逃亡
「えぇ、行くわ」
レナとお母さんは、ハウッドと乱入者たちはどこかに走り去ってしまった
「くっ……逃がしてしまった。はっ!王様…」
「今度は…貴様の処刑だな」
「お、お許しを!」
「フッ…」
ハウッドたちは森の中を駆け巡っていた
「どこまで行くのですか?」
「黙ってろ」
「はい…」
「ここら辺でいいだろう」
隊長らしき人は、皆の馬を止めた
「もしかして、塀の外?」
「違う…塀の近くの森だ」
目の前には、そびえ立つ壁が…
「そんな…てか、あなたたちはなんなのですか?」
「外の世界から来たものだ」
「じゃぁ、手紙にあった外の世界は…本当?」
「確か、アウティと言ってたな。あの少年」
「アウティを知ってるのかい?」
「彼の両親が亡くなった後一緒に暮らしていたんだ」
「…アウティとは、どうやって出会った?」
「彼ら家族が、ここを出る時に手伝った仲だ」
「隊長!」
「なんだ?」
「準備し終わりました」
「ありがとう。ついてこい」
ハウッドは隊長について行った。着いた場所は、森の中で、少し急な道がある場所だ
「なんにもありませんよ」
「よっこいしょ」
地面が蓋のように空いた。そこを覗くと、梯子があった
「これは?」
「来い」
ハウッドは梯子を降りると…
「うわぁ!なにこれ!」
地下帝国が広がっていた
「ひ、広い…」
「だろう」
「あ!ハウッド!」
レナがこちらに手を振っていた
「レナ!あ!母さん!」
「こんな所があるだなんて…あ、ハウッド…」
「でも、なんで地下に…」
「元々は、追放者が小さな村を作ったのがきっかけだ…」
「え?まさか、その追放者って…」
「私だ…てか、自己紹介がまだだったな。私は…泉 正彦だ。よろしく」




