清史郎、大将待ち!
21話目投稿!
少し短め!
ご査収お願いします!
いざ出発とはならず、大将の鑑定習得待ちです。忘れてましたよね。さて、何時間かかりますかね?この空いた時間どうしましょう?
「清史郎よぅ、時間勿体ねぇから模擬戦でもやっかぁ?」
「良いですけど、大通りのど真ん中ですよ?」
「いや、別にそれでも良いんだけどよぅ。ギルドの地下に訓練場があるんだわ!」
「なるほど!程々でお願いしますよ!これから儲けなきゃなりませんからね?」
「わーってらぁ!行くぞ清史郎ぅ!」
「はい!」
「あっしは大将のとこに行って来るッス!終わったら連れて行くっすよ!覚えが悪かったら…」
「頼んだキング!」
『黒曜行きますよ』
『承知した主』
さて、ぼごぼこ頭叩かれるんですかねー?あれ、ストレス溜まるんですよね。あー、憂鬱ですね。もう少しゆっくり歩いても良いんですよガインさん!死刑執行待ちの囚人ってこんな気持ち何ですかね?あー、見えてきましたね、なかなか広い場所がね。あそこでボコられるんですかねー?
「黒曜、私は訓練があるのでそこらでゆっくりしていてください」
『主なのに大変だな』
「ええ、群を守る為には力が必要ですから」
『そうか、ありがたい話だ!我らも訓練をしてみる』
「程々にお願いしますよ!外にも行きますから」
『心得た!』
狼達は練習場を走りだす。彼らなりの訓練なのだろう。
「清史郎、まずは型の復習からだ!構えろ!」
型だけで終わってください!大将ハリー!ハリーアップ!
教わった動作を出来るだけ正確になぞる。
「繋ぎがあめぇ!歩き方が悪ぃ!模擬戦以前の問題だぁ!ちょっと真っ直ぐ歩いてみろぃ!」
「はい!」
真っ直ぐ歩く清史郎。
「重心が右に寄ってるな。心持ち左に重心をおけ」
「はい!」
難しい事を言いますね。普通に歩いてるだけなんですけど!何が違うの?左、左、左。
「清史郎、左を意識しすぎだ!」
どうしろと?
「だぁー、今度は右に行ってやがる。おめぇ、剣ぶら下げてる事、忘れてねぇか?」
「そう言えば、ぶら下げてますね。向こうでは、こんな物騒な物、ぶら提げてませんからね」
「普段何提げてんだよぉ!」
「買い物袋ですかね?強いて言えば…」
「聞いた俺が馬鹿だったわ…まあ、良い。もう一度だ。剣を思い出したなら、ちったぁ歩けるだろぅ?」
「やってみます!」
呆れられましたねぇ…そう言えばぶら下げてましたね剣。剣の重みで重心が変わってたみたいですね。意識して直さなければなりませんね。ただでさえ重心が危うくなる事多いのに…
「そうだ!その調子だ!もっと歩け!慣れたら走れ!」
「はい!」
これは、きつい!でも大事な事なんでしょう。ここまで言うんですから。頑張りますよー!撫子さん達にカッコいい姿をお見せしたいですから!
「よし、そのまま剣を抜いてみろ!」
「はい!」
「かーっ!重心がぶれてんぞ!もう一回だ!」
「はい!」
大将!早く来てー!採掘の前にダウンしちゃうわよー!
「難しいだろ清史郎ぅ?おめぇ器用なのに自分の身体の事ぁ全然無関心なんだよぉ!自分の身体を十全に扱えてナンボだぞぉ!」
「姿勢を保つのがこんなに辛いとは思いませんでしたよ」
やはり、無理が出てますねぇ。しっかり基本を抑えねば!
「姿勢と歩法。初歩にして奥義だ。疎かにすれば三流剣士の出来上がりだ!」
「二流と一流の違いはなんですかね?」
「努力って言ってやりたいが、素質だわなぁ!」
「素質ですか?」
「そうだ!素質は努力をいとも簡単に凌駕しやがる。俺が腐った原因だ」
嫌いな言葉ですねぇ…素質で全てを片付けられては困りますよ…
「努力は裏切りませんよガインさん!積み重ねた物は決して裏切りません!」
じゃ無いと困ります!
