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入学式

こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!

新入生は、すぐそばの棟に待機していて、ざわざわと少し落ち着かない空気です。


ついに、入学式がやって来たのです。


私はこの3日間、シアさんと猛勉強したから、この学園と釣り合う……はず。


「ただいまより、新入生入学式を始めます。」


そのアナウンスが流れた瞬間、ざわざわとしていた落ち着かない空気は、シーンと静まり重い空気になりました。


「新入生は、入場してください。」


アナウンスと同時に、荘厳な音楽が流れました。

金管楽器の高らかな響きと重なる弦楽器の音色。

その音を合図に、私達の先頭から順に入場して行きます。


拍手に包まれ、私達は用意されているパイプ椅子に、順に座ります。


全員が座り終わったことを確認した、教壇の上の教師がマイクに向かって、口を開きます。


「改めまして、第169回、入学式を始めます。」

緊張の中、入学式が始まりました。


「それでは、校長より新入生の皆さんへお言葉をいただきます。」


そして、校長先生が教師と入れ替わりに教壇に立ちました。


「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

この学園では、生徒一人ひとりの可能性と意志を尊重し、魔術の応用力を重視した教育を行っています。

これから始まるエレットでの学園生活が、皆さんにとって、かけがえのない時間になることを願っています。」


拍手に包まれ、校長先生は教壇を下りました。


「続きまして、来賓の方々を紹介します。」


その後、王族のような服を着た人達がいくつか挨拶をして、来賓紹介は終わりました。


「続きまして、代表の新入生による宣誓です。第三王子殿下、壇上へお願いいたします。」


その言葉の後、綺麗な身なりの、王族のような服を着こなした男の子が教壇に上がってきました。


「新入生を代表し、宣誓いたします。


私たちはこの学園で学ぶ生徒として、魔術の能力と技術、知識を磨き、それぞれの目標に向かって努力することを誓います。


また、仲間と一丸となり、時には互いに高め合うことを忘れず、日々精進していくことをここに誓います。」


拍手に包まれ、下りていく男の子。

すごいな、王子なんだ。しかも代表に選ばれるなんて。


そう思った直後、男の子の表情が少し見えた。

私が思う嬉しそうな表情ではなく、逆に悲しそうな、でも必死に笑顔を作っているような表情だった。


「以上を持ちまして、第169回入学式を終わります。

在校生の皆さんはそれぞれの担任の指示に従って移動してください。

新入生は、本棟に集まってください。」


入学式が終わり、少し空気が軽くなる。

在校生と新入生は続々と講堂をあとにしていた。


その中で、私は全く別の方向に進んだ。

読んでくださりありがとうございます!

次回もお楽しみに!

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