血反吐吐いても!
お久しぶりです。
仕事がアンバランスになり、上手く更新出来ていません。
ボチボチ、更新出来そうなので、是非ともお読み下さい!
「かーっ!美味い!清史郎、これは良い物じゃ!」
「確かに美味い!しかしなかなかキツイお酒ですねぇ」
「清史郎ぅ!これは美味ぇな!このキツさが堪らんぞぉ!」
「パパ!無理!これ無理!」ガハッゲホッ!
乙女らしからぬむせ方をしてますねぇ。まあそこも素敵ですよ!人前では辞めましょうね椿さん…見られたものではありませんしね…撫子さんはどんなリアクションしてくれますかね?と言うか、どこに居られますかー!
「なぁに、その内落ち着くさ!これだから初物はやめらんねぇ」
「確かにのう!だんだんとスキルが上がるに従い味も度数も変わる故のう。まだまだ楽しめるぞい!」
「うむ。イルの言う通りじゃのう」
「ん?お二人は知り合いなんですか?」
「うむ。随分と昔からのう。久しぶりに会ったがのう」
「いつぶりじゃったかのう?んー、そうじゃ、帝国とやらの戦争を見ながら酒を呑んでた頃あたりかのう?」
「あったのう。だいぶと頭のイカレた連中じゃったのう」
「他に国があったんですね」
「もう無いけどのう」
「あれ?」
「いつの間にかこの国が出来ておったしなぁ。人類は皆強いのう!」
「帝国の連中がのう、自分達しか存在を認めんと言ってのう。戦争を繰り返し、他の国を蹂躙して行ったんじゃ」
「今はこの国しか無いようですが?」
「うむ、滅びたからのう」
「何故、帝国は滅びたんですか?」
「酷い話なんじゃがのう。儂らは賭けをしておったんじゃ。酒を飲みながらのう。その当時エルフの王国に賭けたイルが最後にキレてしまってのう。ブレスで一撃じゃ!美味いツマミでもあれば良かったんじゃろうが…」
「美味いツマミが無かったのが悪いんじゃよ…まあ、あんな国無い方が良いからのう…なんの益もなかろうて…」
遠い目をしながら始まりの竜が言った。
無い方が良いのは間違い無いですけど、賭けに負けた腹いせとかねぇ?挙句、ツマミのせいです!帝国の人、報われなさ過ぎでしょう?まあ、そんな国、いりませんけどね。既に1つありますし…唯一の国がね!
「爺ぃ達の話は清史郎が聞いとけ!清史郎以外のヒト族!こっちに来い!」
何か始まるみたいですね。まあ、あの痛い奴の痛く無いバージョンなんでしょうけど!何故私だけ痛い目に!大将だけ痛い目みろしっ!
「まあ、向こうはマーズ達に任せておけばええ清史郎」
「はい、ツマミでも焼きながら呑みましょうか。大将みたいにはいきませんけどね」
「ほっほっ!またそれも一興じゃのう清史郎!」
「大将が串打ちしたやつから焼いてきましょう!」
「「うむ!」」
「では、炭の所へ移動しましょうか」
「「うむ」」
清史郎達は炭の前へと移動を始める。
「椿はあたいの左手を握れ!後、そこのへっぽこ!赤い布、巻いてるお前だ、お前!」
「俺かよ!って誰がへっぽこでぃ!」
「やかましぃ!右手を握れ!早くしろへっぽこ!」
「わっーたよ!握りゃぁ良いんだろが!これでどうだ!」
「うむ!悪くないな!後の奴らも手を繋いで輪になれ!急げ!順番とか適当でいいぞー!」
全員が輪になり手を繋ぎ座り込む。
「あー、早い方と遅い方、どっちが良い椿?」
「早い方が良いわ!」
「痛いぞ?」
「構わないわ!」
「あー、すげぇ痛ぇぞ?」
「早くして!」
「良いねぇ!それでこそあたいの妹だ!という訳で、アース!真ん中入って回復頼む!」
「ねぇちゃんも頼むからな!俺1人じゃ追い付かん!」
「心配すんな!ねぇちゃんに任しとけ!」
「おいおい!椿よぉ!痛いって言ってんぞ!平気なのか?」
「パパもやったのよ!私にも出来るわ!」
「いやいや、そこは張り合わんでも!」
「子供は親を追い越さなければいけないのよ大将!負けられないわ!」
「意味わかんねぇー!優しくいこうぜ!なっ!マーズさん?」
「ダメだ!妹の気持ちをあたいは汲んでやるさね!」
「腹括れや大将!こちとら早く終わらせて呑みてぇんだ!やってくれマーズさんよぉ!」
「早く呑みたいッス!」
「わかった!あたいも早く呑めるに越したこたぁねぇさね!ただし!手だけは何があっても離すな!離せば殺す!わかったな」
「「「「「「「おう!」」」」」」ッス!」
「これから死ぬのかしら?」
「大丈夫なはずだ!清史郎様も落ち着いておられる!」
「死んだらハンマーで頭をかち割ってやるからのう!」
「清史郎様ぁあああ!このカヤック!耐えて見せますぞぉおおおお!」
「もう諦めるしかないのだろうな」
「精霊王もおられる。下手な姿はみせられん!」
「拾い物王!私の勇姿をご覧あれ!」
皆の感想が酷い事になっている。さらに酷い事になるのはこれからだ!
