清史郎、黒幕業再開!
32話目投稿!
ブクマ120件突破!
総PV30000件突破記念!
どうぞ、お納めください!
「拾い物王ー!飯だー!」
「今行きますっ!」ガン
やっと昼ご飯ですね。1人だと長く感じますね。椿さん達も帰って来てるんですかね?おっと、カンテラ持って行きましょう!暗いですからね。ってか、外眩しいっ!灰になったらどうしましょう?まあ、なりませんけどね。
「戻って来たッスね」
「お帰りパパ!調子はどう?」
「1人では中々厳しいですが、頑張って採掘してましたよ!」
「そう、こっちも素材屋になれたわ!」
「椿は筋が良いッス!」
「もう!キング師匠っ!恥ずかしいじゃない!」
取り敢えずキングさんを埋めますかね!そうしましょう!少しぐらい埋めてもわかりませんよね?そうですよね!埋めましょう!少しだけですから!
「清史郎!何でツルハシ持って笑顔で近づいて来るッスか?」
「いやいや、お気になさらずキングさん!少し埋まって頂こうと思いましてね」
「何で埋めるッスか?」
「パパ!」
「すいません椿さん!見えない所でやりますね!」
「やっちゃダメー!」
「ちっ!機会が有ればまたですねキングさん!」
「清史郎!清史郎怖いッス!」
「そんなもんだろぅ?なあ大将?」
「間違げぇねぇな!娘に甘々だかんなぁ!」
「で、大将の塩梅はガインさん?」
「おぉ、とばっちりかよ!塩梅はよくわからんが、大丈夫だ!問題ない!何とか仕上がったわぁ!覚えが悪くてよぉ!危うく殺しかけたっつーの!」
「あぁ、大丈夫だ拾い物王!何とか様になったぜぃ!」
「それは重畳!仕上がってなかったらゲフンゲフン」
「娘が絡んだらとんでもねぇな清史郎ぅ」
「悪魔みたいな野郎ッス!」
「危ねぇ!俺最大のピンチだったぜぃ!」
「パパ、顔が悪人になってるわよ!若い頃はそんな感じだったの?」
「ぎくーっ!」
「おうおう清史郎!ヤンチャしてたのかぁ?」
「清史郎?悪だったんッスねぇ?」
「やるじゃねぇか拾い物王よぉ!」
「ガインさん程ではありませんよ」
「なっ!俺の事は良いんだよぉ!」
「ガイン師匠?悪い人だったの?」
「捕まるいっがっ!」ゴン!バタン!
「酷いもがっ!」ゴン!バタン!
「いえ、良い人ですよ。私達の師匠ですからね」
「たりめぇだろがっ!」
「さて、昼ご飯にする前に水ぶち撒けますかーっ」
「ったく!世話かけさせんなっつーの!」
バッシャーン!
「酷いッス!」
「何すんでぃ!」
「やかましぃ!昼にすんぞぉ!」
「早く食べましょ!お腹ペコペコよぅ!」
「ですね。大将!お願いします!大至急で!」
「くそっ!今日は、串焼きだかんな!修行ギリギリだったからな!文句は聞かん!」
「おぉ!串焼きですか!美味しいから問題無いですよ!」
「大将の串焼き!楽しみー!」
「酒はねぇのかよ大将!」
「酒は無いッスか大将?」
「ねぇよ!終わってから飲めやぃ!」
「「はぁー」」
「ガインさん、セカンディルまでどのくらいで行けますか?」
「セカンディルか?朝でりゃ夕方着くぐれぇーだな」
「馬車なら3時間ちょっとッスね」
「以外と近いんですね」
「そうだな、往復するにはキツイ距離ってなとこだな。何かあるのか清史郎?」
「椿さんも素材屋になった事ですし、セカンディルからストレンジャーを出さない、もしくは、次の町に向かわせようと思いまして」
「ほほう?」
「午後からキングさん、椿さん、大将は出来る限り草を集めて来て欲しいんですよ。私のアイテムポーチも椿さんに預けます。ガインさんと私で採掘の続きをしておきます。夕暮れに町の門前に集合でお願いします。私は黒曜達を待たねばなりませんからね」
「パパ、セカンディルへ行くの?」
「ええ、マリーさん次第ですけどね。帰ってから話を詰める予定ですよ。冒険者ギルド長を巻き込むつもりですからねぇ」
「まじかよ清史郎ぅ!」
「まじッスか清史郎?」
「そこまでやるか拾い物王?」
「ええ、随分と旗色が悪いみたいなのでテコ入れしようと思います。このままでは、ファスティアが振り出しに戻ってしまいますから」
「ここで鉱石掘ってちゃ不味いのか拾い物王?」
「大将?気が乗りませんか?」
