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ユノンの行方

こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!

放課後。


ニトさんに誘われて一緒に寮に帰っています。

ニトさんの部屋ってどこだろう。


「あ、うちの部屋ここだって」

そう指さした先は私の隣の部屋。


「私…ここです。」


私の部屋を教えると、ニトさんは一瞬驚いてすぐに笑顔になり、

「ユノンが隣なの!?やった!!これからよろしくね!!」


耳をぴょこぴょこさせながら言う。


「こちらこそ…!」


ニトさんが隣だと、安心だ。


その後、ニトさんと別れて部屋に入る。

「ただいま…」


当然、私以外に誰もいない部屋で呟く。

リノン、今頃何してるんだろう…。


ふと、テーブルを見ると制服が綺麗に畳まれて置いてあった。


掲げて見てみると、中庭で見た子達と全く同じ服。

紺色で統一された、ブラウスにスカート。

そしてケープも入っていた。

ケープは着用自由らしい。


ブラウスの左胸部分には黄色の八芒星の刺繍がされており、白い2本のラインが入った襟、白いボタンが付いている。

プリーツスカートは裾に白い2本のラインが入っていてシンプル。

ケープの前合わせは、身体の左側で金具を留めるデザインになっている。


そして、プラスチック製の、水色で長方形の名札も入っていた。

よく見ると″国立エレット魔法学園″と書いている。

そしてその隣に、″1年″と書いてある。


明日の朝、着てみよう。


そう思い、丁寧に畳んでテーブルに置いた。


ーーーーー

「ユノンー!」

うち、ニト。

早速明日、一緒に教室に行こうって誘おうとしたんだけど…


「ユノン……?」


返事がない。

試しにドアノブを握って、開けてみる。


鍵も空いてる…?

鍵閉め忘れたのかな…でも、なんか嫌な予感がする…


「おじゃましまーす…」


靴はある。

でも、返事が返ってこないし…見た感じ、誰もいない…?


「ユノン……?」


悪いと思いながらも、洗面所や違う部屋などを探す。


トイレの中はさすがに見られないので、呼びかける。

「ユノン!いたら返事してー!」


……。


何秒か待っても、返事は無い。

そういえば、トイレの電気も付いてない…


ユノン、いない…?


振り返ると、テーブルの上にある制服が見えた。

少し乱れている。


ユノンが危ない。

直感だけど、そう思った。


そして私は、あることに気づいた。

窓が割れている。

なんでこんなことに最初気づかなかったんだろう。

あんまり立ち入らなさそうな中庭に面している窓。


……行かなきゃ。

でもどこに行けば…?


…窓の外は、割れたガラスの破片しかない。


とりあえず、先生を呼ばないと。

そう思って、大急ぎで靴を履いた。

読んでくださりありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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