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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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少し贅沢してお嬢様成分を補給するJKトリオ、渋谷の怪しい武器屋で新武器を購入、転移先は?

お金は貯め込んじゃダメです。贅沢でお嬢様成分を補給するのです。

桜「ふう、なんだか今回の転移は疲れたなあ。」


翼「今日は土曜日だから家に帰れる。しっかりリチャージしよう。」


紬「官能と暴力の世界だったから、うちらも柄が悪くなっちゃったね。」


桜「ホントだよ。お嬢様感がゼロだった。」


翼「風俗と水商売のコングロマリットだなんて、フェミニストに怒られる。」


紬「あの時代にはいなかったけどな。」


桜「いや、いたんだよ。元祖フェミニスト。メアリ・シェリーのお母さん、メアリ・ウォルストンクラフト。」



女神「よお、今回も活きのいい活躍ぶり、楽しませてもらったぞ。ほれ、全員に褒美のアンブローシアカステラだ。夜に食べろ。」


桜「いつもありがとうございます。大人の女っぷりが上がって荒くれ者相手でもビビることがなくなりました。」


翼「それで失ったものもあるような気もしますが、どうせ先の人生で失うことになるので、先取りしても問題はありません。」


紬「見た目は少女、中身は熟女。」


桜「おい、熟女ではないだろ。」


紬「見た目は少女、中身は魔女。」


翼「魔女じゃねーし。」


女神「ふふふ、おまえら逞しくなってきて私はうれしいぞ。試練の女神だからな。」


桜「期待に応えられるよう頑張ります。」


女神「来週は20世紀後半のアメリカだ。トイレは水洗、レストランは安全、安心して行ってこい。」



桜「金策の必要はないね。1000ポンドの金貨が残ってる。」


翼「何をさせられるのかわからないけど、それだけあれば十分すぎておつりが来るよ。」


紬「それじゃあ明日からの平穏な日々をお上品に楽しみましょう。」


桜「お嬢様成分を補給しなくっちゃね。」



 ということで、一行はある日の放課後にホテルニューオータニのデザートビュッフェを訪れた。資金が余り気味なのだから女子高生にとって精一杯の贅沢を東京で楽しむくらいは許されるだろう。



挿絵(By みてみん)



桜「周りを見渡すとあきらかに金持ちばかり。」


翼「キョロキョロするなよ、桜。うちらだって港区のJKだ。気後れする必要はない。」


紬「ふふふ、お口の中が幸せでいっぱいだあ...」


桜「このあとさ、原宿へ行って服買おうぜ。」


翼「いいねえ。食い道楽の次は着道楽。」


紬「高くてもカジュアル系なら持ってても目立たない。」


桜「あ....」


翼「どうした、桜、フルーツの種でも飲み込んだか?」


桜「思い出した。きのう検索してて....これ!」


紬「え?遠隔スタンガン?」


翼「それ欲しい。」


桜「でしょ。絶対便利だよ。敵を無傷で制圧。トルコ製のワトーズっていうデバイスなんだ。」


紬「いくらするの?」


桜「渋谷の怪しい武器屋で35万円。」


翼「何それ?完全にペルソナ5の世界じゃん。」


紬「買おう。買って速攻でセーフハウスに持ち込めば大丈夫。」


桜「職質されたらアウトだから、店を出たらペロペロキャンディーを舐めながらセーフハウスまでキャッキャウフフで移動。」


翼「うちら....黒寄りのグレーに染まってきたね。」


桜「悪を蹴散らして正義を示すためだ。」


紬「制服で買いに行くわけにはいかないから、これから原宿で買う服を着て明日渋谷に集合ね。」


****************************************


女神「あいつら...ドラキュラを撃ち殺してから何かがはじけたな。」


青水「どうせ転移先でしか使わないんだ。問題ないだろ。」


翡翠「そうですね...たぶん。私も後で買いに行きます。」


青水「ええっ?翡翠もあれ欲しいの?」


翡翠「無傷で制圧には最適ですからね。」


************************************


桜「ふふふふ...」


紬「ひひひひ...」


翼「はーっはっはっっは!無事にゲットできたぜえっ!」



挿絵(By みてみん)



桜「これで準備は整った。」


翼「アメリカって言ってたよね?」


紬「資本主義の最前線。金さえあればパラダイスさ。」


桜「ミッションを片付けたらお土産を買おう。」


翼「やっぱティファニーは外せないかな。オープンハート。」


紬「物色しないで有名アイテムを決め打ちするのは良くないよ、翼さん。」


桜「うん、それは完全に観光客ムーブ。お嬢様はお買い物を楽しまないと。」



 翌日、セーフハウスに集まった3人は、お菓子、下着、ドラッグストア関係、武器を補充した。



女神「これから転移する先は12月1日のアメリカだ。つまり寒い。秋冬用の衣装で行くように。足りない場合は現地で買えば良いけどな。1980年だからそんなに変わらないだろう。では転移させるぞ。」


桜&翼&紬「オッケーでーす!」



挿絵(By みてみん)



桜「あからさまにニューヨークだ。」


翼「背後にセントラルパークがある。」


紬「1980年の12月、何があったのか検索してみよう。」




トルコ製のワイヤレス遠隔スタンガン「Wattozz」、強い味方になりそうです。

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