表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大学生は頭が悪い ~アットホームなサークルです。笑顔が絶えないバイト先です。懇切丁寧に指導する大学です~  作者: ノーパクリ・ノーオマージュ
1限目  やどかり祭実行委員会 ~ やりがいのある仕事です! 未経験者大歓迎m9(^Д^) ~
26/85

25 総合計画局


「さて、我らが総合計画局だが、さっきの説明で話した通り当たり前を作る局だ」


 全員が着座したのを確認すると、筋肉先輩は太い人差し指を立てて宣い、そのまま説明を続ける。


「当たり前のお祭り。これはただ参加してるだけじゃ気付きにくいものだが、凄いことだ。というのも、当然のことだが祭りを行うには普段使ってないものをふんだんに使う。電気、ガス、水道といったライフラインはもちろん、机椅子、テント、調理器具といった物品まで」


 祭りなんて基本参加する側だから考えたことはなかったが、確かに改めて言われてみれば、あれを準備するとなると多大な労力がかかるのは想像に難くない。


「それを事前に計画・準備、当日は管理し、終了後は元通りに片付ける。それが、この総合計画局の仕事だ」


 縁の下の力持ちって奴だろうか。目立たないだろうが、確かに重要な役割だ。


「ちなみにこの当たり前が無ければ、祭りはそもそも運営もできない。だから、俺達はやどかり祭実行委員会の陰の支配者とも呼ばれている」


 肉だるま先輩の補足。

 え、何それダサかっこいい。いや、やっぱダサイ。


「インフラがなければ出店なんてそもそも運営できないし、広報のライブビューイングも何もできないからな」


 悪い笑顔の肉だるま先輩、マジ悪の幹部。これは確かに影の支配者ですわ。

 悪者乙。


「それで、一年生の仕事なんだけど主に二つ」


 エンジェルが細く長い指を二本立てる。


「机椅子担当と美化担当」


 ふむ? わかるようなわからんような?


「まず机椅子担当。出店とかイベントでは机椅子を沢山使う。その申請を企画から受け付けて、寮や大学の祭り当日空いている机椅子を割り当てる。そして、やどかり祭が終わったら元通り片付ける。これが机椅子担当の仕事」


 あーなるほど。出店の会計にしろ、調理台にしろ机椅子は使うか。で、それを準備・片付ける担当と。


「次に美化担当。これは主に祭りで出るゴミ処理。やどかり祭では毎年数トン単位のゴミが出る。この分別、処理をするのが美化担当の仕事」


 ……数トン? あれ、その分別処理って相当なハードワークじゃありませんかね?


「ま、担当だけじゃなく、実行委員会は元より出店する団体全員で協力するからな。そんなに重く捉えんでいいさ」


 ハッハッハと筋肉先輩が肩をバンバン叩いてくる。痛い。


「当たり前のやどかり祭を作り、当たり前の学生生活に戻す。それが俺達総合計画局の誇りだ」


 筋肉先輩と肉だるま先輩が、ムンと暑苦しくファイティングポーズを取る。二頭ががいいね! チョモランマ!

 なにはともあれ、聞いてる感じ凄い(大変)のはわかったけど。


 そもそも、なんでそんなことしなきゃならんのだ? 


「他に来る新入生はいなさそうかな?」


 根本疑問に思い至り内心首傾げる俺の前、マイマザーが若干寂しそうに桃色吐息。


「「ふむ、そうか」」


 先輩巨漢タッグも微かに寂し気な匂いを漂わせながらも、


「「なら、またお前らと飲めるな!」」


「「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーッ!」」




 肩掴まれた二日酔い八代と俺は、暴漢にあった婦女子の如く甲高い悲鳴を上げた。


 お願い〇ッスル! めっちゃモテたーい♪



「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価をよろしくお願いします!


 していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!


 ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