青い鳥
ハウッド達が地下帝国に来て一週間が経った。ハウッドはこの生活にも慣れてきたようだ
「種、撒き終わりました」
「ありがとうな」
「あの…」
「なんだ?」
「太陽が無いのに、どうやって育てているのですか。」
「天井に付いてるエルイーディー電球で育てているんだ」
「へー」
「あ、そうだ。たまには外に出た方がいいぞ」
「え?でも、見つかっちゃいますよ」
「いいんだ。子供は日光に照らされて成長していくもんだ」
「僕、もう十四ですよ」
「おいおい、まだ子供じゃねえか。あの、幼なじみとかと一緒に外に行け。あ、大人も一人連れてけよ」
「はーい」
ハウッドは、おじさんに言われた通りレナと泉さんを探した
「レナ!」
「ん?ハウッド。どうしたの?」
「少し外に行かないか?」
「そうね。いいわね!ずっと、籠ってたら体に悪いわよね」
「うん!泉さんも誘おうかと思っているんだ」
「泉さんは忙しいかもよ」
「ん?私の事呼んだか?」
「「泉さん!」」
「お仕事、忙しんじゃ…」
「こう見えても、とても暇なんだ」
「隊長なのに?」
「よく言われる」
「外!行きましょ!」
「いいぞ。少し話したいこともあるしな」
三人は絶対に見つからない場所に行った。そこは…
「たっか!」
塀の上だった
「怖…」
「見つかったとしても、どうせ来れないしな」
「確かに…」
「話ってなんですか?」
「実はな、お前らとあった日…処刑を防ぐために来たわけじゃないんだ」
「じゃぁ、なんで来たんだ?」
「可愛い、小鳥を見に来たんだ…」
「あ、鳥!」
「え?!どこどこ!」
「なんか、青い…美味しくなさそう…」
「あ!あの鳥」
「泉さん知ってるんですか?」
「あれだよ!探し求めていたのは!本当にまじで可愛い。食べちゃいたい」
「泉さん…」
少々泉さんが、怖いと感じたふたりであった




