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パパはテイマー!  作者: sei.A
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32/69

清史郎、黒幕業再開!

32話目投稿!


ブクマ120件突破!

総PV30000件突破記念!


どうぞ、お納めください!


「拾い物王ー!飯だー!」

「今行きますっ!」ガン


やっと昼ご飯ですね。1人だと長く感じますね。椿さん達も帰って来てるんですかね?おっと、カンテラ持って行きましょう!暗いですからね。ってか、外眩しいっ!灰になったらどうしましょう?まあ、なりませんけどね。


「戻って来たッスね」

「お帰りパパ!調子はどう?」

「1人では中々厳しいですが、頑張って採掘してましたよ!」

「そう、こっちも素材屋になれたわ!」

「椿は筋が良いッス!」

「もう!キング師匠っ!恥ずかしいじゃない!」


取り敢えずキングさんを埋めますかね!そうしましょう!少しぐらい埋めてもわかりませんよね?そうですよね!埋めましょう!少しだけですから!


「清史郎!何でツルハシ持って笑顔で近づいて来るッスか?」

「いやいや、お気になさらずキングさん!少し埋まって頂こうと思いましてね」

「何で埋めるッスか?」

「パパ!」

「すいません椿さん!見えない所でやりますね!」

「やっちゃダメー!」

「ちっ!機会が有ればまたですねキングさん!」

「清史郎!清史郎怖いッス!」

「そんなもんだろぅ?なあ大将?」

「間違げぇねぇな!娘に甘々だかんなぁ!」

「で、大将の塩梅はガインさん?」

「おぉ、とばっちりかよ!塩梅はよくわからんが、大丈夫だ!問題ない!何とか仕上がったわぁ!覚えが悪くてよぉ!危うく殺しかけたっつーの!」

「あぁ、大丈夫だ拾い物王!何とか様になったぜぃ!」

「それは重畳!仕上がってなかったらゲフンゲフン」

「娘が絡んだらとんでもねぇな清史郎ぅ」

「悪魔みたいな野郎ッス!」

「危ねぇ!俺最大のピンチだったぜぃ!」

「パパ、顔が悪人になってるわよ!若い頃はそんな感じだったの?」

「ぎくーっ!」

「おうおう清史郎!ヤンチャしてたのかぁ?」

「清史郎?悪だったんッスねぇ?」

「やるじゃねぇか拾い物王よぉ!」

「ガインさん程ではありませんよ」

「なっ!俺の事は良いんだよぉ!」

「ガイン師匠?悪い人だったの?」

「捕まるいっがっ!」ゴン!バタン!

「酷いもがっ!」ゴン!バタン!

「いえ、良い人ですよ。私達の師匠ですからね」

「たりめぇだろがっ!」

「さて、昼ご飯にする前に水ぶち撒けますかーっ」

「ったく!世話かけさせんなっつーの!」


バッシャーン!


「酷いッス!」

「何すんでぃ!」

「やかましぃ!昼にすんぞぉ!」

「早く食べましょ!お腹ペコペコよぅ!」

「ですね。大将!お願いします!大至急で!」

「くそっ!今日は、串焼きだかんな!修行ギリギリだったからな!文句は聞かん!」

「おぉ!串焼きですか!美味しいから問題無いですよ!」

「大将の串焼き!楽しみー!」

「酒はねぇのかよ大将!」

「酒は無いッスか大将?」

「ねぇよ!終わってから飲めやぃ!」

「「はぁー」」

「ガインさん、セカンディルまでどのくらいで行けますか?」

「セカンディルか?朝でりゃ夕方着くぐれぇーだな」

「馬車なら3時間ちょっとッスね」

「以外と近いんですね」

「そうだな、往復するにはキツイ距離ってなとこだな。何かあるのか清史郎?」

「椿さんも素材屋になった事ですし、セカンディルからストレンジャーを出さない、もしくは、次の町に向かわせようと思いまして」

「ほほう?」

「午後からキングさん、椿さん、大将は出来る限り草を集めて来て欲しいんですよ。私のアイテムポーチも椿さんに預けます。ガインさんと私で採掘の続きをしておきます。夕暮れに町の門前に集合でお願いします。私は黒曜達を待たねばなりませんからね」

