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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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137/165

反撃の狼煙だ、タマを潰せ、じゃなくて溶かせ、でも手加減はするよ

反撃です。コントル・アタックです。タマがなくなれば無力です。女だけの部隊にタマを溶かされるサムライ男。

翡翠「王女様!」


王女「翡翠さん?本体なの?」


翡翠「はい、緊急事態なので本体で顕現しました。」


王女「うれしい、こんなときにあなたに会えた!」


翡翠「王女様、気を強く持ってください。」


王女「ありがとう...でも...もうどうして良いか。」


翡翠「西郷さえなんとか捕捉できればまだ勝ち筋はあります。」


王女「敵の総帥ですよ。そんなの無理...たとえあなたでも...」


翡翠「私は残念ながら手を出すことはできません。でも一緒に考えることはできます。」


王女「敵は軍隊です。こちらは冒険者上がりの警備隊。勝てるはずはありません。」


翡翠「まずは敵を知ることが大事です。偵察で情報を得ることが必要なのです。エラさんに頼みましょう。彼女はサキュバスで夜行性です。暗闇でも夜目が利きますし、空も飛べます。敵の状況を調べてきてもらいましょう。」


王女「エラさん?存じ上げないわ。翡翠さんの友だちなの?」


翡翠「はい、とても。とても長い付き合いです。これからお願いに行ってきます。」



挿絵(By みてみん)



翡翠「エラさん!」


エラ「あら、翡翠じゃないの。ホントに久しぶりね。」


翡翠「お願いがあってきました。」


エラ「サツマ・クランのことかしら?」


翡翠「そうです。このままだと異世界が飲み込まれてしまいます。」


エラ「私も困っていたのよ。このお店にはミナルナもJK隊もいるから防衛は大丈夫なんだけど、国がサツマに飲み込まれてしまったらお店もやっていけなくなるわ。」


翡翠「独立を宣言したサツマ国、戦力がどのようなものなのか、夜間にひとっ飛びで調べてきてはいただけないでしょうか?」


エラ「そうね、夜行性で空が飛べるのは、今この王都で私だけだから、いいわ、今夜行ってくる。」


翡翠「ありがとうございます。エラさんが留守の間、このお店は私が何とかします。分身ガールズバンドで盛り上げますよ。」


エラ「あら、じゃあお願いね。行ってくるわね。」



メロ「あ、エラじゃない。何してるの?」


エラ「偵察よ。メロは?」



挿絵(By みてみん)



メロ「同じだよ。でも目的があるんだ。敵の弾薬庫を発見する。」


エラ「弾薬庫....そうか、弾を溶かす?」


メロ「ご明察。明日やるよ。突撃して弾丸を私が鉛のドロドロにしちゃう。」


エラ「すごいわね。良く考えついたわ。」


メロ「私じゃないけどね。ともかくタマさえ潰せば敵はもう役立たず。」


エラ「タマなし...ふふふ、やーね。タマ潰しのサキュバスってはまりすぎだわ。」


メロ「あの子たち、過酷なクエストをこなしてレベルがすごく上がったよ。敵がチンコ丸出しとか...」


エラ「ストップ!とかのあとは言っちゃダメよ。」


メロ「マンコ...」


エラ「あ....止めたのに!」


メロ「目立たないからいいの!それに最後はでっかいアワビが出て、倒すと倒した冒険者の姿、それも全裸で復活するといういやらしさ。」


エラ「うわあ、それ、こっちのメンタルが持たない。」


メロ「ねえ、見て、あそこの建物。異様に警備が厳重じゃない?」


エラ「ホントだ。ここに大事なものがありますよって言ってるようなもんだわ。」


メロ「どう見ても倉庫だよね。」


エラ「人が住む建物じゃないわね。」


メロ「ここで溶かしちゃうと、明日までに再生産されちゃうから...」


エラ「中を確認だけしたいわね。」


メロ「見張りが5人、全部ピュッとしちゃおう。」


エラ「そうね、サキュバスらしくピュッとしちゃいましょう。」



挿絵(By みてみん)



 ふたりは警備の兵5人をピュッとして果てさせ、倉庫の中を確認した。思った通り弾薬庫だった。かなりの量を保管している。だが、この倉庫なら空からのブレスですぐ燃やせるだろう。明日、エラたち王都の部隊と共同で挑めばさほど苦戦することはなさそうだ。