「おっし!んじゃ、椿の方からへっぽこの方へ流れるからな。何かが裂けて血塗れになっても気にすんな!あたいとアースで綺麗に治してやっからな!竜の背に乗ったつもりで頑張れ!まあ落ちたら死ぬけどな!」
「死ぬのかよ!死ぬ確率があるのかよ!」
「へっぽこはビビリだねぇ?あたいとアースがいるんだ!死ぬ訳ないだろ?死んだらわざとだへっぽこ!」
「頼むよ!わざとはやめようなマーズさん?後、俺は大将でぃ!」
「くくっ、どうかねぇ?しみったれた声あげたら死なすかもしれないねぇ…」
「お、おう!やってやらぁ!見てろよマーズ!」
「ほんじゃ、始めるぞ!力み過ぎるなよ!魔力が通んねぇからさ!」
「早く呑みてぇ!一気に頼まぁ!」
「そうッス!早く呑みたいッス!」
「よし、お前らの意気込みは理解した!手っ取り早く行くぞ!さあ、覚悟を決めろ!それでは流すぞー!」
「がっ!」
椿の悲鳴が上がる。身体の中を引き、鮮血がほど走りさせながら修復されていく。それは次第に次へと流れ周回を重ねる。鮮血が飛び散る。しかし、傷口は直ぐに塞がっていくが、辺りは血塗れである。
「早く終わる道を選んだようじゃのう」
「くくっ!身を引き裂かれる思いじゃろうて、物理的にのう!」
「椿さんが自分で選んだんですから、とやかく言うつもりは無いですけど、心配ですねぇ!おっと、ここの炭高すぎですね。少し均して置きましょう」
「そう言えば清史郎?テイムモンスターは元気にしておったかのう?」
「はい、毎日森を駆けてましたよ、見廻りがてらね」
「ふむ。それは良い!」
テイムモンスターの体調を気遣う精霊王。流石はテイマーズギルドの支配者である。
「良い感じになりましたね。では、串を焼いて行きましょう」
「待遠しいのぉ」
「うむ、早く食べたいのう!」
「串焼きはじっくり焼かないと生焼けになりますからねぇ。ここは我慢です!半熟がうまい物も有りますけどね。これはしっかり焼かないといけない物ですし!」
「うむ、仕方ないのう。不味いのはいかんな!」
「そうじゃのう。不味いのはダメじゃ!」
清史郎はじっくりと串焼きを焼き始める。
「ほら!これ位でへばるのかい椿?」
「がぁああああ!な、何を、い、言ってるのかし、ら」
「まだ、軽口は叩けるようさね!大将はどうなのさ?」
「は、ははっ!ヘソで茶が、わ、沸くっつーの!」
「や、やめてくれぇええええ!わ、儂は死んでしまう、ぞ…」
「のぉあああああ、せ、清史郎様!ろ、ロンドの事は気にせ、せずに…」
「こ、このくらい、か、カヤックには、き、効きません、ぞぉおおおおおおおお!」
「も、モフモフの、た、為ぇええああああ!」
「無理、む、無理ぃいいいいい!」
「ふ、ふぁ、ファンタジーぃいいいいい!」
よっしーのファンタジーぃいいいいいは、なかなか良い味出してますよね。余程ファンタジーに憧れているんでしょうね。主にエロ目的のような気がしますが…
朱音さんも欲望垂れ流しですね。まだモフモフ帝国を諦めていないようですね。頑張って頂きたいものですねぇ。私の代わりに王になりませんかね?
