愛のドロップキック
バスの運転手「お嬢さん もう公園は閉園時間 過ぎてるよ。
次のバスも1時間 先になるし、どうせ乗る人いなかんべって、バス停に人いても見過ごしちゃうど。」
亜希「大丈夫です…」
バスの運転手「あ、ああ そういう事か待ち合わせかぁ、おっちゃんヤボだったなやぁ。
でも真っ暗で物騒だから気を付けんだど。」
亜希「はい…ありがとうございます。」
亜希「お母さん….私どうしたらいいの…
ブランコ…この階段の上…
う…うえっ…登れない…もう足動かないよ…」
亜希「うええええん!うおおおおおん!
ミッキー!ごめんなさい!
ミッキー!笑ってよ!いつもみたいに笑ってよ!
そんな顔しないでようううう!!
怖い顔して見ないでようううう!!
やだよぅ!やだよぅ!ミッキー!
かわいい笑顔 見たいよぅ!会いたいよぅ!うううっ!
もう会えない…もうミッキーに会えないいぃ…やだぁ!やだよぅ…」
亜希「うううっ!なに?!車?!」
テキトーなブリーチのデブちん「永島 亜希さんですよねぇ。」
亜希「(何?こいつ 何で私の名知ってるの?)」
いかにも北関東の輩「ベンドニーってバー知ってますよね。
そこ火事になったらしくて、身元確認だとかで 俺達 永島さん 呼んで来るように頼まれたんすよー。」
亜希「ウソ?!ベンドニーが火事?!
身元確認って何ですか?!
もしかして誰か……」
輩「俺達に聞かれても よく分かんねんすよ。
とにかく一緒に来てくれませんかぁ?」
亜希「(ウソ、ウソ、ウソ!マスターが?ミッキーが?ウソ!ウソよ!)
行きます、お手数おかけします…
(ちょっと待って…何でこいつ等 私がここにいるの知ってたの?
その前にそうよ!もう閉園時間よ、駐車場の入り口にはチェーンが張ってある筈よ!
何で ここまで入って来れたの?!
つけてたの?あっ!あれ結束バンドってヤツ?!
ヤバい!逃げなきゃ!)
あの…やっぱり大丈夫です、この先の道の駅に人を待たせるんで、その人の車に連れて行って貰います。
(ダッシュよ!林の中走れば車は追って来れない!)」
デブちん「おっと待てよ!待ってるヤツなんていねえのは知ってんだ!おとなしく ついて来れば悪いようにはしねえよ!」
亜希「やだ!!やめろ!!放せ!!助けて!!助けてぇミッキー!!」
デブちん「うるせえなあ!どうせ誰にも聞こえねえよ!
ウホホッ この女いい匂いだぁ!」
亜希「放せって言ってんだろ!このデブ!ミッキー!!ミッキーィィィ!!」
輩「おめえだけ いい思いしてねえで口押さえてろよ今縛るからよ、たまに犬の散歩してるジジイもいるんだからな。」
デブちん「分かったよ、ウホホックチビルが手のひらでプルプルいってるよ!
誰も助けになんか来ねえってのに必死になってるよ、ひひひひひ。」
亜希「むううううう!!」
亜希さああああああああああああん!!
輩「何だ?!どこからだ?!」
デブ「見つかったんだ!ヤバい!ヤバい!ヤバい!」
グワシャアアアン!!
輩「うわっ!自転車!!うわああ!」
デブ「逃げようぜ!ヤバいよ!捕まっちゃうよ!」
ミッキー「てめえ等に逃げる所なんてねえ!!」
ドゴボギャ!!
輩「グベェ!!」
デブ「ブシャブェ!!」
亜希「何?何?何?何?何?!」
ミッキー「亜希さん…あの…ごめんよ もう怖くないからね。」
亜希「え?!なに?なにがどうなったの?ミッキー!ミッキーなの?!
あ!ああああああああ!ミッキー後ろ!!」
ミッキー「!!!!!」
亜希「ミッキーィィィィィィ!!」




