清史郎、リュウ君を見送る!ちょっとだけ!
64話目投稿!
なかなか書けませんでした。
何とか形になりましたのでお納めを!
「さらば、リュウ君!」
死に様は無惨の一言です。縦に真っ二つとは…
さて、消えてしまったリュウ君を見送るのはここまでにして、鍛錬を再開しましょう!気配察知!魔力循環!
清史郎はひたすら歩法と型を並行して行う。
いつなったら上達するんですかね。私才能なさ過ぎじゃないですか?なんてね。まだ2週間くらいですからね。剣の道は始まったばかりですよ!さあ、腐らず頑張りますか!
清史郎の鍛錬は続く。
「ハァハァ…」
もうダメです。限界!少し休みましょう。水ー!
「ぷはー!ハァハァ…美味い…」
清史郎は仰向けに寝転がる。
少しは上達してると思いたいですねぇ。気休めにしかなりませんけど。ははっ、先はまだまだ遠いですねぇ。基本すらままならいとは。椿さんも剣道歴長いですがこんな感じだったんですかね?上を目指すのは茨の道ですね。
「相変わらず動きが固ぇっつーの!」
「おはようございますガインさん!」
「頭で考え過ぎだ清史郎!実戦で型通りに動ける事なんてほとんどねぇぞ?まあ、鍛錬あっての代物だがなぁ!」
「わかってますよ。でも鍛錬はやめませんよ、絶対にね!」
「よし、たまには揉んでやらねぇとなぁ!」ニヤリ
「今日こそは一矢報いてやりますよ師匠!」ニヤリ
「さあ、剣を抜け清史郎!」
「望むところです!」
両者剣を抜く。
清史郎が片手剣を右手にぶら下げ走る。対してガインは動かず。
「先手は貰いますよっ!おらっ!」ギン!
「甘ぇっての!ほら、胴がガラ空きだぞっと!」ギン!
「読めてますよ!うらっ!」ギン!
清史郎の突きが放たれる。
「相変わらず型通りの剣だな清史郎!そんなんじゃ当たらねぇよ!おらぃ!」ギン!
「くっ!まだまだ!うらっ!」ギン
「甘いなぁ清史郎!まあ、筋は良くなって来てるがな!おらっ!」ギン!
「危なっ!清史郎が2人になるところでしたよっと!」シッ!
ギン「なっちまえよ清史郎!しかし、やるようになって来たじゃねぇか!まだまだだがな!おらっ!」ギン
「珍しく褒められましたね。ご褒美に一回切られませんかガインさん?」シッ!
ギン「すぐ調子にのりやがる!オラっ!」ギン!!
「うおぁ!」
「ほらほら、ご褒美だぞぉ清史郎!オラっ!おらっ!うりゃぁ!」ギン!ギン!
ギン「ちょっとぉ!」シッ!
ギン「甘いなぁ!ほらほら受け取れよ清史郎!ご褒美沢山だそぉ!」シッ!
「無理っ!ち、ちょっとガインさん!無理ですって!」ギン
「そんな事言いながら全部受け止めてんじゃねぇか清史郎!」ニヤニヤ
「ギリギリ!ギリギリですよガインさん!」ヒヤヒヤ
「しゃあねぇなぁ。たまには師匠らしいとこ見せてやるか。清史郎がいつも練習してる歩法と型だな。しっかり受け止めろよ?」
「はい!」
ガインが剣を片手にゆっくり歩き出す。身体に芯が入った力みの無い歩み。その歩法から繰り出される型通りの攻撃を清史郎へと振るう。
「ほらよっ!」
ギン「おわっ!」
「次だぞっと!」
ギン「ちょっ!待って!」
「どこから来るかわかってんだろう?しっかり躱せよぉ!」
ギン「危なっ!なんで!」
「身体が流れてんぞぉ!その姿勢はいけねぇなぁ!」ゴン
「かはっ!頭がー!」
「がははっ!まだ途中だぞぉ清史郎!」ドン
「くはっ!」
清史郎の横っ腹に剣の平が減り込み清史郎が転がっていく。
「ま、参りました…がふっ…」
「落ちたか。全く褒めるとダメに何なぁこいつは!にしても固ぇな!まあ、レベル上がってっからなぁ!」
「おはようございますガイン師匠!」
「椿か!おはようさん!」
「パパ大丈夫?」
「落ちてっから返事しねぇぞ椿」
「水を用意しとかないと!」
「それはまだ早ぇな椿よ?」
「そう言う事っ!」
椿が剣を抜く。アースは黒曜達を追い回している。黒曜達がいつもより速い!無理も無い、竜に追われているのだから!
