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パパはテイマー!  作者: sei.A
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33/69

清史郎、冒険者ギルド長に会う!

33話目投稿!


ブクマ130件突破!


日間ランキング53位記念!


ありがとうございます!心臓が痛いです。


何卒お納めくだされ!

「ちょっと!カヤック様!カヤック様ーっ!」  


マリーさんの叫び声とドタバタと足音が聞こえますね。何かあったんですかねカヤック殿と?

バーン!「清史郎様!お呼びでしょうか?カヤックにございます!カヤックはここに居りまする!」


カヤック登場!


大慌てで来ましたね。ゆっくりで良いですのに。ドア壊れて無いですよね?凄い音してましたよ?


「これはカヤック殿。急な呼び出し申し訳ありません」

「いやいや、このカヤック!清史郎様がお呼びとあれば即参上する次第です!」

「ありがとうございます。ポーションの方はどうですか?」

「清史郎様、やはり薬草が足りません。作った端から全て売れております。各商店より増産をせっつかれているところで御座います」

「状況はわかりました。儲かってるみたいで何よりです」

「はい、これも清史郎様のおかげです!」 

「では、カヤック殿。常設で薬草買取依頼を1本250リム。無期限で。冒険者ランクポイント対象外という感じで出しておいて下さい」

「何の意味があるのでしょう清史郎様?」

「町の子供、お年寄り、奥様方、貧しい人、空いた時間でお小遣い稼ぎになるじゃないですか?」

「なりますね。そして薬草の数が増えると」

「ですね。いろんな人にお金が渡りますし、ストレンジャーはポーションが買えますね。錬金術ギルドはまた儲かります。誰も損しませんよね」

「誰も損しないのに儲かる?」

「そう言ってますよカヤック殿。強いて言うならストレンジャーだけ損をするんですかね?まあ、それはどうでも良いでしょう。それに、お金を払ってくれるのは錬金術ギルドですからね。町の皆からありがたがられるでしょうねぇ」

「はっ!我々の事をそこまで考えてくださっているとは!このカヤック、至上の喜びであります清史郎様ぁああああ!」


土下座とかやめてー!みんな引いてるから!特に椿さんの目が痛いんですけど!ちょっとカヤック起きろー!起きてー!お願いだからー!


「カヤック殿。時間はお金では買えません。即行動です。私達は明日よりセカンディルへ向かいます。期待してますよカヤック殿!」

「はっ!このカヤック!命に変えても使命を全うする所存!では、行動を開始します!お帰りをお待ちしております清史郎様ぁああああ!」

「わかりました」


命は大切にしてくださいねカヤック殿。あー、あんなに走ったら危ないですよ。気をつけてくださいねカヤック殿。


「ほんとに腹黒ぇな清史郎ぅ。土下座までさせんでも良くねぇか?」

「全く酷い弟子ッス!」

「拾い物王、本当に合法なのかよぉ?」

「パパ?やり過ぎよ。何したのよカヤックさんに?」


おーう!酷い言われようです。清史郎株大暴落ですね。何か間違えましたかね?勝手に土下座してきたのに!私悪くないですよ!悪くないですよね?


「みんな儲かりますねって言っただけですが?」

「パパ?カヤックさんは錬金術ギルドの何の役職なの?」

「ギルド長ですよ」

「な、何でパパの方が偉そうなのよ!お偉いさんじゃないカヤックさん!」

「何でなんですかね?」

「拾い物王だからだろぅ?」

「拾い物王だからッスね!」

「流石、拾い物王だな!」

「何なのよっ!何なのよ拾い物王って!意味わかんないわよっ!」

 

意味がわからないのは私の方ですけどね。あー、どうしましょう!怒ってる椿さんも可愛いっ!うーん、カルシウム多めの夕ご飯にしましょう!最近魚とか焼いてませんでしたしね。今日は魚にしましょうか?


「どうしたの椿?何怒ってるのよ?」

「拾い物王って何?マリーさん?」

「清史郎君の事でしょ?」

「「「だな」」」


男3人が頷く。勿論、清史郎以外だ。


「ちっがーう!違うのよ、そうじゃないのよ!何で錬金術ギルド長より偉そうなのよ!」

「拾い物王だからでしょ?」

「えっ?何?どう言う事?とんち?」

「とんち?が何かは知らないけど、黒幕が清史郎君だからで良いんじゃない椿?」

「あー、なんか納得した!超納得!あー、すっきりしたー」


ん?んん?どこで納得されたんですかね椿さん?そこで納得されるとパパ、遺憾の意を表明しますよ!


「そこで納得するッスか!」

「そこしかねぇわなぁ」

「ある意味、大物だよな椿もよ」


私の評価はどうなってるんですかね全く!こんなに爽やかイケメンですのに!


「んっ、んっ!」

「忘れてたわ。髭も違う違う。ギルド長。お待たせして申し訳ありません。お入り下さい」


髭も?髭も?普段どんなふうに呼んでるの?マリーさん?本当にギルド長ですか?


「私が冒険者ギルド、ファスティア支部の長、ロンドだ!よろしく頼むよストレンジャー!」


髭もじゃだー!もじゃもじゃですよー!むしろ髭!


「始めましてギルド長。ストレンジャーの清史郎です。こちらこそよろしくお願いします。そして、こちらが娘の椿です。」

「娘の椿です。よろしくお願いしますギルド長!」

「うむ、よろしく頼む。ってガイン何してるこんな所で?このストレンジャーを誑かして何企んでやがる?」

「やかましぃ!この髭もじゃ野郎!」

「うるせぇ万年Cランク野郎!」

「ガインさんに髭もじゃも大人しくしてください。話しが始められませんから」


さらっと髭もじゃって言いましたねマリーさん。力関係ではマリーさんの方が上なんですかね?


