清史郎、街で宴会を開く!
45話目投稿!
仕事復帰してきました!
また腰が痛くなって参りました!
お納め下さい!
門が見えてきましたね。まだ夕方前ですし、充分間に合いますね。
清史郎は門に向けて歩く。しかし門で待っていた者は…
「やっと見つけたぞぉ貴様ぁあああ!」
「リュウ君じゃないですか!元気でしたか?」
「んな訳あるかぁああ!」
「元気じゃないですか。では、また!」
「お、おう…」
あれ?何も無いんですかね?てっきり斬り掛かってくると思ったんですけど…
「衛兵さん、ただいま!」
ちょ、片膝つくのをやめて!今すぐやめてー!リュウ君とか見てるからー!めっちゃ見てるからー!
「これは拾い物王!ご無事で何よりです!」
「はい、ありがとうございます!立って下さい衛兵さん!膝が汚れますよ」
「はっ!狼殿も無事で何よりです!」
「うぉふ!」
「お、おい!ちょっと待てよ!何逃げてんだよ?話終わっちゃいねーぞっ!」
「貴様っ!王に向かって無礼な!」
衛兵は甲高い音の鳴る笛を吹き、剣を抜く。詰所から大勢の槍を抱えた衛兵達が駆けつける。
「こいつが王な訳ねーだろ!頭イカレてんのか?」
「拾い物王?まさか王を騙ったなどと言う事はありませんな?」
「無いですね!」
「騙っておられないそうだ!囲めっ!」
リュウ君が衛兵に囲まれる。
「お、おいおい、く、口で言うことを信じんなよ!し、証拠はあんのかよ!」
やめてー、大事になってるから!ギャラリー凄い事になってますよリュウ君!逃げて!逃げてリュウ君!
『主、噛むか?』
「ここまで酷い事になってるのに更に噛まれるとかねぇ?可哀想でしょ?」
『いつでも言うが良い!噛み殺してやる!いや、踏み殺すか!』
「し、失礼ですが拾い物王、つ、詰所に来てもらってよろしいでしょうか?」
そんなにびびらんでもええねんで…
「かまいませんよ!黒曜!リュウ君が逃げ出したら取り押さえといて下さい」
『承知した主!』
「では、行きましょうか衛兵さん」
「は、はっ!こ、こちらです!」
清史郎は、詰所の中へ。
「拾い物王!こちらのボックスに触れステータスを開示して下さい。内容を口外する事はありません!」
「わかりました!ステータスオープン」
黒い箱に光が吸い込まれ、ステータスプレートが浮き上がる。
「なっ!いや、これ以上の確認は入りません。拾い物王よ!この度のご無礼お許しください!どうか、この衛兵長の首で!」
ちょ!やめて!土下座とかやめて!死ぬ覚悟とかしなくても…
「首なんか入りませんよ!さあ、外に行きましょう!宴会に行かないといけないですからね!」
「え、宴会ですか?」
「はい、衛兵長も来て下さい。夕方から冒険者ギルド長の家の庭ですよ!」
「お、お誘いありがとうございます!ぜ、是非とも参加させてもらいます!」
清史郎達は詰所を出る。外には先程とは比べ物にならないくらいのギャラリーで溢れている。
えっ!祭ですか?何祭なんですかね?このままだとリュウ君が血祭りですけどね。違いますよねぇ?見物人ですよね!私とリュウ君を見にきたんですよねぇ!お捻りとか投げても良いんですよ?むしろ下さい!
「拾い物王、もう暫くお待ちを!」
「遅くなると師匠に怒られますので、手短にお願いしますよ!」
「はっ!かしこまりました!」
ちょ!すぐ片膝つくのやめて!膝に痣とかできますよ!
「皆!よく聞け!こちらの方は拾い物王である。紛れもないこの世界の王の1人だ!」
ちょ!何故跪く!立ってる人はストレンジャーなんでしょうね。やめて!そこっ!祈らないで!
