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罰ゲームで黒髪清楚な高嶺の花に告白した僕は、百合だったカノジョに女装させられて秘密の関係になった。  作者: きたみ詩亜


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番外編 裏root.Ⅳ 優×和奏 期末試験前の勉強会。ご褒美休憩。

 12月3日、土曜日。

 クリスマスを数週間後に控えたこの時期。

 学業が本分である学生にとっては、苦行の行事、期末試験が迫っていた。

 そのため、土曜のデートはお休みにし、和奏のマンション、彼女の部屋で勉強会を開いていた。


 なお、凛は本日、スイミング教室の仲間たちとお泊りで勉強会することになってしまった、と嘆いていた。

 しかし、凛には悪いが、そのお陰で僕と和奏は、ふたりきりで勉強するチャンスが得られたわけだ……。


 ちなみに本日の服装は、デートではないため女装はしていない。

 しかし、気合をいれるため、僕は普段の高校の制服、和奏も、黒セーラー服で勉強に取り組む。



◆◇◆◇


 早朝から勉強を開始し、間に軽い昼食をはさむ。

 その後、勉強を続けた僕たち。

 

「……ふぅー、なんか頭回らなくなってきた……」


 ——時計を見ると、すでに午後3時を回っていた。


「そうね……、あたしも疲れてきたわ……。

 ……あ! 実はね、面白いものがあるのよ——!」

「面白いもの……?」

「ちょっと前に行った下町デートで、おばあちゃんのやってる駄菓子屋に寄ったでしょう? 

 この間、久しぶりに凛と土曜日に遊んだ時、ゲームセンターでプリクラを撮ったのだけど、その横に駄菓子コーナーがあってね。駄菓子屋のおばあちゃんの顔を思い出して懐かしくなって、色々買ってみたのよ!」


 和奏が部屋を出て15分ほど。


「おまたせ、優……」


 様々な大量のお菓子が山盛りになったカゴを手に、彼女が戻ってくる。

 カゴの中は、チョコレートや、タブレットのラムネ、例のカラフルなミニ餅、駄菓子ではないが、バナナ等、他にも色々なお菓子が入っていた。


 お菓子を手に取りながら、和奏が効能を説明してくれる。


「——チョコレートや、タブレットのラムネ菓子やバナナには、ブドウ糖が多く含まれているの。

 ブドウ糖っていうのは、脳の主要なエネルギー源だから、これらを摂取することで、脳の働きが向上するわけね。

 バナナには、ブドウ糖が脳のエネルギーになるのをサポートしてくれる、ビタミンやミネラルも多く含んでるから、これ1本食べるだけで、効率良く脳の栄養補給ができちゃうのっ!

 あたしも毎朝、バナナ1本食べてから学校に行ってるんだからね。

 あとね、バナナには他にも、トリプトファンっていう成分が入ってて、「しあわせホルモン」である、セロトニンの材料になるのだけど、それによって、リラックス効果や、安眠効果なんかもあって、いいこと尽くめでね……、だからあたしも毎日しあわ——」


 和奏が夢中で講釈するのを聞きつつ、ふたりで、頭にいいというお菓子を食べていく。

 バナナは、和奏とふたりで、食べさせあいっこした。

 あぁ……、これだけでもう、しあわせ……。


 ——疲れていたのか、つい、ふたりでパクパクと食べてしまい、カゴの中がすっかり空になる。


「ち、ちょっと食べすぎたわね……」

「なんか喉渇いてきたかも……」



「……ね、ねぇ、優……? 喉渇いたのなら、

 あたし特製の『ラムネジュース』があるのだけど、飲んでみない……?」



 和奏の不意な提案。

 大きな胸に手を当て、すこし顔を赤らめている。


「え……? 

 ラムネって、サイダーみたいなヤツだよね?

 あれって、自分で作れるの……?」

「え、ええ、そうなのよ……!

 あたしが優に飲ませてあげるから、

 ……ちょっと、目をギュッと、つむっててもらえるかしら……?」

「え? 目、つむるの? わ、わかった……」


 彼女に言われるまま目をつむる。


 ——すると、シュルシュルとした音と、シャッという軽い衣擦れが聞こえた。


(……和奏、何してるんだろう……?)


 疑問を感じる僕。


 ——クイッ、


 不意に後頭部を抱きかかえられる感覚がする。


「へ……?」


 僕の口からヘンな言葉が漏れるや否や、


 ——ツン!


 突如、くちびるに当たる、若干柔らかめの感触。


(……これ、ラムネの瓶……?)


 瓶にしては柔らかめではあるが、やはり若干固い、不思議な感触。

 まるで人肌のような、温かみも感じられる……。


「……あたしお手製の『ラムネ』よ……、

 たくさん、召し上がれ……!」


 ——和奏の声に従い、チュウチュウと吸ってみる。


 しかし、何も吸い出せない……。

 若干生臭いような、ミルクっぽいようなニオイだけがする……、


(……え? これってもしかして……?)


 ふと、思い当たる僕。


「……ゆ、優、目、開けちゃダメよ……?」


 ……しかし、無意識に、うっすら目を開けてしまう。




  ——僕の顔、ゼロ距離の位置。


    大きく捲れ上がった黒セーラー。

    そこから露わになっている、白い肌。


    覆う布がなく、

    青い血管が透けて見える、

    大きなふたつの膨らみ……。




   その下方へ視線を落とす。


    ——僕のくちびるに

      しゃぶられているのは、

      ラムネ瓶ではなく……、


      固く尖った和奏の……っ?!




(——こ、これっ、

 わ、和奏の……、ナマの、ち、ちくび……ッ!?)


 驚きに目を見開く僕。

 彼女の乳首をしゃぶったままの口の端から、ヨダレが垂れてしまう。


 「……あーあ、優、

  目、開けちゃったんだー……?

  ……まあ、いっか。

   今日はこれだけでゴメンね……?

    期末終わったらシようね……」


◆◇◆◇


 ──このあと、気持ちを切り替えて、

 勉強に集中するのに苦労したのは

 言うまでもないことだった。。。

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