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第五話 すれ違い

「あれ?松山君、いつの間にか事務所から出て行っちゃったね。」

「え?俺も気づかなかったです。店長と俺が話してる間に休憩にでも行ったのかな?」

「あははっ。相変わらずマイペースな子だね~!」

「マイペースどころじゃないですよ。彼は普通じゃありません。」

「普通じゃないって、そんなこと言っていいの?元鮮魚チーフのこともあるし、惣菜部門の白石さんの娘ちゃんのこともあるんだから、発言には気をつけなくちゃね!」

「・・・ッ!!#$%&!!!すみません!」


ハラスメント、コンプライアンス、多様性に対して敏感になった現代。

社会は、今では"普通"という言葉すら使いづらくなった。

かつては部下のミスに怒り狂っていた赤山も、今ではすっかり世の中の風潮に怯えている。


半年前、赤山の同期である鮮魚チーフの田中は「生鮮スタッフは特に清潔が求められる。いつも帽子を浅く被っている君は、髪の毛が出ないよう帽子を被り直すなり坊主にするなり、きちんとしなさい!」とアルバイトの青年を叱った。

その後、彼によって社内パワハラ相談センターに相談され、田中は平社員に降ろされた挙句、僻地へ異動させられた。


店長会議で人事部から話を聞いた早川によると、「アルバイト従業員が田中に"お前はいつも汚い。髪の毛なんか伸ばしてないで、坊主にしろ!"と罵声を浴びせられた、という申告があった」「精神的苦痛を伴い、退職するしかなかった」との内容だったらしい。


本来田中が発した言葉とは、大きく違う証言がなされたのである。

「実際に言ったこと」と「言われた方がどう受け取ったか」は別物なのだ。


友人でもある田中のことが気になった赤山は、僻地の店舗を訪ね、本人から話を聞いたところで「真実」を知ることになった。


しかし、アルバイトの青年が退職してしまった今、人事部に弁解したとて、覆すことはできないだろう。

赤山はいろいろな意味でショックを受け、それ以来、自身の言葉をどう発するかビクビクしているのだ。


おまけに、松山という「隕石」が会社の問題という「あらゆる土地」に落下するため、赤山は身が滅亡しないか気が気でない。

「ママ~!行ってきま~す!」

「行ってらっしゃい!」


私は娘を学校まで連れて行った後、急いで職場に向かう。


──私の娘は、発達障害の疑いがある。

発達障害の特徴はあるものの、診察基準には満たない。

いわゆる「グレーゾーン」だ。


娘が小学一年生になりたての頃は、お隣に住む娘のクラスメイトとそのお兄ちゃんが一緒に通学してくれたので、私は娘たちが出発するのを見送り、余裕を持って出勤していた。

しかし、一年が経過したところでお隣さんが別の土地へ引っ越してしまい、娘は二年生になってから一人で学校に行くことになった。


ある時、娘は通学中、なぜか隣町まで行ってしまったことがある。

たまたま隣町の交番の前を通りかかり、そこにいたお巡りさんに保護され、事なきを得た。

娘に話を聞いてみると、「モンシロチョウを捕まえようと走っていたら、遠くに野良猫がいるのを見つけ、近づいたら逃げたので追い掛け回したら、いつの間にか知らないところにいた」そうだ。


「娘は好奇心が旺盛すぎるだけだろう。」


初めはそのようにしか思っていなかった。


しかしまたある時、娘は通学路の途中の公園でブランコに乗りたくなり、そのまま一時間遊んでいたこともある。

ご近所のおばさんが娘を見かけ「学校はどうしたの?」と尋ねたところ、「学校に行くことを忘れていた」とのことで、おばさんが娘と一緒に私の職場まで訪ねて来たことがある。

その日は運良く杉田さんと前野さんが休みだったため、娘の事情をバレずに済んだ。


そういったことが次から次に起き、私は医療機関へ娘を連れていくことにした。


「娘さんはADHDの疑い、ASDの疑いがあります。しかし断言できるものではなく、可能性があるに留まるでしょう。経過を見ましょう。」


医師からはそう告げられた。


私はショックだった。


もし「発達障害」と病名を付けられれば、それなりに福祉支援などの保障があるものの、世間からは「可哀想な目」で見られることは間違いない。

しかし、だからといってグレーゾーンでは"普通の子"と同じ環境で過ごさねばならず、「出来てもおかしくないことが出来ない変な子」として、娘は周りから嫌煙されるだろう。


それに加え娘は、同年代の女の子が「魔法少女」のアニメが好きになっている最中で、男の子向けの「戦隊ヒーロー」のアニメを好み、子供服売り場に連れて行っては、おもちゃや洋服も「戦隊ヒーロー」の方を選びたがる。


ただでさえグレーゾーンで目立ってしまうのだから、少しでも「普通の女の子」と変わらないように、私は女の子らしいものを娘に買ってあげるよう説得する。


(私が、娘のために、身の回りのものを全て選んであげなくちゃ!)


