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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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134/165

港町で大ダコ退治、メロは夜の町でピュッとする、サツマ・クランはどこ?

湾岸の港町へやって来ました。ここは船で出かけるクエストしかありません。船長さん、お願いね。

桜「メロちゃんのアイテムボックスのおかげでリュウックを背負わなくて済んでる。」


翼「歩くのがとっても楽ちん。」


紬「これだけ歩けばたくさんご飯が食べられる。港町だから海鮮料理、楽しみだなあ。」



挿絵(By みてみん)



メロ「ギルドでクエストも受けられるよ。あそこはダンジョンの代わりに船で討伐に向かうの。」


桜「船で...負けたら海の藻屑...」


メロ「私は飛んで逃げるけど。」


翼「ひどい。」


メロ「海のクエストしかない町だから、道具屋に何か脱出アイテムが売ってたはず。買ったことないからよくわからないけど。」


桜「船はどうするの?チャーターするの?」


メロ「そうだよ。船長に直接交渉するの。料金は船によって違う。」


紬「私、イカよりタコが好きなんだ。」


桜「食べる前提でクエストを語るな。」



桜「こんにちは。王都からきた冒険者です。LV35で4人です。」


受付嬢「いらっしゃい。港町ギルドへようこそ。クエスト受注ですか?」


翼「はい、何かレベルに合った良いクエストはありますか?」


受付嬢「そうですね....大ダコかクラーケンがよろしいかと。得られるのはその身体です。冷凍にして他の町へ売ります。けっこうな高値が付くんですよ。」


紬「はいはーい!大ダコにします!」


受付嬢「ではここに署名してください。登録料は500ゴールドです。」


翼「この町にもお店はありますよね。」


受付嬢「もちろん。宿屋、道具屋、武器防具屋、魔法屋...それにチャーター船の受付ですね。」



店員「いらっしゃいませ。道具屋パキスタン港町店へようこそ。」


桜「ポーションとMP回復薬をそれぞれ50本、それから脱出用アイテムってあります?」


店員「毎度ありがとうございます。脱出用アイテム、ございます。海上から陸地へ一瞬で戻れるランドリターン、ひとつ1000ゴールドです。」


桜「とりあえず5つちょうだい。」



紬「ふっふっふ~、タコ刺しタコ刺し♩」


桜「おい、浮かれるな。相手はモンスターだぞ。」


メロ「海の魔物は火に弱い。私はたっぷり精気を吸って高熱ブレスを吐いてやるよ。」


翼「おお、メロ先輩、頼もしいっす。」


メロ「...先輩...生まれて初めて言われた。なんて甘美な響き。」


紬「燃えた部分はたこ焼きになってしまうのか。それも悪くない。」



桜「すみませーん、船のチャーターをお願いします。」


受付「お、クエストかい。船ならいろいろあるぜ。」


翼「大ダコ討伐なので堅牢な船で。」


受付「それならこれかな。今まで一度も沈んだことがない不沈艦だ。チャーター代は5000ゴールド。」


紬「けっこうするんですね。」


受付「最高級だからね。チャーター代の他に保険料が1割、合計5500ゴールドだ。」


桜「わかりました。それにします。」



 船長の巧みな操船で一行は大ダコの出現ポイントまで到着した。海面が泡立ち波が揺れ大ダコが8本の触手をうねらせながら出現した。



桜「出た!各自手はず通りに!」


翼「プロヴォーク!リジェネレート!」


メロ「ヴァイタルアブソーブ!」


紬「範囲物理シールド!」


桜「よし、食らえ!火炎斬り!」



挿絵(By みてみん)



 戦闘は15分で終了した。3人はLV36になった。船上には数多くのたこ焼き(中身だけ)が転がった。本体は船長がモリを撃ち込んで曳航することになった。



紬「うわー、醤油持ってくれば良かった。」


翼「異世界にないだろ、醤油。」


桜「マヨネーズもないぞ。」


紬「桜さん...たこ焼きにマヨネーズって...」


桜「私は好きなんだよ、それ。」



受付嬢「無事のご帰還、おめでとうございます。」


桜「大ダコの鑑定、お願いします。」


受付嬢「お待ちください ………… 出ました。2万ゴールドです。」



桜「報酬は今の私たちにとってたいしたことないけど、レベルアップはうれしいね。」


翼「久しぶりだからね。」



桜「ふう、王都から歩き詰めでそのまま大ダコ退治、さすがに疲れた。」


翼「宿屋へ行こう。」


メロ「私は種族が違うので個室にしてもらうよ。」


紬「メロちゃん、寝てるとき姿が変わるの?」


メロ「いや、サキュバスは基本的に夜行性だから寝ないんだよ。夜は精気を吸いに出かける。」


桜「この町の男性、ちょっと気の毒。」


メロ「そんなことないよ。ちょびっと吸いはウィンウィンなんだ。ピュッと吸うと男性はピュッと出した感じになって快感に崩れ落ちる。」


翼「......擬音が....」


紬「せっかくだから宿の料理屋で海鮮を楽しんでから夜のちょびっと吸いに出かけなよ。」


メロ「そうだね。私もお魚大好き。」



挿絵(By みてみん)



桜「サツマ・クランの姿が見えないわね。」


翼「あれだけの数がいたんだからこの小さな町だとすぐ目に付きそうだけど。」


紬「山に隠れ里を作ったのかな?」


桜「あの西郷がそんな殊勝なことをするわけがない。」


メロ「夜の徘徊がてら調べてくるよ。見つけたら少し多めに吸ってレベルダウンしてやる。」


紬「わお、威力偵察だ。」



たこ焼きとタコ刺し、たこ焼きは醤油じゃなかったか。タコ刺しに醤油がないと困る。それにしてもサツマ・クラン、メロに吸われてピュッとしちゃうのか。

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