「嬉しい言葉だが、天才は軽々超えて行くんだ。路傍の石にすら気付かずにな!」
「ならば、私が越えましょう!努力を怠るものには私が鉄槌をくだします!笑えないくらいにね!」
何の為の努力だと…
「がははっ!言うじゃねぇか清史郎!」
「報われない努力があるなんて嫌じゃないですかっ!」
「だな!どうやら、まだ腐ってたみたいだわ!基本をしっかり習得してくぞ清史郎!」
「はい!」
「俺もやってやらぁ!」
「頑張りましょう!」
「おう!気張れ清史郎っ!基本はつまらんが1番大事だ!毎日やれぃ!」
「了解です!」
身体のズレを修正しつつ、大将を待つ清史郎。
お願い、早く来て大将!草すらつめなくなる前に!もう、ツルハシは無理ー!
正しい姿勢からの抜剣。当たり前が1番難しい。基本にして奥義なのだから。
開始から1時間、大の字で倒れる清史郎。
「ちょっとハードにし過ぎたか?」
「ハー…ド、どころ…じゃ…無い…で、す…よ…」
息も絶え絶えの清史郎。
「よし、休憩にしてやるかぁ」
「助かります…」
これはキツいです!部活以上の辛さです!部活自体入った事無いんですけど!と言うか、剣士になるんでしたっけ?テイマーじゃありませんでした私?
『清史郎、ジョブに片手剣士と素材屋が増えてるんだけど?』
『うぇ?弟子入りしたからですかね?もうテイマーですら無くなりましたか』
『違うのよ。テイマーもあるのよ!ジョブが3つになってるのよ!』
『テイマーがあるなら問題ないですね!』
『清史郎がそう言うなら言いんだけどね。ステータスに補正がかかってるわ。いつでも良いから確認しなさいよ!レベル上がった分もよ!』
『わかりましたよ桜!』
私は何になるんですかね?最終的に歌って踊れるテイマーになったりしませんよね?ん?それも捨てがたい!Another worlds初のアイドルですかね?まさか、先駆者いませんよね?
「ステータスオープン」
名前:清史郎
種族:人族
LV:1 → 2
ジョブ テイマー:LV1
片手剣術士:LV1
素材屋:LV1
HP:20/20 → 50/50
MP:30/30 → 60/60
STR:12(1) →26(1)
VIT:12(1) → 26(1)
AGI:13(3) →22(3)
INT:20(1) → 29(1)
DEX:15(1) → 29(1)
LUK:23(1) → 27(1)
空腹値:82/100
装備欄
チュートリアル用片手剣(ATK2)
チュートリアル用シャツ(DEF2)
チュートリアルズボン(DEF2)
チュートリアルサンダル(AGI2)
アクセサリー
1:初心者アイテムポーチ
2:シリアルナンバーAW10000記念アイテムポーチ
3:チュートリアルリング
スキル
生活魔法:LV1
テイム:LV1
片手剣術(ガイン流):LV1
鑑定:LV2
採取:LV1
採掘:LV1
伐採:LV1
気配察知:LV1
所持金:546250リム
称号
シリアルナンバーAW10000記念者(LUK +10)
アイテム:ギルドカード:Fランク(テイマー)
ギルドカード:Dランク(冒険者)
薬草×862(86束)
日陰草×2263(226束)
毒消し草×1982(198束)
銅鉱石×624
鉄鉱石×821
石炭×1156
カエデ×5
ケヤキ×6
カシ×2
石ころ×2872
石ころ(石英入り)×32
石ころ(ガーネット入り)×12
黒曜石× 21
ツノウサギ肉×2819
初心者ポーション×5
水袋×1
正直見てもわからないんですよね。数値上がったんで強くなったと思いますけど。ジョブ3つとか有りなんですかね?有りだからあるわけですけど、先行き不安になりますよね!テイマーって何でしたっけ?片手剣術の後ろにガイン流とか付いてますね。確かにガイン流剣術指南を今受けてましたけどね!もう時期、三途の川を渡りそうな気分ですよ!助けて撫子さん!
「ガインさん、お聞きしても良いですか?」
「なんでぃ?」
「ジョブに片手剣術士と素材屋が追加されましたけど、コレ大丈夫なんですか?」
「おめぇ何になるつもりなんだよぉ?3つとか意味わかんねぇー!」
「私が聞きたいですよっ!」
「まあ、冗談だ!俺にも素材屋が追加されてるしな。おめぇの世界にはいねぇのか?そう言う奴?」
「あー、居ますね。そう言う事ですか。納得しました」
あー、副業みたいなもんですかね?芸人兼俳優的な?たまに歌手な人いますよね。そんな感じてすかね?