「なっ!そんな訳あるかぁあああああ!」
「その物を拘束しろっ!」
「「「「「「「「「はっ!」」」」」」」」」
「く、来るな!近寄るなよぉおおおお!」
「黒曜っ!」
「グラァアアッ」
「がっ!」
首いかれましたね。毎度毎度噛まれる気分はどうなんですかね?この後足蹴にされるんですよね。ドヤ顔で。
「何してるのパパ?」
「何ですかね?リュウ君に絡まれたら、衛兵さんに助けられて、黒曜にリュウ君が踏まれてる所ですかね?」
「またリュウ君?しつこいわね!黒曜!踏み抜きなさい!」
「うぉふ!」ドン!
容赦無いです椿さん!凛々しくて素敵です!ところで主って何ですかね?
「黒曜ー!良いトドメだったわよぉ!」
『あ、主!』
「耐えなさい!逃げる事罷りならぬ!」
『くっ!』
黒曜は抱きつかれて良いですねぇ!どうしたら私の方へ来てくれるんですかねぇ?
「拾い物王!お手を煩わせてしまって申し訳ありません!」
片膝つかないと死ぬ病気だと思いましょう。これきっと言っても聞かない奴ですね。
「かまいませんよ!黒曜も踏みたかったようですし!」
「こちらの方は?」
「椿さん、自己紹介を!」
「清史郎の娘、椿です!よろしくお願いします!」
「姫様でしたか!」
「ひ、姫!」
うーん!姫はイメージじゃ無いですね!いや、じゃじゃ馬な姫もあり?ありありですよね!流石椿さんです!新しい一面が増えましたよ!
「皆さん!私は王のように扱われるのは嫌いなんですよ!それに、膝をついてたら儲け時を逃しますよっ!ほら、こんなに人がいるんですよ?もっと串焼き焼いて!ほら、お酒も出してかないと!」
「違ぇねぇ!」
「王様っ!一杯奢るぜぃ!飲んでってくれよう!」
「はい、よろこんで!」
「串焼きも出してやらぁ!ほら、食ってってくれよ王様!姫様も!」
「ありがとうございます!衛兵長、冒険者ギルドに行って宴会場の変更をギルド長のサフィールに伝えて来てください!」
「はっ!」
衛兵長が走り去る。
「パパ?掲示板とか凄い事になってるわよ!」
「見ませんよ!一度見たんですが、無職のストレンジャーさんが1人で喋ってるだけでしたし!」
「ぷっ!アハ、アハハ!アハハ!」
大爆笑ですね。素敵過ぎますよぉ!どこに笑う要素があるのかわかりませんが…
「王様?」
「何でしょう?」
「ストレンジャーなのに剣を抜いたりしねぇのな?」
「抜くわけ無いじゃないですか!これから宴ですよ!えっ?抜く人いるんですか?」
「これがいるんだよ!何かあると剣抜くんだよあいつら」
「本当ですか?そんな時は衛兵さんを呼びましょう!酷い話ですね全く!」
「あぁ、王様みたいなストレンジャーなら大歓迎なんだがなぁ!」
「ちょっとあんた!王様に絡み過ぎだろう!それに愚痴り過ぎ!さぁ、エールを飲んで下さい王様!」
「ありがとうございます!」
「おうおう!拾い物王!やってんじゃねぇか!」
「ガインさんすいません!リュウ君の対処でこんな事に!」
「まぁたあいつか!こりねぇなぁ」
「また来たッスか?」
「ええ、黒曜に首を踏み抜かれましたけどね」
「「やるな森狼!」ッス!」
「しかし、あいつら遅ぇなあ!」
「少し見て来ますね!」
「「おう」ッス!」
清史郎は店の外へ出る。
「何でしょうね、この温度差」
騒ぐ現地の人と遠巻きに見るストレンジャーですか。まあ、当然入って来れませんよね。
「どうしたんですか?混ざらないんですか?」
「現地の奴等となんか飲めるかよ!」
「私は飲めてますけど?」
「てめぇは王だからだろ?俺らにあんな態度とって置いて!」
「貴方は何様なんですか?俺様とか言わないですよね?」
「なっ!」
「まったく、ストレンジャーの誰かしらの行動が、一括りになっているんですよ。今やストレンジャーは蔑称です。差別用語って事ですね!」
「な、何で?」
「心当たりはありませんか?自分のしでかした事ではないのに同罪にされた事とかね?」
「あっ、私ある!」
「私も!」
「俺もだ!」
あちらこちらで声があがる。
全く、何故改善しようと思わないのですかね?
