第270話
「ケビン⁉」
ミケが叫ぶも、通信は繋がったままのはずだが、
ケビンからの返答はもう無い!
「あっちゃ~‼ ケビンったら頭に血が上り過ぎ‼」
と、嘆くユリン、
「マズいですね。
シュタイガーンバオアーへのミケさんの搭乗時の報告と、
ボクたちのシミュレータデータを鑑みる限り、コレは危険です!
直ぐに追いかけて援護を……」
と、捲し立てるマカロニに、
「…良い……。
ここはケビンのやらせたい様にやらす…!」
と、ミケが宣言する⁉
「な…ナニ言ってるのリーダー…ッ⁉」
と慄くユリンと、
「このままでは…ケビンがやられるのは目に見えてますよ…ッ⁉」
と、マカロニも驚きの声を上げるが、
「コレは、ホンマに良い機会かもしれん。
ユリン、ロクスリー君をGデッキに連れて来て欲しい。
うちらもGデッキに行く。
ただし、うちらはGデッキで待機!
ケビンには敢えて、やられて来て貰う!」
と、その場の全員が唖然となる指示を出すミケ⁉
『ハァーーーッ⁉』
目が点の、その場の全員に、
「説明は追々する!
ユリン、とにかく頼む!
マカロニ、うちと一緒にGデッキへ!」
と、テキパキと指示を出すミケ!
「何か深い考えがあるんですね。
了解です! とにかくGデッキに向かいます!」
と、ミケの意図は謎のままだが指示に従うマカロニと、
「もう! リーダーは言い出したら聞かないんだから!
良く分かんないけど、とにかくロクスリー君を連れて行くからね!」
と、行動し出すユリン。
「ソルファージュは、今の位置をキープ。
艦戦ができん今のソルファージュを相手近くに晒すワケにはいかん!」
と、更に指示を出すミケ。
「了解だ。何か、やる事があるんだな?
とにかく、頼むぞ!」
と、告げるバーダックに、
「OKや、任された!」
と、答えつつ、
「行くで、マカロニ!」
マカロニとGデッキに向かうミケ。




