清史郎、採掘祭開催中!
31話目投稿!
採掘祭です!
皆さんも気軽に参加してください!
お納めください!
「よし、ここだ!」
「鉱脈よりだいぶ手前ですね。何かあるんですかガインさん?」
「何があるんだよ旦那?」
「おうよ!こっちだこっち!付いて来い!」
そこには苔むした岩壁から湧き水が零れ落ちており、零れた先で小さな泉を作っている。
「あったあった!枯れてなくて良かったぜぃ!」
「湧き水ですか?」
「おうよ!まあ、飲んでみろよ!清史郎、大将」
「わかりました」
「大丈夫なのかよぉ?」
んぐっんぐっ!「美味しいですねこの水!岩場から出てるのに柔らかいですね」
「水が柔らけぇわけねえだろぅが!まあ、いい。俺のとっておきの水場だ!水入れ替えて行こうぜぇ!」
ガインさんはここの水が好きなんですね。覚えておきましょう。
「美味ぇ!ただの水なのに美味ぇ!」
「本当に美味しいですね」
「冒険者なら水場くらい覚えておかねぇとな。いざって時に困るぞ!こう言う湧き水でなぁ、苔がある所はまず間違い無く飲めるぞ!まあ、近くに鉱山とかあると中毒にかかるんだけどな!ガハハっ」
「なるほど勉強になります!」
水を入れ替えておきましょう!メディスンバッグに入れとけば冷たいままですしね!
「鉄鉱山のそばなら、石が赤くなるしな!そういった細かい所で判断していくんだ!」
「なるほど!」
「水探しも大変なんだな」
「それに、ここ見てみろ!足跡があるだろ?」
「ありますね。何の動物かわかりませんけど」
「動物やモンスターが水場にしてるってこった。これも目印だな。飲める水のな!覚えとけよぉ!」
「「はい!」」
「黒曜達も飲んでけよぅ!美味ぇからよぉ!」
『うむ、頂こう!』
美味しそうに飲んでますね。あまり飲みすぎないでくださいよ!まだ走りますからね。横っ腹が痛くなりますよ?ん?狼もなるんですかね?
『主!ガインに礼を頼む!美味かった!』
「ガインさん、黒曜達が美味しかったと言ってますよ!」
「おう!気にすんな!よし、行くぞ!全速力だ!」
「了解です!」
「またかよっ!」
「あおーん!」
清史郎達は狼達に追われながら鉱脈へと向かう。全力で!
「よし、清史郎!ツルハシとカンテラ持ってけよぉ!」
「了解です!採掘祭を開催してきます!黒曜達も森を謳歌してきてください!」
『承知した主!』
びしっと敬礼!1人とか寂しすぎる!私は何であんな指示を出したのか?あの時の私を殴ってやりたいです!いや、あれで良いんですけどね。納得出来ないだけで!
「おう!後は大将次第だ!気張れよ大将っ!」
「やってやらぁ!やってやるよぉおおおお!」
「頑張ってください大将!1人だと儲けが減りますからね!」
「任せとけぃ!店を出す為でぃ!」
さてと、採掘祭と洒落込みますかね。カンテラ点けてと。ティンダー!ツルハシを担いだら、もう一端のテイマーですよね!狼達は森に狩り、私は炭鉱夫!テイマーは過酷ですね。さて、この辺にカンテラ吊しておきますかね。では、採掘祭開催です!皆さんもツルハシ片手ご参加くださいね!夕方までやってますよ!今の所、私1人ですけどねっ!気配察知を使いながら採掘しますよー!
「採掘祭開催っ!」ガン
「開催中ですよっ!」ガン
「参加者募集中っ!」ガン
「桜もいかがですかっ?!」ガン
『肉体がないわね!』ガン
「確かにっ!」ガン
「そう言えばっ!」ガン
『どうしたの清史郎?』ガン
「他のシステムも桜みたいになるんですかね?」ガン
『なると思うわよ。試さないからならないだけで』ガン
「なるほど!何で試さないんですか?」ガン
『普通そんな型破りな事しないわね。ゲーム経験者であればあるほどね』ガン
「私が異端児でしたか」ガーン!
『そうね。でも異端児が居なければ私はシステムのままだったのよ』ガン
「異端児を受け入れましょう!」ガン
『わかればよろしい!』ガン
そうですよね。私の行動で桜が生まれたんですから、異端児くらい受け入れましょう!普通にしてたつもりなんですけどね。
「そう言えば桜?ポーション買った事無いんですけど、幾らくらいするんですか?」ガン
『ファスティアは1つ500リムよ』ガン
「串焼き沢山買えますねぇ!」ガン
『セカンディルでは天井知らずよ!』ガン
「桜は物知りですね」ガン
『Another worldsの掲示板巡回してるからね。清史郎も見れるのよ』ガン
「あははっ、私はいいですよ。目の前の事で精一杯ですから」ガン
『なら私に任せなさい!清史郎のブレーンは私よ!』ガン
「頼もしいですね桜!頼みましたよ!」ガン
『えぇ、任せといて!』ガン
「さて、気合入れて掘りますかー!祭ですからねっ!」ガン
『頑張ってね清史郎!』ガン
私1人ですが、何とか稼がないといけませんからね。頑張りましょう!大将!早く覚えて!寂しさのあまり清史郎がお亡くなりになりますよ!切に!切に願いますよ!
「お金の為なら〜」ガン
『え〜んやこ〜らっ』ガン
「お酒の為なら〜」ガン
『何となく言ってみたけど、これいる?』ガン
ガーン!「す、少し気が紛れましたけどね…」ガン
『それはそうと、セカンディル放って置いて大丈夫なの清史郎?』ガン
「大丈夫じゃ無いですね」ガン
『ストレンジャーとの対立が始まってきてるみたいよ』ガン
「でしょうね」ガン
『でしょうねって、解決策はあるの?』ガン
「根本的なのは無理ですね。供給を少し満たす程度でお茶を濁す感じですかね?」ガン
『少しで平気なの?』ガン
「そうですね。少しで良いんじゃ無いですかね。諦めて先に進んでくれたら尚良いですね」ガン
『その為の椿なの?』ガン
「椿さんだけでは少し届きませんけどね。椿さんの地位向上策ですよ、それは」ガン
『娘には甘いのね』ガン
「嫁にも甘々ですよ!」ガン
『うまく行くと良いわね』ガン
「そうですね」ガン
椿さん1人では無理なんですよね。冒険者ギルド長や錬金術ギルド長も巻き込まなければなりませんしねぇ?全く、いつまで受け身の姿勢なんですかね、皆さんは?まあ、要相談ですね。さてと、お昼はまだですかね大将?むしろ、生きてますかね大将?
清史郎は1人寂しくツルハシを振るった。大将が呼びに来るまで…
「お腹空きましたっ!」ガン
のんびり進めて行きます!
ブクマ、PV、評価などありがとうございます!
桜花賞寝すごしました!
しくしく!




