出会い
ふたりが街中を歩いていると、背後から声が聞こえた
「おーい!ハウッド!レナ!」
「ん?この声は!」
「アウティ!」
彼はいつの間にか友達になっていたアウティである。小さい頃は三人仲良く遊んでいたが、ある日アウティが居なくなっていたのである
「お、お前…生きてたのか!」
「おいおい、死んだと思ってたのか」
「だって、街の中探しても見つからなかったから…てっきり」
「今までどこに行ってたんだよ!」
「この街を出て、遠くをな」
「へーいいな…」
「まあな」
「なんで今更戻ってきたんだよ」
「最後にさお前らに会いたくてな」
「最後ってなんだよ」
「まぁ、最後は最後だよ。俺が居た時より街並みは随分と変わったな」
「そりゃそうだよ。何年経ったと思ってんだよ」
「そうだよな…変わったところ教えてくれよ」
「うん!」
三人は街を見て回ることになった
「ほら、あそこの遊び場、懐かしいだろう?」
「あぁ」
「見て、この花…懐かしいでしょ」
「そうだな。なんて名前の花だって?」
彼が指を指している花は彼岸花
「えー忘れちゃったの?確か…炎の花だったかな?」
「そう、なんだ…」
「あ、あそこのふわもち屋行こうよ」
「そう、だな…」
三人が来たのはパン屋
「ほらー美味しそうだね。入ろ!」
「うん!」
「…あぁ」
三人は店の中に入った
「あーらいらっしゃい。あらアウティくんじゃない!こんなに大きくなって。サービスでたくさん付けちゃおかしら」
「あの…」
「どうしたんだ?」
「ん?」
「もしさ、俺が死んだらこの手紙を読んでくれ!」
アウティは手紙をハウッドに渡すと店を出ていってしまった




