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011 夏

気温40℃。


夏が涼しくなっていた。

私は赤い屋根に寝そべり空を眺める。


すると飛行機雲が青い視界を横切った。

ジェットエンジンから出る騒音と、機体から発生する風切り音が辺りを震わせる。


文明は少しずつ復活してきている。

今は人間とやらが主役のようだ。


私は欠伸し再び意識を薄れさせた。


にゃあ。


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