「パパ、セカンディルへ行くの?」

「ええ、マリーさん次第ですけどね。帰ってから話を詰める予定ですよ。冒険者ギルド長を巻き込むつもりですからねぇ」

「まじかよ清史郎ぅ!」

「まじッスか清史郎?」

「そこまでやるか拾い物王?」

「ええ、随分と旗色が悪いみたいなのでテコ入れしようと思います。このままでは、ファスティアが振り出しに戻ってしまいますから」

「ここで鉱石掘ってちゃ不味いのか拾い物王?」

「大将?気が乗りませんか?」

「乗らねぇっつーかよぉ、稼ぎが減るんじゃねぇかと思ってだな…」

『桜、セカンディルの依頼の状況を、私の持っている物でわかりますか?後、皆さんに向けて声を出したり出来ませんかね?』

『わかるわよ。それにパーティ組んでる状態なら大丈夫よ。清史郎向けでしか喋って無かったけど、パーティ内なら聞こえるはずよ。やっと私も大っぴらにしゃべれるわね!』

『わかりました!頼もしいですね桜!寂しかったんですか?』

『任せて起きなさい清史郎!だって、楽しそうにしてたじゃない!私を放ったらかして!』

『すいません桜!いつでも話しかけて良いですから!』

「拾い物王?黙られると困っちまうんだが?」

「すいません大将!ブレーンと会話してたもので。取り敢えず私のパーティへ入ってください」

「お、おうよ!」

「り、了解ッス!」

「わかったわパパ!」

「な、何がどうなってるんでぃ?」

「さあ、桜頼みますよ!」

「「「「桜?」」」」

『皆さん初めましてかしら?桜よ。よろしく頼むわね。では、状況「待て待て!誰もいねぇのに声がしやがる。誰だ?出てこいやぁ!」

「ガインさん。私のブレーンの桜ですよ」

「桜って頭の中の妖精さんとやらか?」

「清史郎の言ってた頭の中の妖精ッスか?」

「ガインさん、キングさん正解です!」

「パパ!頭大丈夫?とうとう行くとこまで行ったのかしら?」

「椿さん、それがどう言うことかわかりませんが、システムさんですよ!」

「システムさん?どう言う事?」

「システムメッセージに話しかけて名前付けたらこうなりました」

「えっ!なに?何やらかしてるのパパ?」

「後でシステムさんに話しかけてみて下さい!何でも出来るが売りなのがわかりますよ!」

「何でもあり過ぎよ!」

「脱線しました!桜頼みます!」

『酷い言われようね清史郎?』

「確かに酷いですね。私の妄想みたいな事言われましたよ」トホホ

『まあ、良いわ!これで制限なく喋れるわね!』

「ですね!友達が増えますね桜!」

『そうね、別に清史郎だけでも良かったけどね。増えても楽しければ良いわよ!』

「前向きな桜も素敵ですよ!」

『ありがとう清史郎!』

「おいおいおいー!この際、頭の中の妖精さんは『桜よ!』桜、おう、桜よぉ?儲かるのか?」

『儲かるわよ!薬草の依頼は1束5000リムね。10倍になってるわよ。これ以上は値上げしなければならないみたいで限界水準ね。ポーションの転売は天井知らずよ!その他の状態異常回復ポーションの材料も軒並み10倍になってるわよ。鉱石類もファスティアより上ね。鉱石類は鉄鉱石だけ売るのがベストね。後は、ほかっておけば上がると思うわよ。期待値は程々だけど。セカンディルにストレンジャーを繋ぎ留めるのが第一よ!各ギルド長をセカンディルで巻き込まなけれならないわ!』