私はそれ以来、娘の身に着けるものや遊びなど、「こうあるべき」基準に基づいて接することにした。

少しでも「普通の子たちと同じようにしてあげる」ために。

「私が用意してあげたレール」の上を歩かせれば、娘はきっとグレーゾーンから抜け出し、"普通"に近づいてくれるだろう。


この事情について知っているのは、私の夫、赤山さん、同い年で同期の釘本さんだけだ。

夫の両親は杉田さん世代であるため、伝えてしまってはきっと嫌なことを言ってくるに違いない。

したがって、夫には秘密にしてもらっている。


赤山さんには「通勤がギリギリの事情」として伝えなければいけないと思い、相談した。

釘本さんはバツイチ子無しだが、友人として親身になって話を聞いてくれた。

それに彼女は「カメレオン」のように周囲に擬態する習性(?)があるため、もし相談しても誰にも言わないだろうという絶対的信頼もある。


杉田さんと前野さんには、絶対にバレたくない。


* * *


勤務三日目。


ロッカールームで準備を済ませ、僕は打刻の機械に近づく。

その時、後ろから誰かに背中を平手打ちされた。


「松山君!おっはよ~!!」

「梅崎さん、おはようございます。突然何ですか、背中を平手打ちするなんて。あなたのやっていることは、昨日"神様"があなたを突き飛ばした時と同じですよ。」

「ちょっと~冷たいじゃん!昨日は王子様みたいに助けてくれたのに~!」

「僕は王子様ではありません。僕の名前は松山優です。優と書いて"すぐる"と読みます。一日では名前を覚えるのは難しいですよね。」

「ちょっと何言ってんの?訳分かんなすぎ~!ウケる~!」


昨日の"神様の一件"の後、精肉部部門の梅崎さんは、お昼休憩や退勤時間にやたらと僕に話しかけてきた。

それに他の従業員、特にマダムたちに"神様の一件"を事細かく話しては、僕のことを皆で"王子様"と呼びたがる。

僕は松山優であって、王子様ではないのに。


「ね~松山君、"好きピ"はいるの~?」


梅崎さんは「バズる」だの「チルい」だの、「謎の言語」をよく発する。

それに時々、主語が抜けていたりつなぎ言葉の使い方が間違っていたり、日本語の表現すら危ういことが多い。

話が伝わらないことも多いし、もしかして梅崎さんは帰国子女なのかな?


僕は両親から「謎の言語」を教えてもらっていないため、それらの意味が分からない。

今聞かれている「好きピ」というのは、おそらく「〇〇ピ」と略せる、好きな食べ物のことでも聞いているのだろう。


「僕は、"エビピ"が好きです!」(僕は、エビピラフが好きです!)

「えっ!?・・・プライベートで、好きなの?」(えっ!?この職場には"エビ"が苗字に付く人はいないから・・・仕事以外のプライベートで、"エビ"が苗字に付く好きな女がいるの?"彼ピ"みたいな感覚で、好きな子に"ピ"を付けるタイプなの?)

「プライベートも何も、"エビピ"は、食べたいときにいつ食べても美味しいです!」(休日でも仕事の休憩時間でも、エビピラフは、食べたい!と思った時、いつ食べても美味しいですから!)

「ええ!?どういう関係!?」(ええ!?"いつ食べても"って・・・"イチャつきたい時にいつでもイチャつける"関係の"エビピ"って呼んでる女がいるの!?)

「関係、とは?・・・好きすぎて、もはや僕の一部みたいなものです!」(エビピラフと僕の関係?・・・大好物すぎて、僕の身体の一部はエビピラフでできているようなものです!)

「!?」(!?・・・"エビピ"が好きすぎて、僕の一部とか言ってる。松山君って王子様だと思ってたのに、ヤンデレ男だったのか・・・ショック。)


僕は的確に"好きピ"(「〇〇ピ」と略せる、好きな食べ物)について答えた。

すると、梅崎さんが急によそよそしくなった。


「梅崎さん、どうしたんですか?」

「あ、いや、ごめんね。松山君の"好きピ"、知らなかった。じゃ、お互い仕事頑張りましょうね。」

「??よく分かりませんが、お互いお仕事頑張りましょう!」


梅崎さんは、そそくさと精肉部門の作業場へと走り去った。

・・・もしかして梅崎さんはエビアレルギーで、エビピ(エビピラフ)の話を聞きたくなかったのかな?