「狼放って、斬り付けて、毟りとれば良いん?ん?山賊じゃね?」
「人は襲いませんよ!お頭っ!」
ビシッと敬礼する清史郎!果たしてこの世界に敬礼はあるのか!
「誰がお頭だ!ぶっ飛ばすぞ!」
「冗談ですよガインさん!」
「ったくよぅ」
それにしても大将遅いですね。まあ、1時間やそこらで覚えられる物でも無いですよね。今ごろ罵られてるんでしょうね。マリーさん、厳しいですから。キングさんに殺られてなれば良いですが…
「そういや清史郎ぅ。俺らには構わんが他の奴にはスキルやジョブは秘密にしとけよ。まあ、テイマーなのはバレバレだから別に良いけどよぉ!」
「ダメなんですか?」
「手の内ばらす冒険者がどこにいるっつーの!」
「そう言うことですか。なる程!わかりました!話変わりますけどガインさん。ジョブに就ける場所ってあるんですか?こう、行ったら今日からお前は剣士だ!みたいな?」
「無いこともないが、基本弟子入りだな。各ギルドに行けば審査の上で就くことも可能なんだけどな…まあ、今のストレンジャー達じゃ無理だ!清史郎はある意味俺の紹介だからテイマーになれたんだが…」
「ん?じゃあストレンジャーはジョブ無しって事ですか?」
「ほぼねーな!あいつら、冒険者登録して飛び出して行ったからなぁ。それによぅ、あれだけ態度悪ぃ奴らにギルドなんか紹介できる訳ねぇわな!審査も通らんだろうしなぁ」
「ほぼ?就ける人もいると?」
「あー、犯罪者だ!殺人鬼。山賊。盗賊。詐欺師とかな。これはすぐなれるぞ!お勧めはしねぇがよぉ」
「あー、いらないですね。牢屋は勘弁ですよ!ストレンジャーが、何をしたいのかさっぱりわからない事だけわかりましたよ!」
「清史郎がわからんのに、俺らがわかるかよぅ!」
あははっ!営業本部長!ジョブの統計とかくれませんかね?どうなってるのか気になります。ゲーム存続危機ですよ!傷口広がる前に終わらせてくださいよ!
「ジョブに就くにはギルドと弟子入りしか無さそうですね」
「あー、稀にスカウトってのもあるぞ。余程腕が立つとか、何らかの才能があるとかな…」
「スキルですか?」
「本人が元から持ってる物だな。スキルは関係ぇねぇな。俺にも良くわからんがな。まあ、すげー奴だ!」
「わかりやすいですね」
「わかるように言ったからな」
「撫子さん達大丈夫ですかね?ちゃんとジョブに就けましたかね?」
「おっ、清史郎の良い人か?」
「娘と妻ですよ!」
「おぉ、清史郎の妻子になる様な奴等だ!問題ねぇだろ!」
「ひっかかる物言いですけどね。世界一の妻子ですよ!問題なんかありませんよ!」
「かー!惚気やがって!まー、仲が良いなら良いけどよぉ、少し心配だな清史郎ぅ」
「えぇ、ストレンジャーがこんなですからね。不安だらけですよ。まあ、撫子さん達なら大丈夫でしょう。信じてますからねっ!」
「ご馳走様ってか!」
「よろしゅうおあがり!」
撫子さんは大丈夫!椿さんは少し不安ですね。元の世界で会ったら話を聞きましょう。
「狼達、元気になったもんだなぁ!あんなに弱々しかったのになぁ…」
「ガインさんとマリーさん、アニマのおかげですよ」
「気にすんな!狼はカッコいいからなぁ!助けられて良かったぜぃ!」
「そうですね。カッコいいですもんね。でもストレンジャー許すまじです!」
「おう、毟ってやろうぜぃ!つーか大将いつになったら覚えるんだぁ?」
「さぁ、そろそろ良い頃合いなんですけどねぇ?」
「あいつ、飯以外駄目とかねぇよな?」
「そうあって欲しいですね…」
大将!カムバーック!このままではアホの子扱いですよ!急いで!ハリー!ハリー!ハリアーップ!
「何度言ったらわかるのよっ!こっちが銅鉱石よっ!」ぺしん!
「あいたっ!何も叩く事ねぇだろマリーっ!」
「次間違えたら斬り捨てるッス…」
「ひぃ…」
友達に名刺は2つ以上無いと駄目だよねって言われたことがあります。
遊び用の名刺を作りましたよ!
そう言う意味じゃ無いって怒られました。