「そんな事で嫌っていては同類と呼ばれても仕方無いと思いませんか?」
「「「確かに!」」」
「ゲームと思っているからダメなんですよ!海外とか異世界に来たと思って下さい。他所で横柄な態度をとり、ましてや剣を抜いたらどう思います?イカレてますよね?」
「「「はっ!」」」
「ここまで言えばわかるでしょう?では楽しんでくださいね!私の王の就任祝いなんですから!おっと人を探しに来たのを忘れてました!精霊王ー!いるんでしょう?宴会の時間ですよー!」
「「「せ、精霊王!」」」
辺りにカラフルな光球が浮かび上がる。数がどんどん増え、辺りを照らし出す。
「ライト!」
清史郎も光球を打ち上げる。辺りは顔の引きつる面々で溢れている。
派手な登場ですね精霊王。
「かかっ!清史郎!待たせたのぅ!」
「すいません、宴会場を変更してしまって!」
「構わんよ!しかし、何じゃのう。負の感情が濃いのう!」
「現地の方とストレンジャーの対立があるみたいなんで、そのせいですかね」
「そうか!小さい事を気にするのう...」
「そんなもんですよ。他人の評価と自分の評価がずれただけで怒るくらいですからね」
「自分で自分を評価するとかダメダメじゃのう」
「ええ、自分の評価は他人しかつけられませんからね」
「取り敢えず殺気を持つものは消してしまおうかのう!」
カラフルな光球から稲妻か走る。
「うーむ!空気が綺麗になってきたのう清史郎!」
「そうですね。後は謝ったり和解すれば良いんじゃないです?」
「そうするかのう!では、宴を始めようかのう!」
「では、皆さんグラスを掲げて!無い人は早く買ってきて!早く!」
宴会場にグラスを上げていないものはいない!稲妻に殺られるかもしれないからだ!
「現地人だのストレンジャーだの気にする事はない!楽しめば皆同じじゃ!新たな王の誕生に乾杯っ!」
街に響く乾杯の声。現地人、ストレンジャー合わせてのぎこちない宴会の始まりである。
「かかっ!やれば出来るではないか!清史郎が王になったのだ!派手に祝え!美酒に酔え!さあ、今宵は飲んで騒げ!さぁ、振舞ってやろう!飲むと良いのう!仲直りの酒をのう!」
歓喜、それは歓喜!狂気にも似た歓喜!無数に沸いた精霊酒の噴水!それは一夜限りの夢!
清史郎達はガイン達の元へ!
「パパっ!掲示板の加速度が異常よ!」
「アハハ!知りませんねぇ!」
「大将!今日の肴は何かのう?」
「働かすのかよ精霊王!しゃあねぇな!しっかり香草と塩で漬け込んだ走り鳥「ちょっとまった!」何でぃ清史郎!」
「かたくり粉ってあります?大将?」
「カタクリ何だって?しらねぇな、そんなもん!」
「じゃがイモ、もしくは馬鈴薯と呼ばれる物は?」
「あぁ、たまに腹痛くなる芋だろ?」
「今から集められませんか?」
「あたしがとって来てやるよ!アレはアレで美味いんだよ!たまに腹痛くなるけどね!」
「頼みました!大将!レモンは有りますか?」
「ねぇな!ありゃあ冬だ!」
「まあ、良いでしょう!後、油を用意して下さい!」
「油ってなんだよ拾い物王?」
「くっ!豚肉の白い部分を集めて貰えますか?」
「それなら俺に任せろ!肉屋の俺様にな!すぐ持って来てやるぜ王様!どうせ捨てる所だ!まってろ!」
「お願いします!後、こうザラザラ、簡単な実ならすり潰せるものありますか?」
「あるわよ!ニンニクなんかをガリガリする奴だけど!」
「素晴らしい!よし、行ける!」
「パパが暴走してるわね!」
「大丈夫なのか椿よぉ?」
「無理ね、あーなったら私には止められないわよ!」
材料が揃うまで清史郎は目を瞑ったままだった!