「やかましい奴等じゃのう!」
「欲望が口から出ている辺りがヒト族っぽくて良いのう!」
「嫌な肴になりそうですねぇ。おっと、そろそろですかね?串焼きを返して行きましょう!」
「良き匂いじゃのう!酒が進むわい!」
「うむ!しかし、早く食べたいのう!」
「待つのも醍醐味ですよ、お二方!」
「それもそうじゃのう!」
「うむ、気長に待つとするかのう!」
清史郎達は串焼きを焼きつつ、呑みながら談笑。椿達は大変だ。身体から鮮血をほど走らせ、叫び声と怨嗟の声が響く。
「大丈夫ですかね。口から泡とか出て来てますよ」
「ガクガクしとるのう」
「なかなか笑える顔をしとるのう!」
「いやいや、手、離してしまわないですか?」
「いや、離したくても離せんじゃろう。マーズが魔力を流してる限りのう」
「そうじゃのう。簡単にはいかんのう」
「あんな白目剥いても大丈夫なら安心ですねぇ」
「まあ、意識が途絶えても身体は動いておるからのう」
「無理矢理も良い所じゃのう!椿が不憫じゃて!変われるなら変わってやりたいがのう!」
ドゴル爺、完全に意識飛んでますよね?もう死ぬに死ねないみたいな顔してますよ。口から泡出てますし。後でハンマーとか繰り出されませんかねぇ?対照的なのはカヤックとヨハンソンですね。私の名前を叫びながら、嬉しそうな顔をするのをやめなさい!完全に変態ですよ!
「良い匂いですねぇ。炭に落ちる油。薫る煙。徐々に焼ける串焼き!素晴らしい!」
「ま、まだかのう?」
「た、堪らん匂いじゃのう!」
「まだです!伊達に大将の焼き方見てませんからねぇ!中途半端では大将に叱られますから!」
「し、仕方ないのう!」
「匂いだけでも呑めるけどのう!」
「さてと、ここからが重要ですね。焦がさず、されど中には火を通して尚且つ、旨味をきっちりと閉じ込める。塩の加減もみないと!足りなさそうなら、追い塩で!」
「きゃああああああ!」
椿の体から鮮血が飛び散る!
「良いのう!素晴らしく基本に忠実な焼き方じゃのう!」
「さ、酒の為ッスぅううううう!」
「おっ、良い感じじゃないですか?ささっ、お一つどうぞ!」
「うむ!すまんのう!では、んぐ…行けるのう清史郎!」
「これは堪らんの「酒ぇええええ!今すぐ呑みてぇええええ!」
キングとガインも血塗れだ!
「次も焼いて行きますからねぇ!お酒を飲みつつ談笑でお願いしますよぉ!」
「うむ、大将には劣るがこれはこれで悪く「モフモフぅううううううう!」
「そうじゃのう、大将に「む、無理ぃいいいいい」
「騒がしくなって来まし「せ、清史郎君、う、恨むわ…」
3人組は良いとして、マリーさんの意識が飛んだみたいですねぇ!
私、悪くないですよね?何故私が悪いみたいに言うのでしょう?
「あ、朱音ぇえええええ!こんなの無い「ファンタジーぃいいいいい」
緑さんよりも、よっしーが気になりますね。精神は大丈夫でしょうか?病んできてません?
「この様な痛み私にはききませんよぉおおおおおお!清史郎様ぁあああ!」
「素晴らしき甘美な時間!拾い物王様っ!ヨハンソンはぁあああ!このヨハンソンにはぁあああああ!」
「アニマも負けませんぞぉおおおおおあおおお!」
うん、信者みたいなのはいつも通りですね。何も言う事はありませんよ!最早変態の域に達してますね。アニマも何を張り合ってるんですかね?
「新しいお酒を入れて行きましょう!ゴブレット、頂いていきますね」
「すまんのう清史郎!」
「大盛りで頼むの「このロンド!これしきの痛みなどぉおおおおおおお!」
ビクンビクン!
ドゴル爺…最早違う世界に…
「わかりました、少しお待ちくださいね!あっ、そうだ!後で爺ちゃんの竜泉酒も呑んでみたいのですが?」
「孫の頼みじゃ出してやるかのう!安心せ「早くお、終わりやがれぃいいいいい!串焼きの匂いがしやがるんだぁょおおおおおおおお!」
「期待してますよ、爺ちゃん!」
「任せと「パパには負けないぃいいいいい!」
「いいぞぉ!その調子だお前等ぁあああ!あたいに恥かかせるんじゃないよぉ!」
「話す事もままならんのう…」
「仕方なかろうて…」
「清史郎!親友の私はここで折れませんぞぉおおおおおお!」
折れてくださいアニマ。非常に煩いですよ!
清史郎が大将な串焼き屋は続く…
評価されると、更新ペースが上がるかもしれませんよ!
気のせいだとしても苦情は受け付けませんけどね!




