茶色のトラ猫
「知らないって…」
「まぁまぁ」
お母さんの料理が完成したようだ
「お、美味しいそうです!」
「でしょ!」
お母さんが作った料理はビーフシチューだ
「母さん、なんでこれ…茶色いの?」
「え?えーとねぇ…カレーみたいなもんよ」
「そうなんだ」
「いただきまーす!」
「いただきます…」
「ん!美味しい!初めて食べたかも!」
「良かった。お口に会って良かっよ」
ふたりは食事を終えると、就寝した。次の日、街はなんだか騒がしかった。ふたりは騒がしい広場に向かった
「どうしたんですか?」
「あ、ハウッド。実はな、怪物が出たらしくてさ」
「怪物?」
「ほらあれだ」
おっさんが指を指した方向には、動物がいた。それは、茶トラのだった
「なんですかあれ?」
「いや〜怖くて誰も触れなくてな」
「そうなんですか?」
すると、いつの間にかハウッドの母が来ていた
「母さん」
「ん?何、この騒ぎ?」
「怪物が現れたんだよ。母さん逃げてよ!」
「ちょっとごめんね」
「母さん!」
お母さんは人混みを避けながら茶トラの元に向かった
「母さん!危ないよ!」
お母さんは茶トラを見て言った
「こんな可愛らしい動物が、怪物って…あんたら、なんのためにその目が付いてるのよ」
お母さんは持っていた残飯を猫にあげた。猫は可愛く食べていた
「母さん、怪我ない?」
「大丈夫よ。ほっときましょ」
「え!?でも」
「大丈夫だから、行きましょ」
ハウッドはお母さんに連れられ帰って行った。いつの間にか、人が沢山いた広場は人が居なくなっていた。夜、猫の鳴き声が聞こえた。一人の男が猫に近く。猫は怯えた。次の瞬間、猫は…切り裂かれた
「猫など…この街に不必要だ…」