「待たせたね!ご希望のイモだよ!」
「素晴らしい!ジャガイモですね、紛れもなく!これ、この窪んでる所や芽の生えた所が毒なんですよ。後、緑色に変わった部分は厚めに剥けば問題ありませんよ。覚えて置いてくださいね。そこが腹痛の原因ですから。では、椿さん!皮を剥いて擦り下ろして下さい!芽の部分はくり抜いて!大将はその補助を!」
「わかったわパパ!」
「了解でぃ!」
「おう!待たせたな!豚の白い部分持って来てやったぞ王様!」
「エクセレント!さあ、楽しくなって来ましたね!ここに広げて下さい!!」
「おう!今朝〆たばっかりだ!新鮮そのものだ!使ってやってくれ!捨てるばっかりだからなぁ」
「よく見て置いて下さいよ!私が使えるようにしてあげますよ!普及すれば儲かります!取り扱いは注意して下さい!火事になりますからね!」
「ま、まじか!」
清史郎は包丁を2本持ち、叩き倒す!親の仇と言わんばりに!
「椿さん、擦り下ろしたものを布で包んで、水の中で揉んでください!」
「了解パパ!」
「そろそろ良いですかね!鍋を火にかけて!ティンダー!」
「この白い塊をどーん!」
「何が出来るんだい?」
「料理じゃないですよ!料理に使うものです!」
「パパ!全部終わったわよ!」
「そのまま放置で椿さん!」
「わかったわ!」
「これが料理かよ拾い物王?」
「まあ、見ててください大将!後々、為になりますから!」
「わーったよ!」
「さて!白い塊に水を少し入れてっと!」
釜戸に火が点もる。肉の焼ける匂いと油の弾ける音が響く。
「綺麗な布と鍋を用意しておいて下さい!」
「わかったよぅ!任せておきなっ!」
「あと、スプーン取ってください!」
「あいよ!」
「この浮いて来た物を取り除いていきますよ!跳ねるから遠巻きでお願いしますよ!」
「清史郎?何をしておるのかのう?」
「これから、ストレンジャーの好物を一品出しますよ!楽しみに待ってて下さい!」
「ふむ、では飲みながら待つかのう!」
精霊王は浮かび上がりつつ飲む!
「跳ねなくなりましたね!では、鍋に布を張って下さい!」
「任せな!」
「はい、ここに白い塊の汁をぶち撒けます!そのまま張っておいてくださいね!水分が切れたら持ち上げて捨てましょう!」
「あいよっ!」
「椿さん、白い濁りが無くなったら水を捨てて置いてください!」
「わかったわパパ!」
さて、準備は完了です!あとは仕上げです。
『桜、乾かす魔法とかあります?』
『ドライの魔法ね!清史郎はまだ使えないわね!』
『了解!』
「ドライの魔法、使える人いませんかー?」
「お、俺が使える!ストレンジャーのマーシーだ!よろしく頼む!」
「こちらこそ!私は清史郎です!マーシー!あの白い沈殿物をサラサラにしてください!頼みましたよ!後で、ここの人達に製法を教えてあげて下さい!できますよね?」
「任せろ!」
「エクセレント!」
「大将!走り鳥を出して置いて下さい!始めますよ!」
「おう!使ってくれぃ!」
「はい、味見に焼きますね」
辺りには走り鳥の焼ける良い香りが漂う!
「うむ、これなら行ける!間違いない!」
「清史郎!サラッサラだ!こっちは行ける!」
「ありがとうマーシー!料理の心得は?」
「リアル料理人よぉ!」
「作る物わかりますよね?」
「任せろよ!最高の揚げ加減でご提供してやらぁ!」
「任せました!最初の一口は「わかってるよ清史郎!精霊王さんにだろ?」エクセレント!」
「よし、こっからはストレンジャーのマーシーに任せろぃ!精霊王!お酒持って前に来んかーい!」
「ほほう!余程腕があると見える!楽しませて貰うぞ!マーシー!」
「まあ、味付けは大将とやらのだ!俺は普段と違う料理方で出すだけだ!大将はどいつだ!」
「俺だよ!全くやらかしてくれんなぁ拾い物王!」
「良いから座れ!酒を片手にな!」
「わーったよぉ!」
「清史郎、お前も座れ!あー、やっと料理人っぽい!こんな宴は最高だな!現地人代表はいねぇのか?」
「イモの提供者、脂身の提供者でどうでしょう?」
「最高だな!座ってくれい!」
「良いのかい?あたし等なんかが座っちまって?」
「後で斬り捨てるとか無しにしてくれよう?」
「王である私がそんな事はさせません!楽しんで下さい!もっとも儲け話になる筈ですが…」
「あの芋がかい?」
「あの使えん白い部分がか?」
「ええ、とても重要な物ですからね。後でマーシーに聞いてください。良いですよねマーシー?」
「任せておけよ王様さんよ!」
それにしても声がありませんねぇ?これは始まらないですよ?