「物分かりが良いねぇ!」
「行くわよ!ガイン師匠!」
「おう!かかって来いやぁ椿!」
「パパの仇!」シッ!
ギン「まだ死んでねぇっつーの!うらっ!」ギン
「くっ!」
「おらおら!防御一辺倒じぁ清史郎の二の舞だぞぉ!」シッ!
ギン「くっ、相変わらずスキがないわね!えいっ!」ギン
「甘ぇなぁ!そんなんじゃ当たらねぇぞぉ!オラっ!」
ギン「はっ!」
椿の剣が宙を舞う。
「剣を手離すとはなってねぇ!手離すなら次の手を考えとけっ!」
椿は首元に剣を突き付けられる。
「すいません師匠!」
「全くなってねぇ!基礎から鍛え直しだ椿!剣を拾え!」
「はい師匠!」
椿は剣を拾いガインの元へ。
「型を繰り返してろっ!握りを意識しろ!初めっ!」
「はい!」
椿は型をなぞりながら素振りを始める。
「全くどいつもこいつもなってねぇ!ったくよぉ…清史郎より下って感じだなぁ…」
「朝から張り切ってんなぁ旦那!」
「次張り切るのは大将だけどなぁ!さあ、剣をとれやぁ!」
大将に剣を向けるガイン。黒曜達は必死に逃げている。
「とばっちりじゃねぇか!」
「ブツクサ言ってると指先から削り切るぞ!」
「わーった!わーったよ旦那!」
大将が剣を構える。
「はぁ、鍛錬もしてねぇなぁ大将ぅ。ダメダメだぁ!」はぁ…
「何でわかるんでぃ!」
「そんなへなちょこな構えがあるかよ大将!」
「そんなに酷ぇのか俺って?」
「酷ぇな!ちったぁ剣を振れよ大将!椿や清史郎に置いて行かれまくりだぞぉ!」
「まじか!」
「まじだ!大将も椿んとこ行って、基本を拾って来いよ…」
「お、おう…」
「はぁ。大将は問題外だな。清史郎でも起こすか…」
ガインは桶に水を汲み、清史郎へとかける!
「ぷはっ、がはっ、ごはぁ…」
「やかましぃ!水かけたくらいでむせんな!」
「変なとこ入りましたよガインさん!」
「起こして貰えただけ感謝しやがれ!」
「ありがとうございます!」
「おう!それにしてもその姿…いや、後で聞こう。ここだと人が多いからな。それに黒曜達を追い回してる奴ぁ誰だ?」
「それも合わせてですね。たった1日でこの有様ですよ」トホホ!
