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「まあ、細かい仕組みは中で聞け」
ルーナはそう言って、建物の扉を開けた。
中に入ると、受付カウンターや依頼書が貼られた掲示板が目に入る。
酒場のような場所もあり、冒険者たちが談笑していた。
まさに、俺が想像していた冒険者組合そのものだった。
「おお……」
「ぼーっとしてんじゃねぇ。まずは登録だ」
「あ、はい!」
俺はルーナの後について受付へ向かった。
これで、ようやく冒険者としての第一歩を踏み出せる。
登録を済ませたあと、ルーナは掲示板の前へ俺を連れていった。
そこには様々な依頼書が貼られている。
「最初は簡単な依頼からだな」
「どんな依頼ですか?」
「とりあえず、ゴブリン討伐だな」
ルーナが一枚の依頼書を指差した。
そこにはゴブリンの絵と、討伐数や報酬などが書かれている。
「ゴブリン……」
「弱い魔物だが、油断はするな。群れで行動することもある」
「分かりました」
「今回は俺様も一緒に行く。まずは魔物と戦うこと、素材を持ち帰ること。それから依頼の報酬を受け取るところまでやってみろ」
「はい!」
いよいよ、実際に魔物と戦うことになる。
少し怖い。
でも、いつまでもルーナに頼っているわけにはいかない。
俺は腰に装備した短剣に触れた。