「清史郎!恐ろしい(もん)を頭ん中で飼ってるな…」

「人聞きの悪い事言わないでくださいよガインさん。頼りになるんですよ桜は!」

「清史郎?大丈夫ッスか?ガインさんに頭叩かれ過ぎたッスか?」

「拾い物王、只者じゃねぇな!」

「取り敢えず、そう言う物だと認識して下さい!桜は実在しますからね!肉体がないだけで!」

『失礼しちゃうわね全くっ!』

「取り敢えず、昼ご飯食べたら行動開始です!夕暮れ時に門前集合で!椿さんは、気が向いたらシステムさんと意思疎通してみて下さい!ファスティアをもう一段階進めます」

「おうよ!かーっ!稼ぎ時だな!」

「取りまくるッス!」

「店の為でぃ!毟りまくってやらぁ!」

「了解パパ!」

「では!昼ご飯です!いただきます!」

「「「「いただきます!」」」ッス!」


酒の無い昼ごはんを食べ終え、指示された通りに行動を開始する。採取組、採掘組へと別れて。桜の策を実行する為に夕暮れの門前へと向かう。


「疲れましたねガインさん」

「お、おう、久しぶりに本気だしたわぁ!」

「遅いッスよ!」

「今着いたとこだけどな!」

「お帰りパパ!」

「はい!皆さんの成果を先に受け取っておきますね。鮮度が落ちるといけないので!」

「わかったわパパ」

「了解ッス!」 

「おう、持ってけぃ!」


清史郎は成果をメディスンバッグへ入れアイテムポーチを回収する。門には、衛兵さん達の手を振る姿が見える。

「お帰りなさい拾い物王!」

「無事帰ったか、清史郎、ガイン、椿!後、素材屋と串焼き屋」

「ただいま、衛兵さん、衛兵長!」

「おう、今(けぇ)ったぞ!」

「ただいま衛兵さん!」

「名前で呼ぶッス!」 

「相変わらず雑だねぇ!」

「衛兵さん、衛兵長さん!明日からセカンディルへ向かいます!出来る限りで良いので薬草の拾い物、お願いします!」

「わ、わかった!外部巡回を増やして薬草回収に充てよう。必要な事なのだろう?」

「ええ、1株でも納品出来る様に手配しておきます。町の皆さんにお小遣い稼ぎが出来ると宣伝して下さい。ストレンジャーは除いてね!信頼出来るストレンジャーが居れば声をかけても良いですけどね?後、品質は問いません。品質が悪くても最低限は貰えますから。出来れば品質重視で!採取の仕方を教えてあげて下さい」

「わかった!何とかしよう!皆が潤うのならば時間など惜しむまい!」

「ありがとうございます!拾い物道は皆が歩める道!子供から老人まで嗜めますから!」

「拾い物王っ!そこまでお考えとはっ!拾い物道の奥深さを痛感致しました」

「やっと本質に辿りつけましたね。ここからが本当の拾い物道です。貴殿の名は?」

「ヨハンソンと申します、拾い物王!」 

「良い名ですね、ヨハンソン!ヨハンソン、貴方は採取を教えられますか?」

「はい!スキルを習得させる事は出来ませんが、薬草の採取くらいは教えられますので!」

「それでは、衛兵さん達にお任せ致します。皆で儲けましょう!この町に貧困など必要ありませんから」

「清史郎、感謝する。この町にも貧困層は存在する。それは今まで誰も消す事が出来なかった。こんな解決方法があるとは。拾い物道恐るべしだな」

「これで全てが解決する訳では無いですけどね。中には動けない方もいるでしょうしね。私にはなす術ありせんから…」

「清史郎…清史郎が全て背負う事は無いんだぞ!」

「わかっていますよ!納得できないだけで…では、私はこれで!」

「清史郎、すまない!恩にきる!」

「拾い物王!良き拾い物を!」

「はい!良き拾い物を!」


清史郎達は、冒険者ギルド、会議室へ。


「マリーさん、カヤック殿と冒険者ギルド長を呼んで貰えますか?」

「わかったわ!少し時間を頂戴!」(髭もじゃが面倒なのよねっ!)

「わかりました」


マリーが会議室を出る。


「取り敢えず役者が揃うの待ちですね」

「冒険者ギルド長かぁ、会いたくねぇなぁ!」

「緊張するッスね」

「おいおい拾い物王、無茶苦茶すんなぁ!」

「パパは大物なの?」

「椿さん、ただの冒険者ですよ!」

「怪しいわね!まあ、いいわ!狼達にオヤツでもあげてるわ!」

「程々にしといてくださいよ!夕ご飯もありますから」

「任せて!」


あー、和みますね。肉をナイフで切り取って投げる椿さん!飛びついて食べる狼達。絵になりますね。私よりテイマーっぽいです!まあ、テイマーが何か良くわかって無いんですけどね。モンスターを飼い慣らして戦うんでしたよね?勝手に戦って帰って来るんですよねウチの狼達…


「あー、可愛いわ!狼可愛い!」


椿さんも可愛いですよ!爬虫類でも天使です!爬虫類?


「そう言えば椿さん?何で鱗付いてるんですか?」

「ドラゴニュートだからよ」

「ドラゴニュートってなんですか?」

「ドラゴンとヒト型のハーフの事よ!」

「そんなのもあるんですね。勉強になります」

「清史郎ぅ。ドラゴニュートは強くなるぞぉ!身体の作りからして俺等と違ぇからなぁ」

「ドラゴンの血を引いてるからですかね?」

「おう!ドラゴンは強ぇーからなぁ!」

「それに美味ぇらしいぞ拾い物王!料理してみてぇなぁ!」

「大将!狩って来るッス!」

「味見は任せてください!」

「おう!酒は俺様が用意してやるぞぉ!」

「大将!任せたわよ!」

「何故俺にだけ狩らせようとすんだよぉ!手伝えよぉ!作ってやるから手伝ってくれよぉおおおお!」



皆の笑い声が響く会議室。主要人物が集まるまで他愛の無い会話で盛り上がるのだった。



「また桶買い忘れましたね」













今回は少し急展開!


早く冒険させたいです!


ブクマ、評価お待ちしております。


褒められると伸びる子ですよ!

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