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狸のたわごと ~ 江戸モノとか中華とか、創作こぼれ話  作者: 月白狸


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妖怪均等棒・劉狗 ~ アクセス解析に現れる怪異【※ 画像(グラフ、AI想像図)あり】

 こんにちは。狸です。


 月の裏で妻妾持ちの陽キャ科挙官吏・劉某のBL話を書いてるヤツです。


 今回はゴールデンレトリーバー系官僚・劉さんの物語のアクセス解析に連載初期から現れる現象についてお話したいと思います。


 まず、ある日の時間別PVの棒グラフをご覧ください。一日305PV。当時はまだ18話ほどしか投稿してなかった連載中作品。更新もしていない水曜日のPVとしてはなかなか悪くない数字ですが……この濃紺のPCアクセス棒。妙にアタマが揃ってないですか?


挿絵(By みてみん)


 この長さが均等に揃ったPCアクセス棒。あまりに綺麗に並んでいますので、私、コレを「均等棒(きんとうぼう)」と呼んでおります。この棒の一本あたりの長さ、実は「話数+1」PV。そう、つまり、あらすじを見たのちに全話を閲覧したものに等しい数値です。


 おや? 一番左端にあるゼロ時台の棒のPC部分。他の均等棒に比べて長く見えますね? そう、ちょうど二倍ぐらいの長さに。


 そうです。皆さまのご想像どおり! こちらのPC棒の長さ、実は「(話数+1)✕2」PV。つまり均等棒がふたつ重なってるだけ。名付けて「二倍均等棒」!


 劉さんのお話には、日によって本数に増減はありますが、このような棒が定期的に出現しております。


 当初は「読者さまの一気読みか一挙ダウンロードかな?」と嬉しく思っていたのですが。やがて「読者さまにしては頻回すぎる。ボットかな。なんらかの機械的な何かかな」となり。そのうち「それにしても頻回すぎるぞ! しょっちゅう『話数+1』の棒が何本も立つなんて! なにそれ、ひょっとしてムーンライトノベルズ(BL)で『正妻ひとりに妾が三人、金も女も出世も思いのまま』みたいな話を書いてるから!?」などと、よく分からないことを考え始めた挙句――。


 「妖怪(ようかい)均等棒(きんとうぼう)・劉狗(リウゴウ)」という電子怪異が私の脳内に爆誕いたしました☆


 古来。日本人は当時の科学力では説明不能な現象を「妖怪のせい」にしてきました。私の力ではこの「話数+1」のアクセス棒の正体を解明することは不可能です。ならば。現象に名前を付け、姿を与えればよい。


 アクセス解析のグラフに立つ均等棒。これは中書省に勤める官僚・劉さんが「劉狗(リウゴウ)」という怪異に変化しては「俺、イケメン! 鄭さんとの恋! はうう、切ない……」って、全話読み返しているのに違いない。ほら、あのひと、ひとなつっこくて賢いゴールデンレトリーバー系男子だし。


 うん、きっと劉狗の仕業だよ。それが証拠に、この均等棒って金曜の晩から土日にかけてよく出現するから。きっと劉狗が胡姫たちを引き連れて現れてはPVでシャンパンタワーならぬ夜光の杯タワーを築いているんだ! さもなければ、拙作の西洋ファンタジーで出した「ヤリタイダケ」ってキノコ。あれを積んで遊んでいる? 


 均等棒が平日の昼間はあまり出ないのは、きっと劉さんが人間形態を取って中書省で詔勅を起草するお仕事をしているからだねっ。唐代の役所が土日休みだったとは思わないけど☆


 ということで。下の絵がAIに描いてもらった均等棒・劉狗の想像図になります。


挿絵(By みてみん)


 えーと。劉さんとゴールデンレトリーバーのセットで「劉狗」という妖怪です。アタマの帽子に刺さっているのがPV均等棒ですね。この絵を描いてもらった頃は第14話まで投稿していたので、均等棒1本あたりの長さは15PVです。


 この絵では劉さんが緋袍を着ている上に(ホントは緑袍)、なぜかスニーカーを履いていますね。説明文中には小説の設定とは異なる記載がいくつかみられますし、鄭さんはホントはこんなシュッとしたイケメンじゃないし、ヤリタイダケはホントはもっと不気味なキノコなのですが。どうか、お気になさらないでください。あくまでも劉狗のイメージ画なのです。


 均等棒は話数が30を超えた現在も猛威を振るいつづけ、週末ごとになかなかの高PVを叩き出してくれております。私、これまでに22作品をこちらと月の裏に投稿させていただいているのですが、この現象は劉さんの官場純愛物語でしか見たことがありません。


 月の裏はなろうチアーズプログラム対象外なので、劉狗がいくら遊びに来たところで「これが本物の読者さまだったらなぁ……」などとトホホ笑いをしていられるのが救いといえば救いですね。


 今や、私の中では電子世界に棲む愛犬と化したPV均等棒・劉狗。原因不明の現象に名前を与えれば怪異となる。怪異に姿を与えれば存在感を得るとはまさにこのことですが……本当の正体はなんなんだ~!?

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