんなが集まってきます。
…こ、こういうときどうすれば…?
こんな注目されたことないし、喋れないし、私の声、小さいから絶対聞こえないし、聞こえなかったら気まずいし…
…絶対私今顔赤い!!!!
そう考えている間にも、人はどんどん集まります。
どうすればいいのー!!??
「みなさん!!!」
その時、校長先生の声がしました。
「今は試験中です。元の場所に集まってください。」
そう、校長先生が少し大きい声で言ったらみんなが散っていきました。
…ありがとう校長先生。
「…次、うちの番だ。」
戸惑いながらも我に返ったニトさんが、私の横に。
私もすぐさまその場所を離れる。
助かった……
ーーしばらくして。
全員の測定が終わりました。
先生が、口を開きます。
「みなさんには、これからこの森の中で、あることを達成してもらいます。」
そう言って、先生は何かの紙を取り出します。
「これからみなさんは、この森に入ってもらいます。…森に入ったら、帰り道は無くなります。」
え…?
無くなるの…?
「そこで、みなさんには自分で魔道具を使って、脱出してもらいます。」
ま、魔道具…?
「魔道具とは、魔石など、魔力があるものが入った道具です。魔法のレベルなどは関係なく、誰でもあらかじめ設定した魔法が使えます。」
じゃあ私でも…魔法が使えるのかな…?
「…みなさんには、材料を集めて魔道具を作り、この森から脱出するという試験を行ってもらいます。詳しくは、この紙に書いているので。…じゃあ、準備が出来次第、森に入ってください!」
そう言って先生は、1人ずつ紙を配っていく。
…じゃあ、私の力で森から脱出する…ってこと…?
紙をもらい、見てみます。
材料は…魔石がいるのか…あとは自由…
そして施設で魔道具を作る…?地図があるけど…
…結構奥の所にある…
そして魔道具を使って脱出…か。
本当に私に出来るの…?
そう思いながら小さいカバンに荷物を入れます。
ニトさんはもう森に入ってる…?
…私も、行こう!
私も、森に入りました。
その時。
「え!?」
誰かの声が聞こえ、後ろを振り返ってみます。
帰り道が、土砂で塞がってる…?
…まさか、帰り道が無くなるってこういうこと!?
「…本当に、出来るかな…」
読んでくださりありがとうございます!
次回もお楽しみに!




