ユノンの夢
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「さ、こっちに来てね。」
「わっ!?」
そう言って、いきなり縛られた。
そのあと足枷を外して、女の人は、私を雑にロープで引っ張って、歩いてどこかへ向かった。
少しした頃、手術室のような部屋に着いた。
そして、私を台の上に乗せると、男の人がどこかからやってきた。
その手には、キラリと光る物が。
「えっ」
ロープで縛られて動けない…、身動きが、取れない!
私が必死に抵抗してる間にも、男の人は迫ってくる。
いつの間にか、私との距離は30cm程に。
だ、誰かっ…!
「ユノン!?!?」
聞き覚えのある声がした。
それと同時に、私のロープが切られて私は空中に浮く。
えっなに!?
声がした方向を向くと、そこにはニトさんと校長先生がいた。
「大丈夫!?ユノン!」
「ユノンさん、大丈夫でしたか!?!?」
「チッ」
心配の声に紛れて、誰かの舌打ちが聞こえた。
ふと振り向くと、そこには誰もいない。
あるのは、切れたロープと光るものだけ。
女の人と、男の人はどこに行ったの…!?
唖然として辺りを見渡す。
でも、女の人と男の人の姿はもう無かった。
「ユノン、逃げよう!こんなところ!」
「あ、うん!」
ニトさんに連れていかれるがまま、私は建物を出た。
ーーーーー
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「で、何があったんですか!?」
「ええっ、と…」
…まず、私は、制服を見終わって、ベッドに寝転がっていた。
でも、いきなり窓が割れて誰かが入ってきた。
その人は、窓が割れた音も、足音も立てずに静かに私に向かってきた。
そして迷いもなく、私に何かをしてきた。
その後すぐ、私は眠くなって、寝たらダメだと思いながらも抗えずに寝てしまった。
そして気づいたら牢屋にいたのだ。
「そんなことが……」
校長先生は青ざめ、ニトさんは黙って聞いていた。
「……るよ!」
しばらくの沈黙の後、ニトさんが何か言った。
「そんなやつら、うちが打ちのめしてやるよ!」
「でもどうやって……?」
「そ、それは……」
私の問いに、ニトさんは少し言葉に詰まった。
「……でも!とりあえず今後こんなことが無いようにうちがユノンを守るから!」
「まあ、あなたたちが危ない目に遭わないように、私も全力を尽くします!生徒たちを守る。それが校長の役割なので!」
「……ありがとうございます。本当に、こんな私を……」
そして私は精一杯、2人の前で頭を下げた。
人の目なんか、この時だけはどうでもよかった。
頭を下げる私の目には、涙が溜まっていた。
「そんな気にしないでよ、うちがしたいだけなんだから!」
「そうです、ユノンさん。ニトさんの言う通りです。」
私は涙を悟られないように、隠れて涙を拭った。
そして、こう言った。
「……ありがとうございます。私も、校長先生やニトさんのように自分や、みんなをを守れる魔術師になりたいです…!」
読んでくださりありがとうございます!
次回もお楽しみに!




