新学期の始まり
こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!
「まず、Aニールはロドス・アーバス先生です。」
そう言った直後、キリッとした男の人が前に出てきた。
「ロドス・アーバスです。Aニールのみなさん、そしてBニールの皆さんもこれからよろしくお願いします!」
そう、アーバス先生は挨拶します。
優しそうな人でよかった……
「次に、Bニールのモネ・ヴァーナ先生です。」
そして今度は、優しそうな、髪を巻いたボブヘアの女の人が前に出てきた。
「皆さん、これからよろしくお願いします。分からないことがあったら気軽に質問してくださいね。」
そう言って、会釈をした。
「では、担任の先生の指示に従って、教室に行ってください。」
そういった後、アーバス先生は私たちの前に来た。
「じゃあ、僕に着いてきてください。」
そして、私たちは先生について行った。
少しして着いたのは、2階の教室。
前見学の時に見た教室だ。
私達は1番手前の教室だった。
「ここがAニールの教室です。これから、ここで3年間暮らします。」
中に入ると広くて、椅子と机が12個並べられている。後ろにはちょっとした小さいボードと、前には豪華な黒板が。
窓からの景色も良く、街並みが少し見える。
「では、皆さんの席を伝えます。」
そう言って、前から順に席を伝えられた。
「…ユノン・ラーラスさん」
私の名前は、1番左側のの前から2番目の席を先生が指さした時に言われた。
早速席に着くと、隣から声がした。
「ユノンじゃん!!」
その声は、ニトさんの声だった。
まさか、同じクラスで席も隣なんて!
「ニトさん!」
私が返事をした直後、いきなり握手をされた。
「わっ!?」
「これからよろしくね!…あ、ごめん!嫌だった?」
「いや、嫌ではない…です」
人から手を握られたのは初めてだ。
ニトさんの温もりが、私に伝わる。
「そこ、うるさいぞ。」
その時、先生の声がした。
いつの間にか席決めが終わり、教室は静まり返っていた。
その中で、私たちだけの声が響いていた。
「あ…」
私は恥ずかしさで思わす顔を伏せる。
その時に見えた、前の席のリオンさんは苦笑いをしていた。
あーー!!なんで私気づかなかったのー!?!?
新学期早々、やらかした…。
私がチラッと隣を見ると、ニトさんは少し恥ずかしがりながらもケロッとしていた。
やっぱり陽キャだ…ニトさんは。
そして再び顔を伏せる。
でもその時に見えた机に、誰かが彫ったような模様が見えた。
なにこれ……丸の中にいろんな図形がある。
…でも、触っても何も起きないし何も感じない。
誰かが、ふざけてここに彫ったのかな。
その時の私は、何も思わなかった…。
この模様について。
読んでくださりありがとうございます!
次回もお楽しみに!