「わーったよぉ」

「マリー!今、髭もじゃって!髭もじゃって言わなかったか?」 

「言っていませんよギルド長!」

「そ、そうか、なら良い。で、清史郎。用件を聞こうか」

「はい、その前にファスティアのポーションの件は、どこまでご存知ですか?」

「ストレンジャーが買い占めて枯渇してるって奴だろ?」

「はい、それで間違い無いですね」

「錬金術ギルド長が依頼をかけても誰にも見向きされずに10倍まで買取値段が上がったんだっけか?その後、大量に薬草依頼を達成した奴がいたな。何て名前だったかマリー?」

「清史郎君ですね」 

「そうそう清史郎ってお前ぇじゃねぇーか!」

「清史郎は私ですね」

「そんで、薬草依頼が5倍まで下がったんだよな?」

「そうですね。カヤック殿にお願いしましたからね」

「ん?あの錬金術ギルド長のカヤックか?」

「その人で間違いないですよ。2つ返事で了承していただけましたよ」

「ん?あの金に汚いカヤックが?嘘付くならもっとマシな嘘つけよストレンジャー?」


おお、何で怒ってるんですかね?嘘など言ってませんのにね?余程ストレンジャーに恨みでもあるんですかね?まあ、仕方ないですけどね。ストレンジャー討伐依頼はまだですかねドゴル爺?いつでも請負いますよ!


「ストレンジャーが嫌いなのは良くわかりましたよロンドさん。さて、話が頓挫しましたね。どうしましょうか?」

「そんな奴放っときゃ良いんだよぉ!飲みに行くぞ胸糞悪ぃ!」

「何だとガイン!」

「そのまんまだ髭もじゃ野郎ぅ!」

「飲みに行くッスよ清史郎!髭もじゃなんか放っておくッス!」

「素材屋までっ!」

「これはあんまりな結果になったわね清史郎君?飲みに行きましょうか?カヤック様も誘って!」

「カヤックさんなら走ってくるわねパパ」

「ゆっくり来てくれて良いんですけどね。見てて危なっかしいですからねカヤック殿…」

「カヤックの野郎ならすっ飛んでくんぞ絶対ぃ!」

「間違ぇねぇな!清史郎が神に見えてそうだしな!」

「大将!それは酷くないですですか?」

「いや、あの目はマジだな!清史郎が国建てるつったらギルドごと来んぞアレ!」

「あり得るなぁ、信者だよなぁアレ」


何信仰なんですかね?お金ですかね?


「セカンディルとファスティアももうダメみたいだし、開拓するのもありじゃない清史郎君?建国しちゃいましょうか?」

「デカく出たなマリー。おもしれぇなそれっ!酒の肴に良いんじゃねぇかこりゃあよう?」

「良いッス!早く行くッス!」

「じゃあ俺は、飯の材料仕入れてくらぁ!」

「俺とキングは酒だな!」

「了解ッス!」

「私はカヤック様を迎えに行ってくるわね!」

「私と椿さんは一足先に大将の家で狼達の夕ご飯にしますか」

「おしっ!楽しくなって来たな!行くぞキング!」

「了解ッス!」

「椿さん、黒曜達と先に行ってて下さい」

「わかったわパパ。程々にね」

「じゃあまた後でね清史郎君」


程々ってなんの話ですかね?何もしませんよ?


それぞれが思うがままに行動に移る。残されたのはロンドと清史郎。


「何惚けてるですかロンド?」

「ストレンジャー何しやがった?」

「宴会のセッティングですかね?」

「良い度胸だストレンジャー!「清史郎です!」せ、清史郎っ!」

「訳の分からない事言ってないで行きますよロンド!」

「どこに行こうってんだ清史郎っ!」

「宴会場以外ないでしょうに、何言ってるんですかねロンドの癖に」

「ロン「行きますよロンド!遅れたらガインさんに怒られますからね」

「行けば良いんだろーが!行けばよぉ!」

「では、いざ宴会ー!」


あれっ?元気がないですね。ロンド?これでは宴会が始まりませんよ?


「では、いざ宴会ー!ロンド?」

「お、おーっ!」

「エクセレント!」


余計な時間を食ってしまいましたね。遅れて怒られる。ロンドで倍ですね。ロンド許すまじ!ロンドの癖に!ロンドの癖に生意気な事言おうとするからぁ、私が酷い目に遭うんじゃないですかっ!髭を燃やしましょうか?むしろちぎる?


「椿さん、黒曜、待っててくれたんですね。お待たせしましました。行きましょう」

『遅いぞ主!ガイン達ならもう向かったぞ』

「遅いわよって、連れて行くの、その髭?」

「ひ、髭…」

「はい、お誘いしました。黒曜?ガインさん何か言ってました?」

『手のかかる弟子だとぼやいていたぞ』

「そうですか。椿さん、ロンド!全力疾走!黒曜!頼みます!」

『承知した主!生かさず殺さずだっ!遅れた奴から牙と爪の餌食だ!』

「「「「「「「あおーん」」」」」」」

「清史郎!何事だ!」


駆け出す清史郎と椿!遅れてロンド!


「噛まれますよロンド!早く走って!」

「うぉっ!ちょっ!危なっ!」

「その調子ですロンド!全速力で行きますよっ!」

「うおぉああああああっ!」

「やりすぎよパパって危ない!黒曜っ!手加減くらいしおわっ。私もなのぉおおおおお!」


月が綺麗に見える夜。木霊するのは冒険者ギルド長の声。

狼に追われる人達を見ているその他大勢。


急げ!宴会場へ!










急にランキングが上がって焦っています。


これは投稿を急がなければという事で評価、ブクマ、PVありがとうございます。


褒めると伸びる子です!

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