「乗らねぇっつーかよぉ、稼ぎが減るんじゃねぇかと思ってだな…」
『桜、セカンディルの依頼の状況を、私の持っている物でわかりますか?後、皆さんに向けて声を出したり出来ませんかね?』
『わかるわよ。それにパーティ組んでる状態なら大丈夫よ。清史郎向けでしか喋って無かったけど、パーティ内なら聞こえるはずよ。やっと私も大っぴらにしゃべれるわね!』
『わかりました!頼もしいですね桜!寂しかったんですか?』
『任せて起きなさい清史郎!だって、楽しそうにしてたじゃない!私を放ったらかして!』
『すいません桜!いつでも話しかけて良いですから!』
「拾い物王?黙られると困っちまうんだが?」
「すいません大将!ブレーンと会話してたもので。取り敢えず私のパーティへ入ってください」
「お、おうよ!」
「り、了解ッス!」
「わかったわパパ!」
「な、何がどうなってるんでぃ?」
「さあ、桜頼みますよ!」
「「「「桜?」」」」
『皆さん初めましてかしら?桜よ。よろしく頼むわね。では、状況「待て待て!誰もいねぇのに声がしやがる。誰だ?出てこいやぁ!」
「ガインさん。私のブレーンの桜ですよ」
「桜って頭の中の妖精さんとやらか?」
「清史郎の言ってた頭の中の妖精ッスか?」
「ガインさん、キングさん正解です!」
「パパ!頭大丈夫?とうとう行くとこまで行ったのかしら?」
「椿さん、それがどう言うことかわかりませんが、システムさんですよ!」
「システムさん?どう言う事?」
「システムメッセージに話しかけて名前付けたらこうなりました」
「えっ!なに?何やらかしてるのパパ?」
「後でシステムさんに話しかけてみて下さい!何でも出来るが売りなのがわかりますよ!」
「何でもあり過ぎよ!」
「脱線しました!桜頼みます!」
『酷い言われようね清史郎?』
「確かに酷いですね。私の妄想みたいな事言われましたよ」トホホ
『まあ、良いわ!これで制限なく喋れるわね!』
「ですね!友達が増えますね桜!」
『そうね、別に清史郎だけでも良かったけどね。増えても楽しければ良いわよ!』
「前向きな桜も素敵ですよ!」
『ありがとう清史郎!』
「おいおいおいー!この際、頭の中の妖精さんは『桜よ!』桜、おう、桜よぉ?儲かるのか?」
『儲かるわよ!薬草の依頼は1束5000リムね。10倍になってるわよ。これ以上は値上げしなければならないみたいで限界水準ね。ポーションの転売は天井知らずよ!その他の状態異常回復ポーションの材料も軒並み10倍になってるわよ。鉱石類もファスティアより上ね。鉱石類は鉄鉱石だけ売るのがベストね。後は、ほかっておけば上がると思うわよ。期待値は程々だけど。セカンディルにストレンジャーを繋ぎ留めるのが第一よ!各ギルド長をセカンディルで巻き込まなけれならないわ!』
「清史郎!恐ろしい者を頭ん中で飼ってるな…」
「人聞きの悪い事言わないでくださいよガインさん。頼りになるんですよ桜は!」
「清史郎?大丈夫ッスか?ガインさんに頭叩かれ過ぎたッスか?」
「拾い物王、只者じゃねぇな!」
「取り敢えず、そう言う物だと認識して下さい!桜は実在しますからね!肉体がないだけで!」
『失礼しちゃうわね全くっ!』
「取り敢えず、昼ご飯食べたら行動開始です!夕暮れ時に門前集合で!椿さんは、気が向いたらシステムさんと意思疎通してみて下さい!ファスティアをもう一段階進めます」
「おうよ!かーっ!稼ぎ時だな!」
「取りまくるッス!」
「店の為でぃ!毟りまくってやらぁ!」
「了解パパ!」
「では!昼ご飯です!いただきます!」
「「「「いただきます!」」」ッス!」
酒の無い昼ごはんを食べ終え、指示された通りに行動を開始する。採取組、採掘組へと別れて。桜の策を実行する為に夕暮れの門前へと向かう。
「疲れましたねガインさん」
「お、おう、久しぶりに本気だしたわぁ!」
「遅いッスよ!」
「今着いたとこだけどな!」
「お帰りパパ!」
「はい!皆さんの成果を先に受け取っておきますね。鮮度が落ちるといけないので!」
「わかったわパパ」
「了解ッス!」
「おう、持ってけぃ!」
清史郎は成果をメディスンバッグへ入れアイテムポーチを回収する。門には、衛兵さん達の手を振る姿が見える。