なんだか悪いことしちゃったな。


* * *


僕が作業場に入った後、白石さんも到着したようだ。


「おはようございます!赤山さんごめんなさい、今日は本当にギリギリになってしまいました・・・。」

「大丈夫ですよ、白石さん!今日は杉田さんも前野さんもお休みなので、皆さん肩の力を抜きましょう!」


そうだ、今朝はなんだか静かだなぁ~と思っていたけど、杉田さんが休みだったのか。

すっかり存在を忘れていた。

今日のシフトのメンバーは、赤山さん、白石さん、釘本さん、僕の4人だそうだ。

今日の白石さんと釘本さんは、初めて会った時より穏やかな雰囲気を醸し出している。


「おはよう、白石さん。昨日は松山さんにサラダ類と煮物のパックを教えたから、今日私はお寿司をやりながら松山さんをサポートするね!」

「釘本さん、ありがとう。それでは、今日は松山さんがパック担当をお願いします。私は今日、お弁当に入りますが、私も松山さんをサポートしますので!」

「はい!分かりました!」


揚げ物をしながらこの光景を見つめる赤山さんは、コクコクと満足そうにうなずいていた。


僕はまず、サラダ類や煮物をパックしてから、揚げ物のパックに入ることにした。

昨日のお昼休憩後、釘本さんから「揚げ物は12時ギリギリまで順次揚がってくるから、サラダ類や煮物を先に片付け、後は順次揚げ物に取り掛かったほうが効率が良い」とのアドバイスをいただいたからだ。


「・・・赤山さん、私は娘を学校に送ってから出勤してますが、どうしても時間ギリギリになってしまいます。でも、どうしても娘を見届けてからでないと不安で仕方がないんです。杉田さんに"あのこと"を話したくもありませんし、話したところで通じないでしょう。私は、どうあるべきなんでしょうか?」


なにやら、白石さんが赤山さんに悩み事を相談しているようだ。

事情を知っていそうな釘本さんも会話に参加する。

出勤がナントカと聞こえたが、仕事に関する話なら、僕も知っておいた方が良いかもしれない。


「皆さん、何の話をしているんですか?」

「え」「あ」「・・・ッ!!」

「仕事に関するお話ですか?僕にも教えてください、白石さん。」

「え、あの・・・。」

「出勤がナントカって聞こえたので、仕事のお話ですよね?教えてください、白石さん。」

「・・・。」


赤山さん、白石さん、釘本さんの三人はなぜか固まっている。

そして、何かを諦めたような顔で白石さんが話し始めた。


* * *


「・・・いきなり、こんなことを話してびっくりしましたよね。」

「え?何かびっくりする要素がありましたか?それにしても、白石さんの娘さんは"RPGのサブクエストを楽しんでる"みたいですね!」

「さ、サブクエスト?」

「はい。白石さんの娘さんの行動をRPGに例えると、学校という"メインクエスト"を目指しながら、道中のモンシロチョウや野良猫、ブランコなどの楽しいものに心を躍らせるんですよね。それはRPGでいう"サブクエスト"みたいなものです。僕もその気持ちが分かります!楽しい"サブクエスト"が用意されていると、どうしても"メインクエスト"そっちのけで遊んでしまいますから。集めなくてもクリアに支障がない隠しアイテムを全て見つけたいとか、ゲーム内のカジノコーナーで何時間も遊んじゃうとか。寄り道するのって楽しいですよね!」

「は、はぁ・・・?」


白石さんはあまりゲームをやらない人なのか、ゲーム用語を聞いては首を傾げている。

それよりも、僕には引っかかっていることがある。


「白石さんは、どうして"私がこうしてあげなくちゃ"って思ってるんですか?」

「え・・・?」

「白石さんが"やってあげなくちゃいけないこと"は、本当に娘さんが"そうしたい"と思っているのでしょうか?」

「ど、どういうことですか?」

「さっき子供服売り場に行った時のお話を聞かせてくれましたよね。娘さんが"戦隊ヒーローのTシャツが欲しい"って言ったのに、白石さんが"魔法少女のTシャツにしてあげた"のはなぜですか?」

「なぜって、女の子は"普通"、女の子らしい魔法少女の方を好きになるべきです。女の子が男児向けのものを好きだなんて・・・変じゃありませんか!」

「白石さんにとって"普通"って何ですか?女の子が女の子らしくあるべきだと思っているのは白石さんであって、娘さんが女の子らしいものが好きであるべき理由にはなりませんよ。それに、変だと思っているのは白石さんであって、本人が楽しんでいれば、何も変ではないと思いますよ。」

「?!」

「子供は親の操り人形ではありませんし、親の人生の延長線でもありません。その逆も然りで、親がこうだったから子供の自分もこうならなくてはならないというわけでもありません。血が繋がっているとしても、お互い別の個体なんですから。つまり、娘さんの人生は娘さんのものであり、娘さんの選択肢は娘さん自身で選ぶものです。人はよく"普通じゃない"とか"変だ"とかいう言葉をよく使いますが、なぜそう思うのか僕には分かりません。本人が"変"だと思っていないのなら別に良くありませんか?娘さん本人に"マイナスイメージを投げかける概念"として、娘さんの人生に干渉するのはよくありませんよ。」

「・・・。」


僕は、間違ったことは言っていない。

白石さんは、眉間にしわを寄せながら黙りこくっている。

おなかの調子でも悪いのだろうか?


