↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
放浪王子と引きこもり姫の追放社不結婚  作者: 熊出
第八章・成人期ラハル国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
83/127

「あの者は何を求めているいるのだ?」

 俺達は杖に乗って空中を浮遊し始めた。

 それらしい洞窟はない。


「水中やもしれませぬね」


「ううむ、剣が錆びるな」


「それなら私の魔法がありますれば」


「本当か? 窒息死はせぬか?」


「古代の魔法は工夫されておりますれば」


 疑う俺にミリィは苦笑混じりにいう。

 ミリィが指を鳴らすと、俺達の周りを泡が包んだ。

 そして、俺達は水中に進んでいく。


「それにしても、リンドと言ったか。歴戦の者のようだが、あの者は何を求めているのだ?」


「不老不死ですね」


「存外と俗物だな」


「妹が不治の病なのですよ」


 ミリィは苦笑まじりに言う。


「スカーレット様のことを教えるか、少し迷いました。しかし、資質を認めればスカーレット様は自ら招いた。つまりはそう言うことでありましょう」


「そう言うものであるか」


「そう言うものです」


 ゆっくりと水中を漂う俺達。

 そこに、爆音が近づいてきた。

 リンドが泳いできている。


 彼女は物凄い勢いで俺達に近づくと、泡の中に入った。


「大した魔力だ」


 仏頂面で言う彼女。


「お前は礼儀というものがないのか」


 俺は呆れまじりに言う。


「良いではないですか」


 ミリィは弾んだ口調で言う。


「旅は道連れと言います」


 おかしなことになってきたなあと思う。

 俺達の水中探索は続く。



つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。