「相変わらずだな清史郎!がははっ!」
「確かに!笑っちゃいますよね。あははっ!」
「ところで残りの人達は?」
「もうじきくんだろぅ?どうせ赤銅ん所だろうよ」
「少し元気になったらしいですよ。まだ安静ですけど」
「そうか!早く元気になってもらわねぇとな!」
「ですね」
「んで、今日の予定は決まってんのか清史郎?」
「どうしましょうか?この町の鉱石がスカンピンなのは知ってますので拾って一儲けもありですけど。遠出は無しと言う事だけど決まってる状態ですね」
「あー、赤銅待ちだかんなぁ。三人組も素材屋になったし、それもありか」
「剣士にはしなかったんですか?」
「よっしーだけだな。やりたくねぇ奴に教えてもな?大将みたいにしかならねぇ!」
「私でもわかるくらいダメですね。何ですかあの剣捌き?」
「何だろなアレ?なんかの踊りじゃねぇか?」
「これは戦う料理人にはなれませんねぇ」
「練習しねぇからなぁ大将…」
「おはようッス!」
「おはようございますキングさん!」
「おう!やっと来たか」
「すまないッス!赤銅の様子を見てきて遅くなったッス!」
「「「おはようございます!」」」
「おう、おめぇ等も来たか。よし、清史郎!今日はおめぇが仕切れやぃ!」
「わかりました。では、先にギルド前に行ってて下さい。黒曜達を回収してから行きます!」
「よし、おめぇ等いくぞ!」
「「「「「「おう!」」」」」ッス!」
ガイン達は一足先にギルド前へ。
「黒曜!月乃!アース兄!行きますよ!」
『し、承知した主!』
『わ、わかったわ主!』
「あいよ!」
「楽しんでましたねアース兄!」
「おう!なかなか成長してんな森狼達!月乃は頑張れってとこだな!」
「月乃は最近仲間になりましたからね、これからですよ!」
『頑張るわ私!』
「はい、頑張りましょう月乃!では、移動しますよ!」
「おう」
『承知した!』
『わかったわ!』
清史郎達は受付へ。
「マリーさん!」
「どうしたの清史郎君?」
「鉄鉱石の値段は?」
「12倍ね。24,000リムよ!」
「ありがとうございます!行ってきます!」
「ええ、頑張んなさい!」
清史郎は片手を上げギルド前へ!バタンバタン!
「お待たせしました。では取り敢えずいつもの木の所まで行きましょう!」
「「「「「「「おう!」」」」」」ッス!」
「何だかわからんがおう!」
「後で話しますので取り敢えず進みましょう。ここは人が多いですからね!」
清史郎達は門へと進む。
「清史郎!今日も拾い物か?」
「おはようございます衛兵長さん!ええ、拾い物に行ってきます!」
「そうか。気をつけて行って来い!」
「行ってきます!」
清史郎達は平原に1本だけある木の元へ。
「さて、パーティ申請出しときますね!」
「「「「「「「おう!」」」」」」ッス!」
「おっ!俺も入れてくれんだな!任せろ!」
「気配察知は常時起動!さあ、進みながら話をしていきますよ!で、気になってると思いますが、私の兄、アースです」
「おう!よろしくな!アースだ!」
「パパ!兄弟いたの?」
「いえ、昨日兄弟になりました」
「だな。昨日兄弟になったんだ。よろしく頼むぜ!」
「意味がわからないわ!一から説明してパパ!」
説明ですか?苦手なんですよねぇ。どうせ有り得ない事ばかりですしね…
「そうなりますよねぇ!昨日、水を汲みに水場へ行ったんですが、そこにアース兄が来て意気投合しましてね」
「うんうん!楽しかったな清史郎!」
「ええ、楽しかったですねアース兄。で、アース兄に謎の結晶入れられたら竜人になってしまいまして。あー、爺ちゃんも出来ましたよ椿さん!イルって言う始まりの竜です」
「もう、どこを突っ込めば良いのかからないわ!」
「どこに兄弟が出てくんだよ清史郎?」
「それがですね。アース兄の竜の因子とやらを私が受けとってしまったからみたいなんですよ。その因子でヒトで在りながら竜になってしまったんですよねぇ。なのでアース兄の竜の因子を持つ私は便宜上兄弟になるそうです」
「で、尻尾が生えた訳か!通りで固ぇわけだ!」
「ええ、でもまだ書き換え中なんですよね。爪とか羽とか生えてくる可能性もあるんですよねぇ」
「拾い物王は何でもありなのか⁉️」
「色々起き過ぎッス!」
「清史郎君。ゲーム的に言ったら凄い事だよ!序盤で竜人になるとか。シークレットイベントだよ!」
「そうよね。既にエンドコンテンツよ!」
「流石清史郎君ね!意味不明な攻略の仕方ね!」
「失礼な!ただ楽しんだら尻尾が生えただけじゃないですか!」
「その発想がイカレテるのよパパ!」
「ふぇっ!」
とうとう娘に異常者扱いされましたよ!初ですよ!って喜べるかー!あれ?初でしたっけ?酷い!酷いですよ椿さん!撫子さん!何処にいますか?清史郎迫害が起きてますよ!
