vsスパークウルフ?
こんにちは!ご愛読くださると嬉しいです!
早く戻ろう、試験合格まで、あともう少し…
そう思って走り出した時、木の陰から何かが飛びかかって来ました。
「グルァッ!!」
「スパークウルフ!?」
私は避けきれず、そのまま倒れ込んでしまいました。
なんか力が強い…??
さっきの魔獣よりも、なんだか好戦的で…
でもそれより、この状況をどうにかしないと!!
そう思い、一か八かで魔法を使おうと杖を取り出そうとしますが、身動きが取れません。
「誰か……」
その時、私の頭上にあの電気玉が。
やばい!!どうにかして、ここから抜け出さないと…!!
でも足掻いても状況は変わりません。
誰か、誰か助け…
やばい、もうそろそろ、雷が…
私は思わず目をつぶりました。
…あれ、痛く…ない?
そしてなんか風が…
「大丈夫!?!?」
何か聞き覚えのある声が聞こえます。
「ニトさん…!」
ニトさんが、風魔法で防いでくれたみたいです。
「ありがとうございます!」
「お礼はいいから!まず魔獣をどうにかしないと…」
その時、私とニトさんの頭上に電気玉が。
「なにこれ?」
「ニトさん!避けて!!」
ニトさんが避けた次の瞬間、さっきまでニトさんがいたところに雷が落ちました。
「ありがと!」
…ありがと…??
ありがとって今…
「あ、ありがと!」
「?」
…ありがとうって言われたの何年ぶりだろう。
「ユノン!!雷が来るよ!」
ふと上を見ると私の頭上には、あの電気玉が。
慌てて避けて、ニトさんのところへ。
「どう倒そう!?」
「うちの上級魔法で……やってみる!」
「わかった!」
そう言ってニトさんは杖を振り上げます。
「旋風の光」
その時、巨大な風がニトさんの持っている杖に集まってきた。
ど、どうなるの…?
ニトさんは…もう風で何も見えない…
立てない…これが、上級魔法の力…?
次の瞬間、風が収まりました。
「グルル…」
スパークウルフは、傷つきながらもまだ立っています。
「そんな…もう魔力使い切ったのに…」
よく見るとニトさんは手が震え、フラフラしています。
「大丈夫!?」
「ごめん…魔力切れみたい。」
魔力切れって…大丈夫なの!?
その時、ニトさんは足から力が抜けたように、支えている私にもたれかかって来ました。
「大丈夫!?」
「グルル…」
後ろからあの鳴き声が聞こえます。
そうだ、スパークウルフはまだ立ってる。
どうしよう、私は魔法使えないのに…
「ニトさん…!」
呼びかけても反応しません。
意識がない。
心臓の鼓動だけが、鳴り響きます。
どうすればいいの…!!
その時、後ろから足音が聞こえた。
「ユノンさん!!大丈夫ですか!!」
読んでくださりありがとうございます!
次回もお楽しみに!