「では、掛け声に合わせて「おー!」っていってくれませんかね?これでは始められませんよ?では、楽しんで下さい!」
「「おー!」」
「ふふっ!盛り上がって来たじゃねぇかぁ!その前にだ!油切れる様な物ない?」
「あー!確かに重要なものですね!こう、格子状の物ありません?」
「あるよ、余分な水分切るやつでよければね!」
「エクセレント!充分役割を果たせますよ!後は頼みましたよマーシー!」
「おう!どんとこいだ!」
「大将!覚えて置いて下さい!これが私達の世界の調理方の1つ揚げ物です!」
「おう!」
マーシーは、お手製であろう箸で油の温度をはかる。そして適温を確認してから、大将の走り鳥をかたくり粉に塗して揚げて行く!
「何じゃこの音と香りは!今までに聞いた事も嗅いだことのないにおいじゃ!」
「なんでぃこの香りは!」
「これは大将の味と、さっきの白い塊の匂いですよ!マーシー!1度目のを皆さんに!」
「なるほど!わかった!少し待てよ、余熱で火を通しておかねぇとな!腹壊されたら、料理人の名折れだ!」
揚げた走り鳥を喰らう!
カリッ「うん〜む!ん?ん?エールの肴No.1に認定じゃあああ!」
カリッ「美味ぇ!何だこの茶色!美味ぇ!美味ぇけど…」
カリッ「なんて美味しいのかしら!」
カリッ「あの白い塊でこんな料理が!」
鳴り止まぬ喝采!1人のストレンジャーが認められた瞬間である。
「違ぇな!でも、本領を発揮して無いな!」
「美味しいけど?」
「美味いんだが?」
「違ぇなぁ?まだ隠してやがる。本来の味を!」
「気付いたか⁉️」
「気付いたみたいですね大将?」
「1度目っつたろ?まだ、何か隠してるってこったろ?」
「マーシー!トドメを!」
「わかった清史郎!任せておけっ!」
マーシーは余熱で火の通った走り鳥を再度油へと放り込む!
「よし、み見てろよぉ!これが2度揚げだぁ!」
再度揚げられた走り鳥はよりカリカリに!よりジューシーになる!
「さあ、食ってくれ!これが唐揚げだ!」
「マーシー!流石です!まさか唐揚げを完成するとはっ!」
「何、味付けが美味ぇ奴と準備を整えた奴がいるからだ!謂わばストレンジャーと現地人との合作だ!」
「清史郎?食べても良いのかのう?」
「精霊王!聞く相手が違いますよ!」
「マーシー!」
「わかってんよ!精霊王!一口目をお納め下さい!」
「そうじゃったのう!マーシー!いただこう!」ザクッ
精霊王目が開く!
「これは良い物だ!エールだ!エールを我に!」
宴は続く!現地人、ストレンジャー入り乱れて!
時々降る雷は最早余興。
宴は夜遅くまで続くのだった。
セカンディルに日本風の居酒屋ができる日も近い!かもしれない!
「皆さん、少しは仲良くなれましたかね?」ふふっ!
「マーシーには、精霊王の加護を授けよう!」
「あり難き幸せ!」
マーシーもテイマーですね。私のアイデンティティが霞まくりですよっ!
Another worlds格納…格納完了
現実世界に帰還します…帰還準備完了
お疲れ様、唐揚げ王!
「なっ!」
皆様、いつも応援ありがとうございます!
作者Fが顔出して大変な事になっております。
生かして行こうかと…
皆さんの応援が腰に効きます!
よろしくお願いします!




