第七話 交流会準備(スキップして第10回)
それからしばらく交流会準備が進み、会議はいよいよ10回目を迎えた。
「はい、明日はいよいよ交流会本番です。リハーサルも前回行ったし、大丈夫ですね?リハーサルで感じたことをまとめて、明日のための最終準備を行います。」
私はそう言い、自分の班に戻った。配ったプリントに、感想を書く。どうせ書くことは決まっているのだが。 声がはっきりしていてよかったとか、相手の目をみて聞いていたからよかったとか、そんなものだろう。
「はい、それでは反省カードを集めます。」
みんなが書き終わった時、3もう一人の委員がプリントを集め始めた。
「では、最終準備をしてください。昨日のリハーサルで必要だと思ったことを付けたしたりしてもいいです。」
そろそろ私の仕事も終わりか、と、ふと思った。ただ、私には最後に大事な仕事がある。交流会を締めくくるための、終わりの言葉。原稿は書いたが。。発音にいまいち自信がない。
「オヌルン、スゴヘッスムニダ。・・・」 一応こんな感じだろうか。。
「岡沢さ~ん?」
「あっ、はい?」
一人でブツブツつぶやきながら自分の世界に入ってしまっている先輩を、後輩たちはどう思っているのだろう。。
「あ、すみません。ちょっと考え事を。。」
「えっと、岡沢さんはもう発表するやつ修正しなくて大丈夫ですか?」
修正もなにも、原稿を読むのは私なのだから家で勝手に修正すれば良いように感じるが、
「はい、大丈夫です。」
とりあえずこう答えておかないと。変人扱いされるのも常識はずれと言われるのも嫌なので。




