いざ、外の世界へ
「意味が分かんねぇよ」
「街の秘密って…一体」
ふたりが悩んでいると、ハウッドの母が入ってきた
「ハウッド、落ち着いた?」
「…うん。少し、外の空気を吸ってくる」
「うん。気をつけてね」
ハウッドはレナの手を引っ張って、外に連れて行った
「もし、手紙のとこが本当なら、なぜ国王は隠していたのか…」
着いた場所は、塀に付いてる大きな入口。上から降りるタイプの金属の格子が付いてある。格子の後ろには木の扉が付いてある
「どうする?」
「あれを使おう」
小さく指を指す方向は、荷物が乗ってある馬車だ
「荷台に乗り込んで、外に行ってみるよ。すぐ、戻ってくるから」
ハウッドはそう言って、レナを帰して馬車に向かった。ハウッドは布で顔を隠し、馬車の持ち主に近寄った
「すみません」
「ん?見ねえ顔だな」
「まぁ、はい。あの、僕も連れてってくれないですか?」
「ん〜見つかるとやべえしな~じゃぁ、手伝ってくれたらいいぞ」
「はい」
持ち主はハウッドを荷台に隠した。やはり、外に行くには荷物検査が必須のようだ
「では、失礼します」
門番は手当たり次第に探った
「異常はありません。どうぞ」
ハウッドは見つからず、通過することができた。すると、いざ外の世界へという所にさっきの門番が来た
「すみませんね。少し報告がありまして。人が乗り込んでいたとか何とか」
「え?何を?」
「確認するだけです」
門番がまた荷物を探っていると、ハウッドの頭を触っていた
「ん?」
ハウッドは反射的に門番の指を噛んでしまった
「痛!なんだ!引っ張れ!」
ハウッドは荷台から引きずり下ろされてしまった