「お帰りなさい拾い物王!」
「無事帰ったか、清史郎、ガイン、椿!後、素材屋と串焼き屋」
「ただいま、衛兵さん、衛兵長!」
「おう、今帰ったぞ!」
「ただいま衛兵さん!」
「名前で呼ぶッス!」
「相変わらず雑だねぇ!」
「衛兵さん、衛兵長さん!明日からセカンディルへ向かいます!出来る限りで良いので薬草の拾い物、お願いします!」
「わ、わかった!外部巡回を増やして薬草回収に充てよう。必要な事なのだろう?」
「ええ、1株でも納品出来る様に手配しておきます。町の皆さんにお小遣い稼ぎが出来ると宣伝して下さい。ストレンジャーは除いてね!信頼出来るストレンジャーが居れば声をかけても良いですけどね?後、品質は問いません。品質が悪くても最低限は貰えますから。出来れば品質重視で!採取の仕方を教えてあげて下さい」
「わかった!何とかしよう!皆が潤うのならば時間など惜しむまい!」
「ありがとうございます!拾い物道は皆が歩める道!子供から老人まで嗜めますから!」
「拾い物王っ!そこまでお考えとはっ!拾い物道の奥深さを痛感致しました」
「やっと本質に辿りつけましたね。ここからが本当の拾い物道です。貴殿の名は?」
「ヨハンソンと申します、拾い物王!」
「良い名ですね、ヨハンソン!ヨハンソン、貴方は採取を教えられますか?」
「はい!スキルを習得させる事は出来ませんが、薬草の採取くらいは教えられますので!」
「それでは、衛兵さん達にお任せ致します。皆で儲けましょう!この町に貧困など必要ありませんから」
「清史郎、感謝する。この町にも貧困層は存在する。それは今まで誰も消す事が出来なかった。こんな解決方法があるとは。拾い物道恐るべしだな」
「これで全てが解決する訳では無いですけどね。中には動けない方もいるでしょうしね。私にはなす術ありせんから…」
「清史郎…清史郎が全て背負う事は無いんだぞ!」
「わかっていますよ!納得できないだけで…では、私はこれで!」
「清史郎、すまない!恩にきる!」
「拾い物王!良き拾い物を!」
「はい!良き拾い物を!」
清史郎達は、冒険者ギルド、会議室へ。
「マリーさん、カヤック殿と冒険者ギルド長を呼んで貰えますか?」
「わかったわ!少し時間を頂戴!」(髭もじゃが面倒なのよねっ!)
「わかりました」
マリーが会議室を出る。
「取り敢えず役者が揃うの待ちですね」
「冒険者ギルド長かぁ、会いたくねぇなぁ!」
「緊張するッスね」
「おいおい拾い物王、無茶苦茶すんなぁ!」
「パパは大物なの?」
「椿さん、ただの冒険者ですよ!」
「怪しいわね!まあ、いいわ!狼達にオヤツでもあげてるわ!」
「程々にしといてくださいよ!夕ご飯もありますから」
「任せて!」
あー、和みますね。肉をナイフで切り取って投げる椿さん!飛びついて食べる狼達。絵になりますね。私よりテイマーっぽいです!まあ、テイマーが何か良くわかって無いんですけどね。モンスターを飼い慣らして戦うんでしたよね?勝手に戦って帰って来るんですよねウチの狼達…
「あー、可愛いわ!狼可愛い!」
椿さんも可愛いですよ!爬虫類でも天使です!爬虫類?
「そう言えば椿さん?何で鱗付いてるんですか?」
「ドラゴニュートだからよ」
「ドラゴニュートってなんですか?」
「ドラゴンとヒト型のハーフの事よ!」
「そんなのもあるんですね。勉強になります」
「清史郎ぅ。ドラゴニュートは強くなるぞぉ!身体の作りからして俺等と違ぇからなぁ」
「ドラゴンの血を引いてるからですかね?」
「おう!ドラゴンは強ぇーからなぁ!」
「それに美味ぇらしいぞ拾い物王!料理してみてぇなぁ!」
「大将!狩って来るッス!」
「味見は任せてください!」
「おう!酒は俺様が用意してやるぞぉ!」
「大将!任せたわよ!」
「何故俺にだけ狩らせようとすんだよぉ!手伝えよぉ!作ってやるから手伝ってくれよぉおおおお!」
皆の笑い声が響く会議室。主要人物が集まるまで他愛の無い会話で盛り上がるのだった。
「また桶買い忘れましたね」
今回は少し急展開!
早く冒険させたいです!
ブクマ、評価お待ちしております。
褒められると伸びる子ですよ!




