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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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銃撃隊?弾がなければいいじゃん、その前に全裸のイヤな敵が...

これで詰みかと思いましたが、突破口が見つかったようです.でもその前にレベルアップ。

桜「どうする?始まりの町が孤立しちゃったよ。」


翼「王都だってどこにも出て行けない。」


紬「いや、ホントだよ。どうする?」


メロ「私は死んでも復活する不死身だからどうでも良いんだけどさ。」


桜「そういうことを言い出せば、私たちも死ぬ直前に強制転移が仕込まれてる。」


翼「だけどそれってゲームオーバーだからね。」


紬「せっかく買ったお家も消えちゃうかもしれないし。」


桜「西郷、ホントに腹立つな!」


翼「あいつら、戦争ごっこばかりしてるからダンジョン攻略してないよな?」


紬「どうだろ?LV1とかを鍛えてるかもよ。兵隊として使い物になるように。」


桜「ダンジョンで鉄砲を撃ちまくって弾切れになればいいのに。」


翼「あ、弾だ!弾って鉛でしょ。ちょっと待って …… 融点が327.46度。メロのブレスですぐドロドロに溶ける。」


紬「弾薬庫を襲って弾を溶かしてやろうか?」


メロ「私は夜行性で目が利くから、深夜に空から弾薬庫の位置を調べてくるよ。」


桜「はっはっは、突破口が見えてきた。」


翼「そうと決まればダンジョンが豊富にあるこの始まりの町で、サクっとレベル上げをして突撃に備えよう。」



受付嬢「いらっしゃいませ。こんなご時世ですが、クエストを受注なさいますか?」


桜「はい、強くなってあの西郷をぶっ飛ばしたいので。」


受付嬢「あらまあ。じゃあ、ちょっと強敵ですが、これなんかいかがです?ヌードレヴェナント。」


翼「は?ヌード?」


受付嬢「はい、冒険者に倒されるとその冒険者と同じ姿で復活します、全裸で。復活したら倒した冒険者の50%増のパラメーターになります。色は人間と違って、男性は緑、女性はピンクです。」


紬「やだ...股間に...その...」


受付嬢「はい、倒した冒険者と同じ形状のものが。」


桜「やります。女には耐えるべきときがあるのです。」


メロ「私は平気だよ。むしろ好物かな。」


翼「私、タンクなので目の前でブラブラされますが...耐えてみせます。一皮むけます。」


紬「私...メガネ外そうかな...」


桜「ふざけんな、紬!」


受付嬢「それではここにご署名を。登録料は3000ゴールドです。」



挿絵(By みてみん)



紬「うわ、ウジャウジャ出た。」


翼「なんで男女で分かれてるんだろう?」


桜「蘇ってみたら男女は折り合えないものだと気付いたとか。」


紬「ねえ、敵を目前にして言うことじゃないかもしれないけど...」


翼「なんだよ、早く言えよ。こっちは盾を構えてるんだ。」


紬「レヴェナントって蘇りし者だよね。だけどあいつらはもともと魔物で、倒されると倒した冒険者をコピーする。レヴェナントじゃないじゃん。」


桜「あー、面倒くさい!さっさとシールド張れ!翼はヘイト管理!」


翼&紬「ラジャー!」



 メロは緑から精気を吸ってピンクにブレスを吐き、弱体化した緑は桜が迅速に切り伏せた。範囲シールドが不要になると紬の範囲光魔法も敵の殲滅を助けた。多数の緑とピンクの全裸レヴェナントを倒し、3人はLV38に上がった。



桜「わあ、これは快感だ。」


翼「レベルアップのたびに滾るよね。」


紬「滾るってなんだかエロいからやめな。漲るにしろ。」


桜「どっちも似たようなもんだろ。」


翼「この先に私たちをコピーする魔物が出るんでしょ?」


桜「そうだろうね。」


翼「それはつまり、とどめを刺した人がコピーされる。」


紬「そうか、なるほど。コピーされたら困る人でとどめを刺さないのが大事ってことか。」


翼「そういうこと。メロがとどめを刺すと厄介なことになる。」


桜「なるほど、メロの強さは装備で強化されているわけじゃないからね。」


メロ「50%マシマシのブレスはたしかに困る。」


桜「うちらの中で全裸になると弱体化するのは...私と翼か。」


紬「たしかに。私は全裸になっても魔法を使えるからね。」


桜「なのでとどめを刺すのは私と翼。メロと紬は敵のHPを考えながら援護して。」


メロ&紬「了解!」



 最奥までにまだ何体かのピンクと緑が出たが、レベルアップした一行の敵ではなかった。3人はLV39になった。そして最奥。敵は4体いた。コピー前の姿はドドメ色のアワビのような姿。



挿絵(By みてみん)



翼「ねえ、あれ....」


桜「言うな、何も言うな、聞きたくない!」


メロ「あれっておまえらに付いてる...」


桜「やめろー!」


紬「メガネを外したからぼんやりとしか見えない。」


桜「さあ、左から順番に片付けるぞ。みんな、いいな?」



 手はず通り、左の個体は倒されてピンクの桜になった。武器を携行してないのでグーパンチしか攻撃方法がない...と思ったら、睡眠や麻痺や混乱を使ってきた。紬はロールを投げて治療し、範囲デバフ防御を張った。


桜「私がとどめを刺しちゃダメだな。難しいけど翼にとどめ役をまかせよう。」


翼「全裸のピンクの私が出てくるのか...いやだなあ。」


桜「贅沢言うな。全身ピンクだから乳首も見えないだろ。」


翼「そうか。それならいいや。」


紬「いいのか、まあ、いいと言うのなら。」



 手はず通りにピンクの全裸翼が現れ、全員の攻撃で倒された。方針が決まったので、残り2体も翼が倒し、ピンク全裸になってから全員総掛かりで倒した。3人はレベルアップしてLV42になった。ヌードレヴェナントは全裸だけあって何もドロップしなかった。



受付嬢「無事のご帰還、おめでとうございます。」


桜「うん、身体は無事だけど...」


翼「メンタルが...かなり削られました。」


紬「心を売ってレベルを買った、そんな感じです。」


受付嬢「それでも、大幅レベルアップ、おめでとうございます。お酒でも飲んでイヤなことは忘れてください。」


桜「ありがとう。宿でしこたま飲んでやります。」


メロ「私は偵察に出るよ。メンタルの消費はゼロだったからね。」


いやあ、ヌードレヴェナント、本当にイヤな敵でしたねえ。よくこんな設定を考えつくものです。はい、ぼくですが。晩飯の買物にでたときは、いったんゲームオーバーにして再スタートというストーリーも考えたほど詰んだ状態だったのですが、大学受験の理科の選択が物理だったせいで(なわけないだろ!)鉛の融点という突破口を思いつきました。

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