「そういえば僕も幼い頃、ASDのグレーゾーンだと、両親に言われたことがあります。」

「!?」「!?」「!?!?」


白石さん、釘本さん、赤山さんは、なぜか驚いた顔をする。


「皆さん、何をそんなに驚いているんですか?そもそもASDのグレーゾーンって何ですか?僕的にはRPGの能力値みたいな、何か特別な属性だと思ってるんですけど。"ゾーンに入ってる"みたいな意味だと思ってます。僕は親戚から"父親のようになれなくて残念だね"ってよく言われますが、父親のようになる必要があるんでしょうか。父とは別の個体ですから、僕の人生は僕の好きなように進めていいと思っています。ちなみに僕の父は元弁護士です。一部からは"理詰めの松山"と呼ばれていたそうですが、僕にはその意味がよく分かりません。現在は引退し、在宅ワーク中です。現在の仕事内容は知りません。血が繋がっているとはいえ僕は別の個体なので、父がすごい人だとしても僕には関係ありません。父が何の仕事をしようが父の選んだ人生なので、それでいいと思っています。父も自分で"サブクエスト"を見つけたんだと思います。」


3人は、何も言わずにただ僕を見つめる。

赤山さんは、普段は真っ赤な顔をしているのに、今日に限って真っ青になっている。

具合でも悪いのだろうか?


* * *


松山さんは、私を否定するつもりなのか?

ほとんど何を言っているのか分からない人だけど、今日の言葉はムカついた。

同じような言葉を何度も繰り返すところも、イラっとする。


私が娘のためにこんなにしてあげていることを、全否定するなんて。

私の人生を、なんだと思ってるの?!


娘が"普通の人生"を送れるように、私が"普通の道"を示してあげてるんだから!

娘は私がいないと何もできないんだから、私が何でもしてあげなくちゃいけないの!

そうしてあげないと、娘もこの人みたいになっちゃうかもしれない!


ああ、私の人生ってどうしていつもこうなんだろう。

とにかく、私がもっと、しっかりしなくちゃ・・・!


初めて松山さんに会った日は、杉田さんから助けてくれたと感心したけど、やっぱりこの人苦手かも。

午前の仕事の目途がついた後、赤山は事務所に戻る。


「山ちゃん、お疲れ~!あれ?どうしたの、今日は赤面じゃなくて青面になってるけど?」

「何ですか、あおめんって。それに赤面って、俺はいつも顔が赤いわけじゃありませんよ。」

「あはは!山ちゃんは"ハラスメント"を気にするようになってから顔が赤くなりやすくなったよね。やり場のない怒りが体内に溜まって顔に出ちゃうタイプ?」

「からかわないでください、店長・・・。」

「おやおや、本当に元気がないじゃん。どうしたの?また松山君?」

「ええ、まあ・・・。」


赤山は午前の出来事について、店長の早川に吐露する。


「へぇ~、あの"王子様"は個性的だけど、またとんでもない爆弾を投下したね。」

「王子様??なんですか、それ。」

「今、パートさんたちの間で"松山君、王子様説"が浮上してるみたい。昨日、精肉のギャルに手を差し出して助けた姿が、"白馬に乗ってやってきた王子様"に見えたんだって!それに、世間とずれてるところが"下々の生活を知らない王子様"具合を増してるってさ!」

「そんなわけないでしょ!仮に"王子様"だとしても"ポンコツ王子"ですよ!さっきだって、一通りの話を終えた後、再び仕事に取りかかろうとしたら、やり方を忘れてるんですから。あれは"ポンコツ王子"に違いありません。」

「あはは、それは言えてるね!それにしても山ちゃん、"仮に〇〇だとしても"って、松山君の言葉がうつって来たんじゃない?」

「!?やめてくださいよ!!」

「あ!青面が赤面に戻ってきた!"赤面上司とポンコツ王子"っていいコンビじゃん!」

「ちょっと!からかわないでくださいってば!なんでラノベのタイトルっぽいコンビ名を付けるんですか!俺がポンコツ王子に頬を染める、BLものみたいじゃないですか!」

「がはは!俺はそんなつもりで言ってないよ~!自分から勝手にBLものだと思い込んでるだけじゃん~?」

(・・・ッ!!#$%&!!!)


赤山は先ほどまで真っ青になっていたことも忘れ、再び顔を真っ赤にするのだった。

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