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初授業の日

こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!

しばらく経って、翌日の朝になりました。

昨日ニトさんが、一緒に教室へ行こうと誘ってくれたので私は今、部屋の前にいます。


コンコンとノックをして、「ユノンでーす」と言い待ちます。


そして、しばらくしてニトさんが出てくると、私たちは一緒に喋りながら行きます。


「えっ、ニトさん制服似合ってます!」


「ありがと、ユノンも似合ってるよ!」


「いえ、私なんてそんな…」


「…いや、絶対似合ってる。自信持って!うちが保証する。」

まあ、ニトさんがそう言うなら…


こんな会話をしていると、あっという間に教室に着きました。

でも、


「…早く来すぎたみたいだね。」

「そうですね……」


教室には誰もいませんでした。

そう、まだ7時20分。

いつもなら、朝食を食べている時間です。


シーンと静かな教室の中、私たち2人は自分の席へつく。


「…初授業だからって張り切りすぎたね……」

「はい…」


私と同じことを思っていたらしいニトさんは、退屈そうな顔で座っています。

そんな時でも耳は、暇なんて言ってられないくらい動いてるけど。


「…ユノンってさ、全属性じゃん…なんでそんなに自信ないの?」


「え?」

私を見ながらニトさんが、独り言のように呟く。


「いや、まあ…答えなくてもいいけど…」

と言って前を向いたあと、また私を見る。


「さっきもそうだし…今までもそう。もっと自信を持っていいと思うよ。うちは。」


…確かに私は自分に自信を持てない。

なんでなんだろう…


そう思って天井を見ながら考えていると、ニトさんが言った。


「…まあ、うちも自分に自信が無いかも。だから人のこと、言えないけどねー」


「え?」


ニトさんが?

意外な一面に、驚いた。

ニトさん、陽キャだから自分に自信を持ててると勝手に決めつけてた…


「あっ、ユノンちゃん」

名前を呼ばれ、少しドキッとする。


「リオンさん」


「2人とも、早いね。来るの。」


「ま、まあね…張り切りすぎちゃって。」


「今日初授業だもんね…分かる、僕も張り切っちゃった。」


そんな他愛もない会話をしている時、ニトさんの頭がキャパオーバーしてることにようやく気づいた。


「え…?王子と…ユノンが…友…だち……?ていうか王子…同じニールだったって…きづかな…かっ…た……」


「まあまあ、僕も同じニールに同じ1年。そんなに緊張しないでいいよ。」


「喋りかけられた…?王子に……?」


私は、その様子を眺めながら微笑ましくなる。


「あ、もう少しでホームルームが始まるよ。」


その言葉に気づき、時計を見るともう8時。

ニールの中も、人が増えていつの間にか騒がしくなっていた。


「今日から、エレットの生徒…」


何度考えても、口が緩む。

あの頃の私には、信じられなかっただろうな。

…でも、エレットの生徒として恥じないようにしないと。

今日から、頑張ろう。

読んでくださりありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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