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大学生は頭が悪い ~アットホームなサークルです。笑顔が絶えないバイト先です。懇切丁寧に指導する大学です~  作者: ノーパクリ・ノーオマージュ
1限目  やどかり祭実行委員会 ~ やりがいのある仕事です! 未経験者大歓迎m9(^Д^) ~
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13 常識(ローカルルール)

「クアッー!」「強いな、これ!」


 明らかにビールとはレベルの違うアルコールの強さが喉と胃に来た。

 ドリンクというよりどこか薬品じみた味だが、うまいかこれ?


「ほら、細谷」

 しかし、先輩方は容赦ない。

 俺は促されるままに盃を差し出し、そこにおかわりが注がれる。


「早く空けろよ」

 隣のダサメンが調子に乗ったことを言ってくる。


「は? 何言ってんだ?」

 まるで意味がわからんぞ? ふざけるなよと怒りの目線を返すも、


「さっきの粗相分があるだろう」

 ダサメンは、そんなこともわからんのかとばかりに鼻で笑った。


「おお、そうだった」「忘れるところだったな」

 ダサメンに対する殺意の波動が目覚めるも、なぜか先輩方までダサメンに加勢してくる始末。


「ちょっと待ってください! 粗相分って何ですか!?」

 このままではマズい! 俺は必死に食い下がる。


「「粗相をしたら飲む。常識だろう?」」

「まったくです」

 だというのに、当然のようにハモって答える先輩二人と追随するダサメン。


「そんな常識知りませんよ!」

 掌を突き出し、即座にノーと俺は首を振る。


 そんな俺を見て、先輩方はキョトンと不思議そうに顔を突き合わせる。


「やれやれ、これだから戦場のルールも知らないお子様は。お前こそ隣で訓練を積んでから出

直した方がいいんじゃないのか?」

 先刻のお返しとばかりにダサメンはやれやれと首を振ってくる。


「アアン!? そんなルール知るか!」


「全国共通ルールも知らんとは……どこのド田舎から出てきたんだ山猿君?」

 胸倉を掴むも、ダサメンは余裕たっぷりの呆れ顔。


 なんだ? どういうことだ? 

 先輩方の様子といい、俺が間違っているというのか?


 粗相をしたら飲む。

 確かに、確かに聞いたことはある気もしなくもないが、そんなこと言ったらそもそも大学ピー年の俺達が酒を飲むのは。

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