メロ「じゃあさ、明日、私たちは始まりの町から、エラたちは王都から同時に攻めよう。エラは空を飛んで先行して。私が弾薬庫を燃やすのを援護して欲しい。」


エラ「わかったわ。私たちが本隊より30分前にここで合流して弾薬庫を燃やす。本隊は南北から同時に攻め入る。」


メロ「敵はサツマ・クランと強制徴兵された平民兵。弾がなくなれば平民兵は無力なので抵抗できない。」


エラ「降伏を呼びかけましょう。サツマ・クランもできるだけ殺害せずに拘束したいわ。」


メロ「西郷さえ捕らえれば作戦終了だ。」


エラ「明日はミナルナとエミリーにも麻酔銃で参加してもらうわよ。」


メロ「楽しい祭りになりそう。」


エラ「そう言えば私たち、全員女じゃない。」


メロ「うわ、西郷が一番嫌がりそうな敗北。いい気味だ。」


エラ「タマを潰されて負けるマッチョ....」



***************************************


女神「はーっはっはっは!詰んだかと思った状況から一挙に反撃に転じたぞ。」


青水「メロとエラ、さすがに年季が入ってる。」


女神「翡翠はコンカフェで留守番か。ずっと主役だったのに残念だったな。」


青水「久しぶりに思い切りバンド活動ができるからいいじゃないか。店のキャストのミナルナも出撃みたいだし。そういえばエミリー、ちゃんと麻酔銃を持って行ってくれるんだろうな?」


女神「大規模戦闘と聞くとあいつはガトリングガンを持ち出すな。」


青水「ガトリング用の麻酔弾、翡翠に手配させよう。でないと大量殺人になる。」


***************************************



メロ「じゃあ、30分後に合流ね。」


桜「頼んだよ。この戦い、メロにかかってる。」


メロ「まっかせなさい。私とエラがタッグを組めば敵なしだよ。吸って吸って吐いて燃やして。」


翼「地獄絵図しか見えない。」



エラ「じゃあ、ミナルナ、エミリー、30分後にお願いね。」


ミナルナ「任せて!ピースメーカーに麻酔弾、しっかり仕事をさせてもらうわ。」


エミリー「実弾じゃないのでハチの巣にはできないが、硝煙の香りはたっぷり吸えるな。」



挿絵(By みてみん)



 戦闘が始まる30分前にエラとメロは的に気付かれることなく弾薬庫の上空で合流し、散開して降下しヴァイタルアブソーブで弾薬庫を警備する兵士を一気に無力化した。



エラ「昨日より人数が増えてたわね。もうお腹いっぱい。アイスブレスが漏れそう。」


メロ「はふう。私は思いきり出すわ、ファイアーブレス!」



 メロの灼熱のブレスで弾薬庫は倉庫ごと消し炭になった。



エラ「私、このままだと破裂しそうだからあちこち凍らせてくるわ。」


メロ「いってらっしゃーい。凍死させないでね。」


エラ「甘みを加味してシャーベットブレスにしておくわ。」



桜「時間ね。行くわよ。」


翼「たぶんこっち側は敵の配備が手薄だと思う。」


紬「きっとね。王都から攻撃に備えるでしょうから。」


桜「できれば西郷を捕縛したい。」


翼「やっぱ一番立派な建物が本陣かな。」


紬「あの侍オジさんならそうするね、きっと。お供を侍らせ采配なんか持って。」


桜「範囲デバフでおねんねさせる。」



エミリー「よし、時間だ。撃って撃って撃ちまくるぞ!」


ミナルナ「承知!」


エミリー「Hahaha, take this. It's a custom-made Gatling gun!」



挿絵(By みてみん)



 ミナルナとエミリーは王都警備隊を暫時国境付近に残し、3人で特攻を仕掛けた。敵部隊は約100人。だがエミリーの特注のガトリングガンとミナルナの超高速リロードの早撃ちによる麻酔弾の雨であっという間に無力化された。



エミリー「おい、麻酔だから耳は聞こえるな?おまえらは負けだ。徴兵された平民は解放する。サツマ・クランは拘束だ。」


ミナルナ「おとなしく指示に従ってね。今こっちに王都警備隊が来るから。」



いやあ、詰んでしまうところだったのに見事に反撃でカタルシス最高ですね。次回はついに西郷の最後か、サイゴーだけに。

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