「尻尾が生えただけとか無茶苦茶ッス!普通に生きてたら生えないッス!」
「普通に生きてたんですけどねぇ…」
「そういや清史郎!娘ってのは椿の事か?」
「ええ、椿さん自己紹介を」
「清史郎の娘、椿よ!よろしくアース…叔父さん?」
「そ、そうなるか…叔父さんか…」
「アース叔父さんになるのよね?」
「そうなりますね」
「まあ、良いか!俺も良い年だしな!姪になるのか!ふむふむ、良いもんだな清史郎!」
「ええ、可愛いですからね椿さん!」
「おう!んで、ガインが清史郎の剣の師匠だろ?素材屋はどいつだ?」
「あっしッス!キングッス!」
「おう、清史郎の師匠達だなよろしく!」
「おう、よろしくなアース!」
「よろしくッスアース!」
「あっちの三人は何だ清史郎?」
「人足ですよアース兄!」
「「「隠さなくなったー!」」」
「あっちのも人足か?」
「あー、アレは大将です!」
「大将なのか?弱そうだぞ?」
「戦う料理人ですよ!大将は!」
「お、おい拾い物王!言い過ぎは良くねぇな!」
「ならないんですか?」
「いや、なるけどよ!」
「じゃあ、問題無しで!」
「俺の扱い酷ぇ!泣くぞ!終いにゃ!」
「泣いてても強くなれませんよ大将!」
「泣く暇あんなら剣振れや大将!」
「泣いてる暇なんて無いッス大将!」
「型くらい覚えなさいよ大将!」
「ウォフフウォフウォフ」(生かさず殺さずだな)
「頼みました黒曜!」
「違ぇねぇ!殺ってやれ黒曜!」
「頼んだッス黒曜!」
「なんだ!何て言った黒曜!またアレか!実戦の訓練的な奴か!」
「ウォフーン⁉️」
「赤銅のまねか!まねなのか!そんなんで誤魔化されねぇぞ!」
「あはは!楽しいな清史郎!今までとは大違いだ!単に喋ってるだけなのになぁ!」
「そんなもんですよ!気の合う仲間と楽しい事をするんです!楽しく無い訳ないですよ!」
「そうか!そうだな!」
「んじゃ、今日は一仕事終えたらアースの歓迎会だな清史郎!」
「そうしましょう!アース兄良いですか?」
「足りめぇよ!楽しみだ清史郎!早く行こうぜ!」
「仕事が先です!働かざる者食うべからずです!」
「どう言う意味だ?」
「働かない奴は飲ませません!」
「よし、バリバリ働くぞ俺は!」
「頑張って下さいねアース兄!」
「任せろ弟よ!」
清史郎達は、ワイワイとキング鉱脈へ進む。
「さあ、着いたッス!バリバリ掘るッスよ!」
「「「「「「「「おう!」」」」」」」」
『我等は森を見て来る』
『私も行って来るわ、子供達とね!』
「わかりました!夕方にはここへ!」
『承知した主!』
『わかったわ主!』
宴会前の運動が始まる。お酒を美味しく飲む為に!
「働いた後のお酒は格別ですからねぇ!」
「まじか!俺張り切るぞぉ!その前に魔力循環乱れまくりだぞ!」
「了解!アース兄!」
少し展開に悩んでました。
遅くなり申し訳ありませんでした!
頑張りますので応援よろしくお願いします!
貴方の応援が突き刺さる作者です!




